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僕が好きになったのは幽霊の彼女  作者: 小石川弥生
8/14

決心

泣いて泣いて そして泣くのを止めた。

僕が泣いても彩乃さんが辛くなるだけ......だったら 意識が戻る方法を探すべきだ!

少しだけ 自分を慰め 誓った。

彩乃さんの意識を取り戻す それが僕に出来ること


家に戻って、資料を集めた。

ネットで検索すると 僕と同じ状況の人がたくさんいる事にも 何故か救われた。この人たちのように僕も 諦めず がんばらなきゃと......


残酷にも月日だけが流れていく そんな ある日

本屋さんの帰り道 一匹の子犬と出会う

何故か 僕の後を着いてくる

可愛いけど 今はお前に かまってる暇がないんだ。ごめんな......他に優しい人見つけてくれ

そう思いながら 振り切ろうとしても パンツの裾を噛んで離さない......

しょうがないな......そっと抱き上げて......「くるか」って言うと ワンワン言いながらしっぽを振って ペロペロと顔を舐めて喜んだ。


家に着いてからも 僕の側から離れない。久しぶりに 心が癒された気がする......

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