俺用! ~超簡単プロット製作方(笑)~
《※初心者向け》
可能な限り要点を絞ってみたプロット製作方です。
完全に自分用ですが、折角なので纏めてみました。
深夜に執筆したので大分適当ですが、自分で理解出来る分には問題無いので特に修正するつもりもありません。
アイデアだけが浮かび、具体的な構成を練るのが苦手な方にお勧めします。
※注意Ⅰ 小説の書き方じゃないよ!! あくまでプロットの作り方だよ!
注意Ⅱ 本格的なプロットじゃないよ! ただ作者はこんな感じで作ってるだけだ よ! アドバイスは受け付けますが、文句は受け付けません!
注意Ⅲ プロットとは下書きのことです! 今更ですが、下書きなのです!
◇
~前段階として~
・当たり前ですが、小説のアイデアがある程度練れている事。
・思いついたアイデアは、一先ずあらすじを書いてみましょう。
・あらすじと言っても、本格的でなくても結構です。本の背表紙に書いてあるような感 じで。
・アイデアが止まらない方は複数作っちゃいましょう。今は書く気がなくても、気がつ いたら「今浮かんだアイデアは、昔作成したこのアイデアと繋がるかも!」みたいに 後々助かる事があるからです。
・プロットを作る前に、まずはどういった作品を作るか、事前に作成したあらすじを見 て決めましょう。
・設定は漠然としたもので良いですが、ジャンルくらいは決めておいて下さい。
・設定を書くためのスペース、或いはページを別に作っておいてください。
~手順①~
メインフラグを作ります。
まずは、簡単に物語の展開を脳内で思い浮かべます。
そしてその中でも、絶対に外してはならない場面を箇条書きします。
私の好きな成り上がり系で行きますと、例えば……
・好敵手の登場
・強くなることを決意
・ヒロインと結ばれる
・戦い方の確立
と、このように。
ちなみに、実際はもっと数が多くなくてはいけません。これだけでは物語としても不足でしょう。
最低でも十個は欲しいですね。そこら辺は設定を考えて細かく書きましょう。
ファンタジーで簡単な例を挙げるとすれば、魔力の覚醒とか、属性の発覚とか、そんな感じです。
ただ、見ての通りこのメインフラグとは酷く漠然としたものです。でも今はこれでOK。
下手に細かくすると矛盾が生じますので、本当にこのくらいでOKです。
次に、それらを時系列順にに並べましょう。
①強くなることを決意
②戦い方の確立
③好敵手の登場
④ヒロインと結ばれる
こんな感じです。
簡単ですね!
~手順②~
サブフラグを作ります。
その名の通り、メインの一つ下のフラグです。
これについては一つだけ注意する事がありまして、絶対に時系列順に作りましょう。
後から先から、と飛ばし飛ばしに書いてしまいますと矛盾点が生じたりします。
既に書きましたが、手順①でのメインフラグはそもそも矛盾点が生じないくらい漠然と書いて下さい。
また、設定はこの手順と平行して作成するようにして下さい。
では、例として先程の続きで作ってみますと……
主人公は落ちこぼれ。
目の前で騎士に助けられて、憧れる。
①強くなることを決意
凄く強い幼馴染に訓練してもらう。
偶々使った銃が、凄くしっくりきた。
②戦い方の確立
銃使いが少ない中、自分よりも遥かに優れた銃使いに出会う。
③好敵手の登場
決して諦めないその精神が、幼馴染を魅了する。
訓練の師匠でもあった幼馴染から告白される。
④ヒロインと結ばれる
愛の力で好敵手撃破。
こんな感じです。
サブフラグとは、このようにメインフラグとメインフラグの間を繋ぐものなのです。
物凄く適当に書いてますが、こんな感じだと感覚的に捉えてくれれば幸いですね。
実際はもっと細かく書きましょう。
愛の力で好敵手撃破とか絶対駄目です。
~手順③~
サイドストーリーを作りましょう。
こちらは、なるべく早めに完結させたい人は無視しても構いません。
サイドストーリーとは、簡単に言えばストーリー全体には全く差し支えない物語の事です。
但し、だらだらした内容を入れては駄目です。
この話は入れたら面白い、物語がより活きるといった内容のものを入れましょう。
分かりやすく言えば、ソードアートオンラインの過去編とかそんな感じです。
アニメで見たあなたには、ヒロインがシリカとかリズだった時の話と言っておきましょう。
あれらって、見ている分には面白いですけど別に無くても物語に支障はありませんよね。
サイドストーリーは、まず上記二つの手順を踏まえて作成されたプロットとは少し遠い所に作ります。
まずは思いついたタイトル、そして内容を記します。
サイドストーリーは上記二つは全く無視して、兎に角思いついたアイデアをひたすら書いてください。
例にすると、こんな感じ。
【合宿】
いつもの五人組で海で合宿をする事に。
海で泳ぎの競争開始。銃使いの好敵手が何故かここでも張り合う。
師匠兼幼馴染が負けそうになったからと海を走る。そのデタラメさに全員唖然。
幼馴染のあの水面を走る移動手段があれば行動範囲が広まると考えた主人公。
夜遅く、幼馴染は主人公が海でなんかよくわからんことやってるのを見つける。
海面走法のやり方を幼馴染から教わる。少しだけなら走れるようになる。
……と、まあこれだけ書ければ十分です。
後はこのタイトル部分を、上記二つの手順で作成されたプロットの中に埋め込んで下さい。
勿論時系列はきちんと確認しましょう。
主人公は落ちこぼれ。
目の前で騎士に助けられて、憧れる。
①強くなることを決意
凄く強い幼馴染に訓練してもらう。
偶々使った銃が、凄くしっくりきた。
②戦い方の確立
銃使いが少ない中、自分よりも遥かに優れた銃使いに出会う。
③好敵手の登場
【合宿】
決して諦めないその精神が、幼馴染を魅了する。
訓練の師匠でもあった幼馴染から告白される。
④ヒロインと結ばれる
愛の力で好敵手撃破。
こんなふうに。
ここで、最後の最後に今後にも活かせる設定が出ましたね。
こういった設定は、きちんと忘れずにプロットとは別に作った設定集に書いておいてください。
この場合は『海面を走れる』とかこういった感じに。
◇
これで終了です。
たったこれだけで終了ですが、恐らく最後まで仕上げるとなるとそれなりに時間を費やします。
設定、世界観を練る事は決して忘れないように。
時系列順に設定を少しずつ追加すると、完結まで書けば見事に設定集も完成している筈です。
では、これを参考にプロットを作ってくれれば幸いです。
ちなみに私も小説を執筆してます。
よければ見てくださいね(笑)
え、なに? 宣伝したかっただけだろ?
うるさい黙れヽ(*´∀`)ノ
お互い頑張りましょう。