1 勇者の俺は信長の家臣になりました
主人公を考えるの大変
俺はノブナガと一緒にノブナガの城に向かっていた。
「ノブナガお前は王なのか?」
俺はそうノブナガに聞いた。
「異国の言葉で言うならそうなるな」
そう言ってノブナガはじっと俺を見た。
「なら、俺はあんたの傘下に入ろう!」
俺はそう言って聖剣を片手にノブナガの城に向かった。
ーーー尾張の清洲城ーーー
俺はじっと城に入り信長と面と向かって話し始めた。
「なるほど、貴様は異世界から来たのか?」
ノブナガはそう俺に聞いた。
「ああ、この世界とは別の世界からな」
俺はじっとノブナガの住む世界の話を聞いた。
「今この国は百年近くの戦争が起きている!儂はそれを終わらせるためにこの国と世界を終わらせる!だから貴様に頼みがある!儂と共にこの国を変えないか?」
ノブナガはそう俺に言った。
「あんたが正義を目指すなら!あんたの手を取ろう!」
そう言って俺はノブナガの手を掴んだ。
「それで貴様の住む世界では銃を聞いた事はあるか?」
ノブナガはそう言って筒のような鉄の塊を俺に見せた。
「何だこれ?筒のような鉄の塊は?」
俺はそうノブナガに聞いた。
「火縄銃だ!」
そうノブナガは俺に言った。
「どうやって使うんだ?」
俺はそうノブナガに聞いた。
「うむ、使い方はな」
そう言ってノブナガは外に出た。
ーーー中庭ーーー
ノブナガは木の的に向けて火薬と鉄の塊を入れて縄に火を着けて発砲した。
パァアアアン!
「これが火縄銃だ!近い将来儂は弓矢が必要じゃなくなると考えている」
そうノブナガは言った。
「俺はそんなの使わなくてもこれがある!」
俺は片手を前に出した。
「何をする気だ?」
ノブナガはそう俺に聞いた。
「火!!」
ドゥウウウウン!
加減したのに威力が強すぎたみたいだ。
的は跡形もなく消し飛んだ。
俺はそれを見せてノブナガを見た。
「それが・・・貴様の世界での力か?」
ノブナガはそう俺に聞いた。
「ああ、最低火属性の魔法で火だ!」
俺はそう言って片手を握りながら話した。
「最低魔法か・・・」
ノブナガは自分の国の武器より強力な戦力ができて嬉しそうな顔をしていた。
「信長様!」
後ろから誰かが走って来た。
それは女だった。
「ノブナガあいつは?」
俺はそうノブナガに聞いた。
「ああ、あいつは木下秀吉。サルと呼んでいる」
そうノブナガは火縄銃を片手に持ちながら言った。
「ノブナガ様!新しく入った者はどこですか?」
サルはそう言って辺りを見ていた。
「そこにいる金髪が異世界から来た響鬼だ」
そうノブナガは俺の名前を略した。
「響鬼って俺か?」
俺はそうノブナガに聞いた。
「ああ、貴様にはぴったりな名前だろ?」
ノブナガはそう言って俺を見た。
「まぁ、悪くはないか」
そう言って俺は笑顔でノブナガに頷いた。
「あなたが新しく我がノブナガ様の家来になった者でござるか?」
黒髪にショートカットに緑色の服を着た少女は俺を見て言った。
「ああ、よろしくな!」
俺はそう言って片手を差し出した。
「こちらこそよろしくでござる!」
そう言って秀吉は俺の手を握った。
「おい!殿!」
後ろを見るとそこには長髪にポニーテールで赤い髪の女性が立っていた。
「可成!どうした?」
そうノブナガは可成を見た。
「あたしにはそいつが本当に強いのか信じられないだから戦わせてもらうわよ」
森可成はそう言って片手に槍を持ちながら構えた。
「俺は負けないぜ!あいつと同じ高みを目指すためにな!」
俺はアスタロトを片手に持ちながら言った。
「攻めるぜ!」
森可成はそう言って槍を連続で突いて来た。
俺はアスタロトで全て防ぎ片手に魔法力を注ぎ込んだ。
「旋風!!」
強力な旋風は森可成に直撃した。
俺はアスタロトを片手に持ちながらじっと森可成を見た。
「く、くく、ははははは!楽しかった!あんた最高だよ!」
そう言って森可成は俺の肩に手を置いて笑っていた。
ーーー平屋ーーー
俺はノブナガの手配で平屋を住む場所として俺は片手にアスタロトを持ちながら外に出て薪割りをし始めた。
「あの!」
後ろを振り向くとそこには小さな女の子が立っていた。
「どうしたんだい?」
俺は女の子に聞いた。
「あの、もしかして信長様の家臣の侍大将の響鬼様ですか?」
そう女の子は俺に聞いた。
「ああ、一応名前は響鬼だ!侍大将が何か知らないが」
俺はそう言って女の子を見た。
「私はあなたのお世話をする『みゆ』って言います!」
みゆはそう言って頭を下げた。
「そうか、ならよろしくな」
そう俺は薪割りを始めた。
小さな少女と暮らし始める。
あまりいい気はしないな。
ここから俺の生活が始まった。
次回はまだ未定




