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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

エロ魔王VSエロ魔王

作者: 嘘乃成木

出来心と息抜きに書いてみました。


しょうもなさ1000%です。

マジLOVEじゃないけど1000%です。



今のうちに謝っときます。

ごめんなさい。

「お前が俺と同じ名である存在か──」


 紅眼の男が頷く。


「そうだ。この世に俺とお前しか居ない、エロ魔王だ」


「不思議に思わないか?」


「何がだ?」


 蒼眼の男が威張るようにその答えを言う。


「なぜ2人なのか………だ。」


「それは──」


「そうだ。今お前が思った通りだろう」


「尻派と胸派だろうな」


「てことは──」


「「お前は胸(尻)派で俺の──」」


 2人の視線が交差する。


「「敵だ!」」


 声と同時に2人は駆けた。

 2人の距離はみるみるうちに縮まっていく。

 距離が後一歩ずつ前に出ればゼロになる時、

 紅眼は下からすくいあげる上げるように。

 蒼眼は上から叩きつけるように。

 二人共拳を放つ。

 拳と拳がぶつかり合い辺りを衝撃波が襲い、ビルが倒れていく。

 しかし、そんな事は気にもせず、拳がぶつかった反動を利用しお互いが半回転したまま裏拳を放つ。

 紅眼は、否、蒼眼も、お互い相手の手は読み尽くしている。

 ある種の信頼関係と言えるかもしれない。


 それ故に、裏拳を裏拳で弾き合う。

 紅眼が右足で蹴りを放とうものなら蒼眼が蹴りが来るであろう位置に左手を置いている。

 その間にも蒼眼も右足で蹴りを放っている。

 しかし、紅眼もそれを回避する。



 もし、この戦いを第三者──他の人が見ていた場合。

 舞。もしくは踊っている。と、表現したであろう。


 そう思ってしまうほど2人が踊る、″死の舞踏″は美しかった。



 しかし、その戦いも終わりは来る。

 時間にして76時間26分。3日を超える時間、2人は戦い続けていた。


「はぁ……はぁ…………はぁ」


「ぜー…………ぜー」


 2人は分かっていた。

 次で最後だと──。


 2人が睨み合う。

 2人の間に秒速5センチでヒラヒラと桜が落ちる。

 桜が地に付いた。その瞬間──


「シっ!!!!!!」


「はぁあああああ!!!!」


 2人は駆けた。

 お互いが今持てる力全てを使い目の前の敵を倒すために……。


 ドゴォォォォォォォン!!!!!!


 辺りを衝撃波と爆音、砂が満たす。


 どれほど経っただろうか…砂嵐が去り視界がクリアになった。

 そこには蒼眼がアイアンクローで紅眼の頭を掴んでいた。


「これでしめぇだ」


「…………ごフッ!…………みたいだな」


「最後だ。言い残す事は?」


「俺は…………尻派だ。馬鹿野郎」


「生まれ変わって胸派になってこい。あほんだら」





 ──────────




 こうして、胸派と尻派の戦いは終わった…………。



 だが、これは戦いのほんの1部でしかない。


 今日もどこかで戦いは起こっているのだ。


 しかし今回は胸派が勝った──それだけのはなしである。


貴方はどっち派!?




あ、別の物語も書いているのでそちらもぜひ

そちらは長編の異世界物になります。

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