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第1話 半眠
「………ぅ…………し…………」
ガバッ
かすれた声と共に、俺は起床した。
だが周囲には声の主とおぼしき人物はおらず、ただ時計がいつもの俺ならまだ夢の中にいるであろう時刻を示していた…。
普段の俺なら別段気にすることもなく、今すぐ心地よい二度寝の世界へと飛び込んで行っただろう。だが、この声を聞くのはもう6回目…
さすがに空耳なんかではないだろう。
だがしかし、俺にはこの声の主に心当たりはない。内容もほとんど聞こえないのだが………うし…?
そういえば最近豚肉と魚中心で牛肉はご無沙汰だったな。なんて考えていた………。
…我ながらアホなことを考えていたものだ。このままでは遅刻してしまうではないか。
俺は急いで仕度をすませると、愛車━━といっても自転車なのだが━━に乗って、学校へと向かっていった。
秋田犬です。
モノローグだらけでゴメンナサイm(__)m
まだキャラ設定も固まっていないような状態ですが…
面白い話にできるようにがんばるので続きも読んでいただきたいですm(__)m