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地獄ってこんな事するんだっけ?まずくない?

やっぱりスマホからだとちょっとしたミスで文章消えますね。パソコンからにしようかしら。(1000文字くらい消えた)

ボーイズラブな展開にする予定はなかったのですが、うっかりそのような展開になりました。ご注意下さい。

苦手な方は飛ばして頂いても良いかもしれません。

転生を行うにはまた別の部屋になるらしいので長藤さんに案内してもらう。どうやら体感型のVRがある部屋とはまた違う仕様になっているので、別の部屋にしないと転生の手続きが上手く行かないそうだ。その辺りはここに来たばかりの自分がとやかく言えるような立場ではないので大人しく後に続く。長藤さんが部屋の扉を開けて、『どうぞ』と中へ入るように促すので先に入ると魔方陣と沢山のモニターやパソコンなどが置いてあり、とても違和感のある物同士が部屋に鎮座してしる。



「あ、あの、この部屋は…?」


『ここから異世界へと直接送り出す為の装置と魔方陣です。魔方陣の部分だけはアナログですがこの方が失敗しないのだそうですよ。』



かなりミスマッチに見えるがこれも地獄の皆さんによる最善の考えなのだろう。転生先に行くときはもしかするとこの魔方陣の上に乗るのかもしれないし。落ち着かない様子で周りを見回していると、長藤さんが『こちらへ』と手招きしている。部屋の一角にある一枚の扉の前に立つと長藤さんが申し訳なさそうに説明してくれた。



『ご説明の際に申し上げておくべきでしたね…。転生先にいく前に最終調整をするのですが、結構これで行くのが延期されてしまう事があります、その、構いませんか?』


「そう言われても、しなくてはならないんですよね?」


『はい…。』


「なら仕方ないです。長藤さんを困らせたくないですし」


『判りました、では中へどうぞ。』



案内された部屋には先程のVR機器のチェアに似ているが少し違う感じがするものが中央に置かれていた。やはりマッサージチェアに似ているが用途は違うみたいだ。診察台のようなチェアに乗ってみると、外にいる長藤さんがモニターをしているのか声が聞こえた。



『友井さん、座りましたか?』


「あっはい、座りました。」


『では背もたれの横辺りにばんざいの形で手を置いてくれますか?』


「こうですか?」



チェアに座ったまま言われた通りに両腕を挙げてみるとカシャカシャと音がしてばんざいの形に腕を挙げたまま金属の枷で固定されてしまった。嫌な予感がしたのでその拘束から逃れようとしてもびくともしない。どう言うことなのか判らずに混乱して上手く動けずにいると今度は足首と太ももに枷がつけられた。チェアの下から伸びるアームが亡者として着ていた着物の帯を外してはだけてしまった状態なのでその隙に枷がついたのだろう。太ももについた枷は両足を持ち上げていき、Mの字になるように足を開かせた。亡者としての着物を着ているので足を開くとどうしてもそれがはだけてしまい、股間が丸出しになってしまう。下着はつけているのだが、モニターする為のカメラから見られているのも判っているので恥ずかしい事この上ない。この恥ずかしさから逃げ出したいのだが、手足を拘束している枷はびくともしない。一体この部屋は何をするためのものなのだろうか。モニターをしているのでカメラは幾つかあるのだと思うがどれがカメラなのか判らなかった。カメラの位置を探しているうちに、頬に緩やかな風が当たる。空調らしきものでも使っているのだろうか、空気がどこからか送られている事に気付いた。色がついている訳ではないのでどう言う風に送られているのかは判らないがゆるゆると風が流れているのが判る。ぼんやりとそうして考えを巡らせていると体温が上がって来ていることに気付く。普通ならば空調が効いてきているのであれば涼しくなるのかと思うが、そうではないらしい。体温が上がるのに平行して枷のはめられた腕や足から力が抜けてゆくのが判る。靄がかかっているかのように頭がぼんやりする。モニターで見ているのは長藤さんだけなのだろうか、他の人も見ているとしたら。今更ながら余計に羞恥で体温が上がる。足元からアームが伸びて、固定されてしまった状態なので脱がせられないせいか、下着をハサミで切って外すと、足を開いているので下半身を隠すことも出来ない。見られているのを実感すると余計に羞恥で体温が上がる。体温が上がるだけではなく、こんな状況にいるのに、勃ち始めていたので羞恥心でいっぱいだ。体を固定されてどのくらい経つのか、だんだんと力が抜けて行く。モニターをしている長藤さんの声が妙に遠くに聞こえる。



『暫くそこでお待ち下さい。』



顔にかかる緩い風が止まっている事に気が付いたのはどのくらいしてからかは判らない。考える事をどこか別の場所にやってしまったので、別の事に気付く。どこからかは判らないが、バニラのような甘い香りがしている。お菓子がある訳ではないので何故そんな香りがするかは判らなかった。部屋の扉が開く音がして人が入って来る。扉から入って来たのは長藤さんだ。部屋に入りチェアのすぐ横に立つとペットボトルらしきものを持って声をかけてきた。



『友井さん、話は出来そうですか?』


「…は、はい。」


『これを飲んでもらえますか?』



持っていたペットボトルを口元に近付けると口の中に水が入って来る。少しずつ飲んでいくのをすぐ横で長藤さんが確認するように見つめている。半分ほど飲み終わると、ペットボトルの蓋を閉じてこちらを見つめてくる。手足に力が入らない。じっと見つめる長藤さんが顔を覗き込んでくる。頬に片手を当てて向きを変えさせると、耳元で小さく目を閉じて、と言われたので言われた通りに目を閉じた。水を飲むために半分ほど開いた口に唇を合わせて口付けをされた。そこからは、正直あまり覚えていない。キスが上手かったと言うのだけは覚えている。



次回はまた別の人からの視点にするかもしれません。本物の長藤さんがやっている訳ではないので毘舎慈さん攻めすぎじゃないですかね…。




毘舎慈(びしゃじ)

長藤さんと入れ替わることで主人公にやりたい放題している神様。好みだったので勝手にエロい事をし始めた。




6話はムーンライトノベルズにあります。

なお、R18でBLですので読まなくても大丈夫なように

話は書いておきますので飛ばしても問題ないです。

https://novel18.syosetu.com/n0998fo/

(スマホからだとリンクにならないのでコピペ用に置いておきます。)

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