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EP.50『破滅の王イラファインド』

前回のあらすじ

七大悪魔を倒し、ルランにイブンエルの女王として

玉座を渡そうとする12天使達

しかしそれに反発するのは虎の天使シュウビャ。

彼は猿の天使へザクを殺して、天界の中庭に捨てた。

犬の天使ヴァールノマに暴かれたが

彼の考えは悪魔を悪、ゴミと思っており

それに感化された者や関わりそうな人物を次々殺そうとするなどという

行動を昔からしていると話す。

彼の目的は悪魔という悪とその仲間を消す、絶対正義を完成することにあった。


ヴァールノマ「あいつらに伝えないとな!シュウビャのことを!」

シュウビャ「彼はデビルデビデビルビルビー達を呼びに行ったか…まあ良いセレモニーに付き合ってもらいましょう。」


ヴァールノマはデビルデビデビルビルビーの前に現れた。

デビルデビデビルビルビー「ヴァールノマ。何かあったのか?」

ヴァールノマ「お前らも知っての通りルランちゃんが女王になるってことを聞いた。だがそれに反発したのはシュウビャだった。あいつは平気でへザクを殺した…」

ゲマン「へザクさん…」

ヴァールノマ「お前ら分かってるか?シュウビャは七大悪魔の戦いでかすり傷すら付かずに帰ってきた男だ。殺す能力に弱点がない。あいつはいざとなればデモサディですら簡単に殺せただろうからな。」

デビルデビデビルビルビー「前から気になっていたがお前あいつに怯えてるのか?」

ヴァールノマ「ああ。」

デビルデビデビルビルビー「素直だな。」

ヴァールノマ「あいつだけは敵に回してはならない存在だ。あいつと戦う者はな!全員ボロボロになって死ぬんだ。しかも1分もかからない。俺は一度それを目撃している。殺しのプロなんて優しいものじゃない。なんなら七大悪魔より恐ろしい存在なのかもな。死神、セズザよりよっぽど似合う男だよ。」

ゲマン「あいつは、母さんも関係ない人もそして罪すらないへザクさんも容赦なく殺す。俺が蹴りをつける!!」

ヴァールノマ「話を聞いてなかったのか?戦ったら負けるんだよ!」

ゲマン「やってみなきゃ分からない。」

デビルデビデビルビルビー「ちょっと待て。なぜこのタイミングで騒動を起こした?」

ゲマン「え?」

デビルデビデビルビルビー「なんだ?胸騒ぎがする!!ヴァールノマ、ルランとチビルビーを頼む。」

ヴァールノマ「良いが。安全な場所なんてどこにある?」

スレイド「ハゼラスの城ならどうだ?」

ゲマン「もう傷は大丈夫か?スレイド。」

スレイド「具合は悪いがハゼラスの城は要塞のような作りになっているそこに行くと良い。俺もヴァールノマと行動する。」

デビルデビデビルビルビー「じゃあ行くぞ。ゲマン。」

ゲマン「ああ!天界へ!!」


天界では

リザジュウガは玉座の部屋に入った。

リザジュウガ「なんてことだ。」

シュウビャ「この場所だったんですね。リザジュウガ。」

リザジュウガ「シュウビャ!?」

シュウビャ「案外、天界ってとこまで気付いたら簡単だった。でも確証を得るには貴方の行動を見定める必要があった。」

リザジュウガ「お前、デモサディ生きてた場合ここをチクっているのか?」

シュウビャ「いいや、殺してます。」

リザジュウガはシュウビャを止めた。

リザジュウガ「悪く思うな。先手必勝だ。」

するとシュウビャの腕はリザジュウガを貫いた。

リザジュウガ「グハァ。」

シュウビャ「貴方には言ってなかったですね。僕のもう一つの能力!」

リザジュウガ「お前!?まさか!?」

シュウビャ「僕も極める能力を持ってるんですよ。極める能力には貴方の能力はほとんど効かないなーんでだ。貴方の弱点は自分の友人の能力だったでしょう。ゲイトだったかな?」

リザジュウガ「お前、何故それを知っている!?」

シュウビャ「先祖なんですよ。僕のね。昔から代々伝わって来てた。武勇伝?僕から見たら滑稽ですよ。」

リザジュウガ「お前!!」

シュウビャ「足元救われましたね。かつての友人に。僕の祖先達は尊敬してたゲイト。でも極める能力手に入れれたのはゲイトを除いて僕だけだった。」

リザジュウガ(すまない。ゲイト。)

シュウビャ「さあ、復活の時だ!!イラファインド!!」

すると玉座が割れ。

天界の外は紫の空になった。

ゲマン「なんだあの空!?」

デビルデビデビルビルビー「急ぐぞ!ゲマン!!」


イラファインドの封印が解けた。


イラファインド「久しぶりのシャバだな。こうして再び復活出来るとはな。」

イラファインドはシュウビャを見た。

イラファインド「お前が我を解放したのか?」

シュウビャ「そうですね。極める能力でね。」

イラファインド「そうか…我は創世王イラファインド。破滅の王という奴もいるが創生の前に破壊ありというもの。」

シュウビャ「この世界、滅しませんか?僕と貴方で。」

イラファインド「誰がお前のいうことを聞くと思うのか?」

シュウビャ「あれを見てください。」

イラファインド「リザジュウガ!?お前リザジュウガを相手にそれが出来るとでもいうのか?」

シュウビャ「ええ。なんなら貴方にもそれは出来ます。」

イラファインド「気に入った!共に滅ぼして新たな世界を作ろう!!」

デビルデビデビルビルビーとゲマンが部屋に入った。

ゲマン「リザジュウガさん!!」

デビルデビデビルビルビー「この野郎、シュウビャ!!」

シュウビャ「では行きましょう。」

デビルデビデビルビルビー「おい!待て!!」

デビルデビデビルビルビーはシュウビャの肩を掴んだ。

シュウビャ「悪魔の汚い手で僕に触るな!!!!」

デビルデビデビルビルビーは受け身をとって殴り飛ばされた。

シュウビャ「フン!」

ゲマン「デビルビー!!癒す能力を!!」

リザジュウガ「ゲマン、あいつをシュウビャを止めてくれ。」

ゲマン「え?」

リザジュウガ「シュウビャはこの世界を滅ぼすつもりだ。それでイラファインドを解放した。」

ゲマン「リザジュウガさん…」

リザジュウガ「ゲイトの生まれ変わりかもしれないお前に託す…ゲマン…いやゲイト頼む…」

ゲマン「分かりましたからしっかりしてください。」

リザジュウガ(あの世で会おう。ゲイト。」

リザジュウガは死亡した。


シーヤ「リザジュウガさん!!」

デビルデビデビルビルビー「シーヤか。」

シーヤ「ああ。シュウビャがハゼラスの城に向かったって。」

デビルデビデビルビルビー「なんだと!!」


EP50終わり

次回EP51『ターゲットはルラン』

アクマのレクイエム

12天使リスト

グマン→ゲマン/ゲイト

ハゼラス

シュウビャ

エンデュ→スレイド

リザジュウガ

メフューロ

マキャム

シグド→シーヤ

へザク

ラミア

ヴァールノマ

アキゼ

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