女性蔑視の裏切り者は誰なのか
先ず申し上げるべき事として、これはあらすじにある通り私見である事。そして、ボランティアを辞めた方の中には、当然本気で女性蔑視発言を考えた方と、藤井氏のようにこういった時事ネタに振られたりで真剣に向かう事の邪魔をされたくない方もいる事が前提です。
一応までに。
辞めたボランティア
「モリの発言があぁぁぁぁぁ」
(お前等ボランティア精神も解らんのか? とか偉そうな事散々言って来ただけに、コロナ怖いけど辞め辛いこのタイミングでナイス失言!)
タレント
「差別も解らない様な人にはぁぁぁ、世界があぁぁぁ、ジェンダーがぁぁぁ」
(これで自分は差別を知る世界に認められた若者に寄り添うタレントのイメージ獲得だぜ)
コイケ
「女性蔑視がぁぁぁ、世界がぁぁぁ、私は凄い私は素晴らしい私のぉぉぉ」
(コロナ対策の失態で選挙ヤバいかもと思ってたタイミングで、私の後援フェミ団体に都合のいいナイス失言! 私が作った利権も全部森のせいにしちゃえぇぇぇ、世界に問題提起なんてお手の物ぉぉぉ)
国民
「オリンピック問題だらけぇぇぇ、コロナどうすんだぁぁぁ」
(悪い事が表沙汰になった。)
メディアや世界にリークした人
「……しぃーっ。」
(コイケが選挙で勝たないと利権で税金使い込んだのがバレる。売国奴的だがゴルフの会場を利権に都合のいい会場に変更させる為に日本ゴルフ会議でやった時と同じ手だが、上手くいったぜ!)
モリ
「いつも通り本当の事しか言ってないのに何なんだ急に……」
(コイケ達の利権の我儘に付き合って来たのに、ここに来てアイツ等が逃げに回ったのに気付かずヤラれちまったかぁぁぁ、こうなりゃ利権潰しにカワブチ入れたろ)
カワブチ
「内々で頼まれずいきなり指名される方がヤバいだろうに、何が透明性か」
(利権潰しに気付いた経団連の仕業か……ミタライとか)
メディア
「コイケさんコイケさん」
(コイケ達の利権に乗っかってるスポンサーの為に利権潰しを潰せぇぇぇ)
野党
「モリを辞めさせろ政治の決断がぁぁぁ」
(ナイス失言! 与党叩きの政争の具にして次の選挙対策にコイケの利権にのっかったろ!)
内閣
「モリさん、悪いね。」
(いや本当に、モリさん悪いねぇぇぇ選挙の事考えたらコロナ失態や週刊誌や利権の全カバーに利用させて貰いますわぁぁぁハッハッハ)
フェミと差別反対の流れにのる団体
「女性蔑視がぁぁぁ、世界ではぁぁぁ」
(煙草や自転車や漫画と同じ様に、今の内に有る事無い事都合良く世界って言葉使ってメディアで日本人の記憶に擦り込んじまえぇぇぇ)
宗教や団体関係者
「オリンピック憲章があぁぁぁ、宗教差別がぁぁぁ」
(本当はオリンピック開催されないと小池が勝手に書いたオリンピック憲章六は、これ利用して世界にアピールして都条例無理矢理都合良く実効させちまえぇぇぇ)
IOC
「やっぱ駄目ダメJOCは問題だわぁぁぁ」
(ハッハッハ! 馬鹿が! 自分達で問題引き寄せやがった。このコロナ禍にやれるかどうかの判断なんて無理難題を俺等に渡して逃げようとするからだ! 自滅の道だぜざまぁみろ! いやあ、しかし内部リークしてくれるとはね利権の為に売国か、怖い怖い)
メディアの偏りに不信感を持った人達
「いや、モリの発言はアレだけど辞めろとか女性蔑視問題でそこまで必要か?」
(擁護したいけど失言多過ぎて擁護しきれん……けど、この偏向は酷いだろ。クソっ!)
JOC
「いや、その、まあ、」
(カワブチ来て利権潰しされたら経団連にスポンサー降りられてスポンサー探しに翻弄させられる処だったのは避けられたけど……やべ、委員会の中に誰も適任者いないんだけど。利権とか関わりたくないし。かといって頭の挿げ替えで利権の譲渡に振られるのも嫌だし)
経団連
「やっぱり私達が監視しないとだな」
(第三者機関ほど美味しいものは無いぜ全く。この国においては第三者機関こそが利権機関なのに日本国民馬鹿で助かるわぁぁぁ)
私みたいな馬鹿
「え、コレあのコウモリ議員が仕向けた利権の覇権闘争の茶番じゃね?」
(何故皆気付かんの? え、ひょっとして皆利権貰える側だと思ってるのん? え? 対比合わないんだけど)
自分が天才と思っている人
「馬鹿だなぁ、これこそがIOCに対する布石なんだよ」
(そうであってくれぇぇぇ……)
選手
「え? ジェンダー? 違う? 差別駄目じゃない?」
(知らねえわ! こっちは出れるか否かも、やるかやらないかも知らねえわ! 下手こいてスポンサーに逃げられたら生活も未来も見えねえわ!)
元選手
「いや透明性は必要」
(あれ? これひょっとしたら私にもワンチャンあんじゃね?)
評論家
「モリさんの発言はぁぁぁ世界ではぁぁぁ」
(いや、モリさん昔から自分の思った事を馬鹿正直に言うからネタに困らないはぁぁぁ、このコロナ禍に飯の種マジ助かるぅぅう)
首相補佐以下、官僚
「……まぁ、最近の首相よりはマシかもな」
(だって明け方まで台本書いてフリガナふってんのに読み間違えたり棒読みだったりで肝心な意味をすら理解出来てない最近のよりは、自分で考えて話してるもんな……神の国発言が問題とか言われてるけど、問題そこじゃなくて戦争出来る国にしよう発言で石油輸入相手の中東国と、湾岸にいた国連やNATOと米国を怒らせたのが問題なんだけどな……結果、石油輸入頼りの経団連を怒らせた訳で。今回も……)
そして……
誰も問題の本質の定義を問わずにモリ辞めろと次は誰しか言っていなくて、当のフェミ団体は被害者面を拡大して別件の話で誇大広告状態に。与野党の議員はフェミや差別団体を後援団体にしようと寄り添うアピールで選挙対策に奔る。与党のモリ擁護議員は利権の奪い合いにワンチャン狙い静観。リークした一番のクズ売国奴議員は隠れる隠れる。
そもそも差別って相当に多くある訳で、取る側により差別が発生してしまうものなんです。
例えば解り易いのが宗教差別って、海外では宗教同士の互いの差別をやめようって話ですが、日本においては宗教自体を差別するのが悪いとか言う話に変換されてますけど、それだと宗教の勧誘にウンザリしたり宗教団体を後ろ盾に何かをされた人が「もう宗教は勘弁だ」「宗教法人の悪用」と、言ったら宗教差別だと言われる訳ですよ。でも海外においても問題のある行動をする宗教団体活動に対しては問題だとしてカルト団体指定等による規制対策がなされています。それなくして成立し得ないのですが。
また例えば人種差別って、ハリウッドの状況見ても判る通りに黒人の割合がぁぁぁ亜細亜人の割合がぁぁぁで、今正に取り上げられている女性蔑視かぁぁぁの結果が、何でもかんでも元が男主役映画をリメークで女主役映画にして興行凹んだりの訳解らん映画への扉ですよ。男の渋さが人気の映画が女の強さ映画になっても……正直内容に配役が合わなければつまらない訳で。
結局、適材適所こそが一番だと思うのです。そこに! やりたきゃどうぞやってみて! を加えれば済む話なのではないのかと!
つまり、差別の排除こそが差別の助長であり、差別を問題と切り離して問題は問題として処理する事が一番の差別の解除に繋がるのです。
故に、犯罪は犯罪であり感情は感情。兎角感情論を恰も論で捻じ曲げるのが得意な方々の良いように利用されているのが日本人の感情なのだとそろそろ気付くべきではないのかと思います。勿論そこにこそ落とし穴がありそれを悪用する輩が居るからこその問題なのだと。
世界の流れと言って煙草叩きを始めて以来この国では何かと世界の潮流と言っては国民を縛り付ける話ばかりが出ているけれど、だったら各国掲げ出した迫害されてる人種を守る流れや、米国の州ロシア欧州の東と南のカルト団体の禁止や集団犯罪や電磁波兵器禁止や、盗聴盗撮禁止の罰則付きのプライバシー保護とセットのサイバー犯罪禁止とか国民を守る為の世界の流れを先ず執行しなさいよと。だから日本はスパイ天国とか言われてる訳ですし。
イタリアの精神病なんて本当は無いから精神病院は廃止で精神病で逃げてた犯罪者は牢獄ね、精神病扱いされて無理矢理都合良く隔離されてた一般人は開放ね。の流れとか、精神病で逃げる手立てを無くしたら犯罪が減ったらしいですし。そもそも集団犯罪や重犯罪者は羞恥心の欠如がもたらす自身への甘えによるものが殆どですから。
まあ私みたいな馬鹿者としては、問題として提起したコイケ氏やリークした選挙対策な人達に言いたい事……
「あのぉ、モリさんに対しての女性蔑視の問題は何処へ?」
女性蔑視の問題を提起したのなら先ずは、単純にモリさんに女性蔑視について説くべきなのでは? それなくして始まらない筈の話なのに、政争の具にして解り易いまでに中身の無い話と争いを生んで……
未だモリ氏に直接女性蔑視についてを説く方が居らっしゃらない事こそが根本的な問題ではありますが、カナダのIOC委員の
「間違いなく朝食ビュッフェでこの男を追い詰めるつもりです。 東京で会いましょう!」
このツイートは
「東京オリンピックのチーフは、女性が会議で話しすぎると言い、それを「迷惑」と呼んでいます」
と、言う記事に対するツイートで、モリ氏の発言が向こうで「わきまえる」を「迷惑」と翻訳された事が原因の様にも思えますが、内容的には合っているとも思えなくもない翻訳というよりも、日本語の曖昧さが招く問題が翻訳にまで至っているとも見えます。
結局のところ私思うんです。差別って心の小ささが生む恥る行為であって、羞恥心を無くした側にこそ現れる愚劣な思考だと。
だから心に余裕を持つためにも、アレが悪いコレが悪いと誰かを叩く扇動をする輩こそが問題発生源であり、そんな方に言いたい事も。
「そんなカリカリして争う位なら禁煙活動とかしてないで、一服でもしたら良いと思います」
何なら皆が笑っていられるのであれば大麻でも開放してしまえば? とさえ感じる程にギスギスした国になってしまったのは誰のせいです? 勿論私は大麻嗜好趣味はありませんよ。差別退廃主義の皆さんは、これが求めた国の姿なのですか? 誰かを誰かが嘲笑い貶めて、日本の人権問題こそが本当の問題です。
差別や偏見は勿論。本来、法治国家なのであれば全ては、人権あってこそなのですから。
この日本の抗議は相手を断罪する為のカルト的弾圧に他ならず、それこそが世界の流れに反しているのだと気付こうともしない。
自分の考えとそぐわないイコール悪い奴だから断罪。これ、ファシズム以下の小中学生位の稚拙な暴君です。
メディアや世界にリークして女性蔑視を提起された方の見識はその程度なのでしょうね。
日本の問題の根幹もきっとそこにあります。
私がこのようなエッセイに筆をとった理由は先月の終わり頃、私の連載小説においてオリンピック憲章に関する事(2017年に都知事が突然、都条例にオリンピック憲章の理念における差別の禁止を組み込んだ事による弊害について)を話の中で少し触れたのですが、直後にこの報道に置いてもかなり偏向した内容で憲章に触れている事に違和感と、私の連載にも変な圧がかかり執筆が進まない進まない。そんな私の連載の為に筆をとる必要を迫られた事により執筆に至ったのです。
そもそもオリンピック憲章には政教分離同様に政治との離別が既にあるのですけどね……矛楯してません?
ハシモト氏は大臣から五輪組織委のトップに、理事であるマルカワ氏が担当大臣に。これを政治的中立と言えるのであればオリンピック憲章の理念が揺らぎます。
それは、勝手にオリンピック憲章の理念を都条例化したにも関わらず、都知事がこれを良しとした時点で、自身の手により都条例の理念も有効性も無い事を証明する事になります。
そして、問題提起したにも関わらずソレに同調して問題としたコイケ氏は女性蔑視の問題を解決する気は無く、ただ自身の選挙対策の為に政争の具にしたと認める形になります。それは、コイケ氏の後援団体であるフェミニズム団体の方々も、女性蔑視を政争の具にしたという事になります。
つまり、一番の女性蔑視の裏切り者は、最も女性に寄り添うべきフェミニズム団体であるという事になります。
凡そこの追記を読むまでは結局誰だよ? 等と読み解けなかった方もおられるかもしれませんが、後任が決まる前まではここに書かれた方々と共に、問題に対峙していないのであれば読者様も含めた皆さんが女性蔑視の問題を放置したままなのだという事だったのです。
女性蔑視の問題を提起して声をあげておきながら、モリ氏の後任の話や偏向報道やに目を向けて行った方々も、モリ氏の女性蔑視に対する提起であるとしたにも関わらず、トップの挿げ替えで終幕とするのは女性蔑視に対する裏切りである事は明白と考えていたのです。
そして、これがオリンピック憲章の理念なのですか?
これは毎度の事ですが、結局話を挿げ替えられて決まった事なのだから後はもう黙って応援しておけ。と、問題として提起した方々の都合の良いようになった所でピリオドを打ち、都合の悪い話を葬り去る。例えるなら
・ゴールの位置を自由に決められるマラソンや水泳や
・試合時間が勝手に決められるサッカーやラグビーや
・解釈をその時々で勝手に変えられる技術点芸術点の体操やスケートや
それがオリンピック憲章の理念であり、都条例だと考えると、こんな恐ろしい条例はありません。横暴な権力に言論統制や宗教扇動に虐殺と何でも出来てしまいます。
そもそも理念ほど曖昧なものはなく、理念を条例化等という事自体が政治的中立に反する独裁主義の象徴です。
私はこのエッセイで、モリ氏の女性蔑視発言を問題としていません。寧ろ女性蔑視として問題提起した方々の問題の放置を問題として提起しているのです。女性蔑視を利用したアピールにより、本当に蔑視で苦しむ女性への裏切り者として。