表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界ゲーマーズ  作者: 八神 海月
第3章 フェザーサント編
9/14

第3章episode2 プリズム・アイリス・タキオン


アツト達は首都から馬車にのり3日ほどでマーシャ村に到着した。

「見た所田舎町っぽいな。」

アツトは言った。

マーシャ村は人口500人程の小さな村で村長を中心にして村をまとめているらしい。

とりあえずアツト達は村長の居場所を聞いてみることにした。

村の人たちが言うには村長に会うために、村長の娘に会わなければならないらしい。

アツト達はその娘に会いに村長のいる家に訪ねに行った。

「すいませーん。村長さんに話があり訪ねに来ましたー。」

アツトがそう言うと中から双剣を装備したアツト達と同じくらいの少女が出てきた。

「うちのおじいちゃんに何か用?」

少女がそう言うとアツトは

「少し村長さんにお尋ねしたいことがあってさ。お会いしてもいいかな?」

アツトがそう言うと少女は少し考えたあとこう言った。

「この村のルールでさ、村の住人以外が来た時は私と戦って勝ったら会うことができるって事にしてるんだよね〜」

少女がそう言うとアツトは少し考え返答した。

「いいよ!やろうか。」

アツトは少女に笑顔でそう言った。

アオイもアツトの戦闘好きにやれやれというような顔をしながら村の中心部にある広場へ向かった。

「ここで戦うのか。結構広いんだな」

アツトは広場の大きさに驚いていた。

村の広場は半径20メートルほどの円型フィールドで周りには木で作られた観客席があった。

「ほら!はやくはやく〜!」

アツト達がフィールドを見てる間に少女は先にフィールドで準備をしていた。

「ああ!ごめんごめん!てかルールはどうするんだ?本物の武器ではできないし。」

アツトがそう言うと少女は笑顔でこう言った。

「せっかくどっちも剣士なんだし本物の武器でやろうよ!あ、でも魔法は禁止ね!自分たちの持つ剣で戦おう。勝ち負けの決め方なんだけど、お尻が地面についたり場外に出たら負けね!」

少女が簡単なルール説明をしたあと両者がそれぞれ剣を構えた。

「あ、そうだ!まだ名前を名乗ってなかったね!私の名前はアヤメ、双剣使いだよ。よろしく!」

少女がそう言うとアツトも自己紹介をした。

「俺の名前はアツト!片手剣使いで冒険者をしている。こちらこそよろしく!」

アツトが自己紹介を終えるとアヤメはにっこりと笑い言った。

「それじゃあアツト行くよ〜!戦闘開始!」

アヤメがそう言うと2つの剣を持ち勢いよくアツトに襲いかかった。

アツトも片手剣でアヤメの攻撃をガードしたが、やはり剣2本に対して片手剣はかなり厳しかった。

アヤメの勢いに押されたアツトだったがアヤメの一瞬の隙を突きアヤメは体勢を崩した。

「よし!今度はこっちの番だ!稲妻斬り!!」

アツトがそう言うと片手剣に雷が集まりアヤメに斬りかかった。

ものすごい爆音が響き渡った。

「まじかよ…」

アツトは砂煙が晴れ目の前に立つアヤメに驚いた。

なんとアヤメはアツトの稲妻斬りを完全に防いでいた。

これにはアオイもおもわず驚いてしまっていた。

「どう?なかなかやるでしょ!じゃあ次は私の番だね!」

そう言うとアヤメは剣を構え呟いた。

「プリズム・アイリス・タキオン」

そう言うとアヤメの剣が虹色に輝き出し凄まじいエネルギーを放ち始めた。

「これで決めるよアツト!」

そういうとアヤメはアツトに襲いかかった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ