表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/31

この石……意思が……ある!!

 昨日は一日で八十pv超えありがとうございます。

 感想もとても嬉しかったです。


 どうも、大きくなったトカゲです。今日も森からお送りしております。


 僕は今困惑している。


「コンニチワマスターワタシハダンジョンコアデス」


 石が……喋った。


 この石はなんか突然目の前に現れてふよふよ浮いてて透明で、キラキラしてて美味しい石と似ている。でも、話し相手が欲しかった僕としては好都合食べないでおこう。


「キョウハダンジョンニツイテオシエマス」


 あのごはんが食べれるらしいやつね。よく聞いておこう。



──しばらくして。


「デハハリキッテクダサイジドウナビゲートシュウリョウシマス」


 なるほど、了解した。簡潔にまとめてみよう。まずこの世界には、ダンジョンなるものがいっぱいあってここは最高でもE級モンスターしかいない下級ダンジョンだったそう。


 そして、ダンジョンマスターなるものを食べた時に条件である魔力がある、コアの破壊、ダンジョンマスターの殺害、ダンジョンコアからみて仕えるに値するかを満たしたから力が譲渡されてダンジョンマスターになったらしい。


 ダンジョンマスターがするべきことはダンジョンを育てること。ダンジョンは生物の感情を食べて成長する。そのお礼としてダンジョンポイントってのががもらえるらしい。


 ポイントの使いみちはざっとこんな感じ。


ダンジョン拡張


固定モンスター召喚


ランダムモンスター召喚


宝物の召喚


嗜好品召喚


ダンジョンマスター強化


真理の書獲得


 ほへー、いっぱいあるね。これは石……ダンジョンコアに表示されているもの。表示のされ方としてはステータスと似てるかな。ただ、ちょっと変わってるのはものがすり抜けないところかな。


 ちなみに、今のダンジョンのステータスがこちら。



破壊されたダンジョン



難度G


モンスター数:0


ダンジョンマスター:血塗れトカゲ


領域ここにはざっくりとした地図のようなものが見える。一キロ四方の森を囲った程度だ。


ダンジョンポイント:千ポイント



 まぁ、こんなもんだろう。

 モンスターは石があるやつのこと。僕は石の代わりにダンジョンコアを手に入れたらしく、魔獣からモンスターに進化したらしい。何も基本的には変わってないけど。


 それはさておき、僕の成長を見てほしい。数ヶ月食べまくったからすごくステータスが上がった。



血塗れトカゲ(生体)


総年齢:百二歳


ランクC級


体力D


攻撃力C


魔力A


防御力E


速度G


知能S


技術B


運S




スキル




噛み付きC、索敵S、奇襲S、隠密A、強襲S、罠作成A、粘着唾D、血毒B、筋力上昇A、殺意S、知略S、無限胃袋S、魔力奪取S、能力奪取S、賢者S、ダンジョン特攻F、ダンジョン運営G




称号




狩り達人、罠達人、キリングマシーン、暴食ノ帝、覚醒者、ダンジョンキラー、駆け出しダンジョンマスター



 ランクと年齢が表示されるようになったよ。僕はまだまだ強くなれそうだね。後、数え間違いも甚だしかったね。進化はまだまだ遠そうだけど、真理の書に進化についてって本があったなとってもいいかもね。


 でも、まずはモンスター召喚だ!!基本コアは喋れないらしいからな。固定では、ダンジョンランクまでのモンスタープラス、倒したことのあるモンスターと魔獣のみ召喚が可能みたいだ。


 まぁ、今召喚できるので喋れそうなのいますか?って言われたらパッとみ意思疎通が聞かなそうな奴らばかりだ。

 百ポイントの猿っぽい感じのゴブリンなら行けるかもだが、どうしようもなく頭が悪そうだ。僕みたいに成長すればできるかもだけど弱者卒業までに生まれてから百年かかってる。そんな時間をずっと教師生活というのは嫌だ。


 なので、一発当てたいと思う。ランダムモンスター召喚。注いだポイントの分高ランクのモンスターが期待できる。ちなみに、ポイント以外のこともあれば全然ポイントと見合わないのも来るらしい。コアって謎だなあ。


 とにかく、行くぞ!! 千ポイント全額投資!! いけえええええ!!!!


 すると、凄まじい光と共に巨大な魔法陣が現れる。その色は緑、青、赤、黒、虹と変わり光の粒子が飛び散ったと思うと次の瞬間その光が形を形成していく。


 頼むから喋るの来てくれ!!


 ボフンと煙を上げると

 そこに現れたのは、憧れた存在。そして、未だ辿り着けぬ境地。


 綺麗系の顔と、後ろにまっすぐと生えるわずかに段差のある角。汚れのない真っ白な体と妙に色っぽいボディライン、美しいという単語を体現したかのような羽そして魅惑的なしっぽ。


 ひと目で恋に落ちそうになったが、目に入ってきたのは一本の……。ご立派。

 冷静になったよ。


「こんにちは、私の名前は聖龍フェアベルダ。こう見えて雄です。貴方にあいたくて魔法陣に介入しました」


 そして、僕の視線を感じたのか尻尾でくるりと体を隠し恥ずかしそうに這いつくばる。


「えと、あの、これはそのあわわわ……」


 恥ずかしがるドラゴンをしばらく暖かい目で見守る。


 わかるよ、意識してないのになぜか出てくるときあるよね。


 しばらくして落ち着いたのか、兵器が収納されまた凛とした感じに戻る。僕なら戻れる気がしない。


「私は占い術にたけているのですが、この魔法陣に介入すると良い出会いがあると星の知らせで聴きました。そして、現に私はとても……コホン。使えるべき主を見つけました」


 欲望に忠実だなあ。いいことだと思う。


「そう、じゃあ特に困ってないから話し相手にでもなってよ」


そう、少し笑顔で語りかけると


「はい」


 と、なぜか頬を赤らめながら返事をする。

 君雄……だよね?僕が雄じゃない……とは思わないだろうし凄い男臭い匂いを放ってるからね。この匂い隠密のとき以外漂ってるんだよね。嫌いな匂いではないからほってるけど。


 なぜか溜まっていた一万ポイントをもとに毛のない猿、人間っていうらしいねの肉を祝いに振る舞う。


「おや、主も人間を食べるのですか? 私も大好きです!」


 人間を食べながら雑談に花を咲かせる。ドラゴンになりたいと言うと素直に応援してくれたり、凄いいい子。流石にノーマルなので、恋愛感情は持てないが。


 ポイントが尽きても良くないし一息ついたところでダンジョン運営に取り掛かろうか!!

 ごちそうの人間はポイント高めなんだよね。千ポイントもした。十ゴブリンだ。これからは祝い事でも控えよう。















 

 どうでしたでしょうか、皆さん読んでいただきありがとうございます。なんかこの小説癖が強いキャラクターばっかり出てますね。


 コメント、評価、ブックマークお待ちしております!! 気力が上がりんぐです。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ