表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/55

ただいま検証中

 目が覚めたら体がメッチャ成長していた。昨日喰ったカエルよりちょい小さいぐらいだ。


 現在、食料を求めつつ探索兼検証中。いい忘れていたが、ここは異世界で確定そうだ。

 

 「天の声さん天の声さん。いなかったら返事してくださ〜い」

 冗談交じりで行ってみるが。

 『天の声は存在いたしません………!』

 人間の罠にまんまと引っ掛かった。

 「tennokoesantennokoesanいたら返事してくださ〜い」

 『天の声は存在いたしません』

 またまんまと引っ掛かった。意外とバカなのか?だが天の声の存在は証明された。当の天の声は存在を黙秘しているが。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 そんな最中、獲物を発見した。だがカエル。好き嫌いは関係ない。生きる為に狩る。

 えらく簡単に狩れたが、もっと警戒すべきだったか。だがもうそれは遅い。

 「痛ぇ〜」

 表皮に毒を持っているタイプだった。これは好き嫌いどころの問題では無いが、これからの事に備えてちびちび食べる。何か固いものを噛み砕いた気がしたが気にしない。


 食事を済ませ、探索再開。

 現状は、異世界の何処かで確定だろう。そしてここはその何処かの迷宮。という認識だ。レベルアップやスキルの概念が無いか考えてみたが、“現実は非常である”理論と、“スキルやレベルアップの概念は人類だけ”理論が出て来た。だが今は置いておく。だって第二の獲物が出てきたからだ。


 今度は蜘蛛。糸と毒牙が厄介だ。

 またもあっさり倒してしまった。そしてありがたく頂く。

 今度は蜘蛛の巣を探している。今日はそこを借りて寝泊まりする計画だが、探し始めてすぐ目の前にあった。

 すぐさま制圧。中にいた蜘蛛は食料にした。そして寝た。


 『精算開始。トードの狩猟、捕食により2段階レベルアップ。スパイダー✕3の狩猟、捕食により4段階レベルアップ。スキル。長時間移動による熟練度上限により持久力がレベルアップ。狩猟した魔物が規定数に達した為、ハンターを獲得。毒耐性を獲得。…命令を受信。個用スキル、変異をダウンロード。変異を獲得。…命令を受信。個用スキル、核喰らいをダウンロード。核喰らいを獲得。核喰らいにより、毒皮、毒液、毒牙、蜘蛛糸を獲得。並びに毒耐性、毒液を3段階レベルアップ。称号。空き巣を獲得。レベルが規定値に達した為、サイズインセクトへと進化可能。進化開始』


 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ