表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/12

ヨウハイ見識

三十分程四人で談笑した後、


珍しく全荘戦をやってみる事になった。


久しぶりに西場・北場なんて打ってみたけれど、


意外に楽しかった。


西家で西を鳴いて二翻なんて事そうそう体験できないからね。


そうこうしている内に雀荘の壁時計が五時を告げた。


Kは腕時計に少し目をやると、おもむろに立ち上がった。


それと同時にカナとミサキも席を立つ。


「おう、分かってたとは思うが、

 仕事の予定が入ってるからここらへんで失礼するぜ」


「こちらこそ。良い時間を過ごせたよ」


「お前はこの後どうする?時間は余ってるし、

 もうちょっと打ってくか?」


「いや、遠慮しておく。この後は適当に夕飯でも食べて帰るよ」


「そうか、今回の仕事が終了したら予定の額を入れとくから。

 それとも先払いの方が良いか?何なら今日でもいいぜ」


「そんなに気を使わなくても構わないよ。

 いつもの事だし、いつもの仕事だ。

 君の仕事の確かさは、仲間内でも折り紙付きだよ」


「そう言われると若干照れるな。

 まぁ、その期待を裏切らないように

 精々頑張ってくるぜ」


そう言ってK達三人は出ていった。そして私も店を後にした。


ご意見・ご感想お待ちしております。

わからない用語があったら、

コメント欄にてお尋ね下さい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ