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ソウテイ掻痒

「その奥で今すぐ服を脱げッ、今すぐにだ。」


目的が分かって少しガッカリした。


なんだ、ただの強姦目的か。面白くもない。


「残念だけれど、君の期待に沿うことはできないよ。」


そう言い終わる前に、私は男の鳩尾に膝を叩き込んだ後、


延髄に打撃を与え男を昏倒させた。


胸ポケットには薬の在庫が在ったけども


使わなかった。単純に勿体ないからだよ。結構値が張るからね。


携帯端末を手に取って輸送係の人に電話をかける。


「はい、どうも先週は。いえいえ、今日はですね十代後半の男を一人、

 いつもの事務所にお願いします。

 場所は今そちらに送りました。それでは。」


私はその小路を後にした。


あの男はこの事を、一生悔いることになるだろう。


もっとも、その一生もあと何日有るかは、私の気分次第だけれど。


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