コミュニケーション
おしゃれなライト、ビンテージのインテリアたち、小洒落た装飾がされたカップからは湯気がふわり。金で彩られた皿にイチゴで彩られたショートケーキ。
ここは喫茶店。不断よりもゆったりとした時間の流れが心地よく流れている。
一つの席を除いて。
座っていたのは、ゴリラと薬でもキメているのかと言わんばかりの青白い少年。
その二人は言葉を交わすこともなく、紅茶をすする。
異様な光景がそこにあった……。
じゃねーよ!! やばい、この世界に生まれてからまとも……。うん。まともな女の子と喋ったことがない。ドMに化物だけ。おばちゃんはノーカンで。
欲に溺れて誘ったもののどうしたものか。
とりあえず話題を振ってみるか。
「「あの」」
やっちまったー!! 人間が気まずい瞬間一位事同時に喋りだすだー!!
「なにか話したいことがあるならお先にどうぞ」
と、微笑みかける。
「いや、そんな大したことじゃないのでお先に」
はぁ〜!! 失敗した!! こんなに難しいコミュニケーションをなんなくこなしていると言うのか……。人間、深いな。
さて、なんの話題をふるか。ここは無難に攻めるぞ。
「このお店は行きつけなの?」
見よ、我がコミュニケーション能力。讃えよ。
「今日初めてでー、良さそうだと思ったので来てみたんですが、いいですねここ。私の目に狂いはなかったです」
ふむ、おすすめを聞く下りは潰されたが次の手で行くか。
「確かに、いい雰囲気の店だねこのお茶も香りがいい。名前を知らないんだが、なんていうんだい?」
「これはダージリンっていうんです。割とスタンダードなので癖が強いものは少なくてこれを頼むと間違いはないですね」
なるほどダージリン。これはいい。なかなかに良い香りでリラックスできる。
そして、ショートケーキを一口。うん美味しい。
今回頼んだのは、太陽セット。太陽というのは光る星の名前。ショートケーキとダージリンティーというセット。
そして、探り探りで喋っていく。僕は確立しなければならない。一緒に食べに行くと楽しい友達ポジを!!
さて、運命の瞬間だ。お会計を割り勘して、別れる。
「今日は一日楽しかったよ!!今度は行きつけのお店に連れて行くね」
来ました。人間中の人間とは私のことよ。そして、別れの挨拶をすませて、赤く染まる活気に溢れた街を行く。
途中の道で、好きなおかしを買ってくるようにベルダに言われていたので、買ってくる。
チョコレートとやらは甘いときいた買おう。他にもポテトチップスと呼ばれるものやコーラという黒い液体を買った。
さて、家に帰ったらベルダと味わうとしよう。ベルダに言われた場所は……。どこだっけ?初の迷子体験であった。
さて、今日も投稿です。しかし明日は怪しいです。また仕事が始まる……。二十歳までには就活して正社員に戻りたいものです。
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