突撃!!隣の魔王城!!
最近質が下がってたので向上していきたいと思います。
さて、巨大なドアに手をかけ、ギギギギという音をたてながら力いっぱいドアを押す。
まるで、僕の侵入を拒むかのような重さだね。
中に入ると、そこは大きな聖堂のようになっている。礼拝の椅子が目がくらむほど並び、まるでオーケストラホールのようだ。
そこから遠くの小高い場所に小さく見える赤黒く染まり、なにかのカスが乗っている石の祭壇。その祭壇を照らすように順に見ると物語を紡いだように見えるステンドグラス。
幾多もの時が流れたとは思えない程不自然にきれいで厳かな雰囲気がそこにはあった。
物語のステンドグラスの絵に僕は目をうつした。
そのステンドグラスは、巨大な蝿の王を人族が切り捨てる絵。
次に、その蝿の王から黒い煙が立ち上り恐ろしいの化物に姿を変えた絵。見た目は人に近い悪魔と呼ばれるものに近いか。
そこから、人間たちを掴み食べる全体的に赤い絵。
王冠を付けた人間が、恐ろしい化物に頭を下げる絵。
そしてこの神殿の絵。祭壇の上に人をおき、上に登っていく様子が見える。その人は酷く怯えた顔をしている。
最後には、人間たちが楽しそうに平和に暮らす絵。
つまり、これは仕掛けを解く鍵ってやつだな?椅子のあたりを探すと、酷く怯えた人間の人形を見つけた。
祭壇までそれを担いで歩いていくと、生物の気配は無いのに視線を感じる。
やがて、周りには黒い人間の形をしたなにかが現れ始める。それらは、全く生気を感じられず敵意も感じない。
全てが祈る様なポーズを取る様子はとても不気味だ。全てが、そう全てがこちらに目線だけを向けている。
祭壇にたどり着く、カスのように見えたのは、乾燥した内臓のようだ。ドサッと置くと円形の小高い祭壇は砂煙を上げながら上へ向かっていく。
黒い何かは皆、頬まで口を裂いて笑っていた。
天井に押しつぶされるんじゃないか? と思ったが、またも砂煙を上げ、綺麗に祭壇がスポッと嵌まるだけの穴が空いた。
その穴からビリビリくるぐらいの敵意を感じながら上へと向かう──。
丸い穴が近づき、そこにピッタリとはまるよりも早くに、半透明なモンスターが、勢いよく飛んできて攻撃してくる。
ガアッ!!と威圧すると魔石だけ残して霧散していった。
ガリガリかじりながら周りを見る。
そこは古びたダンスホールのようになっている。
シャンデリアは落下し、蜘蛛の巣ははり、丸いテーブルは割れひどい有様の中に、魔石が大量に転がっている。生物の反応は感じない。
全て腕と頭の触手で抱えて食べながら、奥にある二つの階段が繋がり上の高いコテージ? につながる階段を登ると、後ろにまた黒い何かが湧き出し、厳かな踊りを見せる。
その黒いものの踊りに応じるかのように、壊れたシャンデリアがチカチカと光り、どこからか壊れたオルゴールを無理やり回したかのような不気味な旋律の音楽が流れる。
その音の主は妙にきれいなピアノ。それを目の端に捉えながら更に上への階段があったので、上に上がる。
階段を上がり終えると見えてきたのは、赤いカーペットが敷かれた長い廊下に、金銀で彩られた豪華な扉がズラッと並ぶ。
残念ながら、壁には赤い手形が大量に付き、壊れた扉が廊下を塞ぎ、カーペットは色あせている。
ドアが突然吹き飛び、腐った人間が四足歩行でゴキブリのように壁を走ってくる。
尻尾の蛇で噛みつき、自分の口から毒を吐き、ドロドロに溶かす。
そして、触手で魔石を拾う。その作業を散策しながら繰り返していくと生体反応が無くなったので、上に上がる。
二十階程少し意匠が変わっただけのフロアが続き、飽き飽きとしていると、ようやく違った階層に出る。
一つのドアがある。その中は一階がまるまる部屋になっているような豪華な客席。
出てくるモンスターは、なんかちょっと豪華な僕命名のヨンソククサリビト。それが五階層ある。
ぶっちゃけ何もなくて探索せずに階段繋がってたし上に上がっちゃえば良かったと後悔したのは内緒だ。
どうでしたか?本日はお詫びの二話投稿。
割と急いで書くと質が下がるということがわかったので、時間に余裕がある時に書こうと思いました。
実家暮らしだと色々やることが休日でもあるんです。