品が無い
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
私も人を貶す人と対して変わらないですね。
気を付けないと、駄目ですね。
彼奴と共に街を歩いていた時のこと、数人の女が大声で話していた。ゲラゲラと笑い、大声で痴情の縺れを話す。途中で誘われる様に避難したラーメン屋も似たようなものだった。数人の男が大声で女の好みを話している。
気が擦れる。大きな溜息を吐きたくなった。其れを見越してか、彼奴は店を出ると同時に静かに語り掛ける。
「神社、行こうか。公園も併殺されてるから静かだよ」
訪れた社は人が少なく、鳥の囀り風の音がする静かな場所だった。彼奴と俺は早速社に手を合わせ、それから公園のベンチに腰掛ける。
「美男美女が大好きなんだけど、あぁ、だから君の事も大好きなんだけど。でもまぁ、あんな大声で歌ったり、笑ったり、陰口を叩くのはちょっと勘弁して欲しいかな……。
歳とってもああやって騒ぐのかな……。だったら私……」
そう言いかけて、ハッとした様に口を真一文字に引き結ぶ。それからまた恐る恐る口を開く。
「……ごめんね。こんな話。私も品が無かったね。お友達、見習わなきゃね」
どうやら本日すれ違った男女の話をしているらしい。滅多な事では悪口を言わない彼奴だからこそ、それだけ参ってしまったと言うこと。だから俺はなにも言わずに少しだけ凭れかかった。
「……品がある奴でも、愚痴や悪口くらい言うさ」
すると目を大きく見開いて、少し考えた様に視線を逸らした。それから納得した様にまた笑う。
「んーと、聞いて欲しい事があるんだ。私のお友達についてなんだけど、その子は品があって、基本的に愚痴も悪口も言わないの。勿論、他人を貶める事も。でも時折毒を吐く。
だから、完璧じゃなくて良いんだなって、ちょっと思った。でも、気を付けるよ」
街中で大声で騒ぐ人、貶す人、ネット上で名指しで示して貶める人、そういう人を見る度に、『品がない』と思ってしまう。でも……本当に品がある人はこんな事もきっと思わないんだろうな。
「……私も品が無いね。気を付けないと」
生まれ持った顏を変えるのはほぼ不可能に近い。だからせめて、内面だけでも真っ当にならないと。
以下何でも許せる方向け。
個人の意見飛び交います。私の発言が許せる方のみ宜しくお願いします。
初めて味噌バターラーメンなるものを食べたんです。
味噌特有の絡みがバターでマイルドになって、目を閉じました。何でこんなに美味いのか( '-' )
(美味しいものを食べると、基本的に目を閉ざす人)
んでもって、鼻息立てながら匂い嗅ぎました。
周りの声を鼻息で黙らせる奴ってなんなのか( '-' )
と、ちょっと反省してます。
街中でも店内でも、会話内容が分かるくらい大声で話す方、人の間違いをネットに投げて笑いものにする方、いるじゃないですか。
けれども、私も小説でみだりにネタにしているので、同じ穴の狢です。全くもって品がない。
本当に品がある方は、そんな事しないし、思わないんだろうな。と思って出来た話。
実際、お友達は自分に無害な方を決して嗤わないんです。これからを気を使います( '-' )
だから、神社仏閣通いを続けているうちは、小説のネタ以外ではしたくないですね。
それはそれとして、お賽銭投げるのは止めて戴きたい( '-' ) 心からの私のお願い。
獣を人間にするのが、宗教と倫理の本質だと思いますので。