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ヨウハイ見識

三十分程四人で談笑した後、


珍しく全荘戦をやってみる事になった。


久しぶりに西場・北場なんて打ってみたけれど、


意外に楽しかった。


西家で西を鳴いて二翻なんて事そうそう体験できないからね。


そうこうしている内に雀荘の壁時計が五時を告げた。


Kは腕時計に少し目をやると、おもむろに立ち上がった。


それと同時にカナとミサキも席を立つ。


「おう、分かってたとは思うが、

 仕事の予定が入ってるからここらへんで失礼するぜ」


「こちらこそ。良い時間を過ごせたよ」


「お前はこの後どうする?時間は余ってるし、

 もうちょっと打ってくか?」


「いや、遠慮しておく。この後は適当に夕飯でも食べて帰るよ」


「そうか、今回の仕事が終了したら予定の額を入れとくから。

 それとも先払いの方が良いか?何なら今日でもいいぜ」


「そんなに気を使わなくても構わないよ。

 いつもの事だし、いつもの仕事だ。

 君の仕事の確かさは、仲間内でも折り紙付きだよ」


「そう言われると若干照れるな。

 まぁ、その期待を裏切らないように

 精々頑張ってくるぜ」


そう言ってK達三人は出ていった。そして私も店を後にした。


ご意見・ご感想お待ちしております。

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