二日目?
「二十五日は、クリスマスだから、チキンを食べた……美味かった。これで良いか」
俺は今、日記を書いている。
日にちは二十五日、これは冬休みの初日。つまり、この日記帳は全くの白紙である。
冬休みは、二週間程度。夏休みと比べれば半分だ。ならば、夏休みよりかは書きやすいはずだ。
しかし、嘘を書くのはまだ早い気がして、今は実際に起きたことを書こうと決意していた故に、筆が重すぎて、日記を書こうと思ってから、すでに十分は経った。
「次、二十六日!!」
二十六日に何かした記憶はない。
前日がクリスマスだったので、全ての記憶がクリスマスに引っ張られてしまっている。
「うん、パス!!」
俺はそう言うと、リビングに行ってカレンダーを見つめる。
今は親もいないし、誰かに何があったか、聞くことは出来ない。
とりあえず、俺はおばぁちゃんの家に行った事を書いて、お年玉をもらったことも書いた。
「とりま、日記以外終わらすか……」
俺は嘘を書く前に、最後の頼み綱が帰ってくるのを待った。
ガチャ
玄関の扉が開く音がした。
ただいまという声がなく、それは母親でない事が俺には分かった。つまり、帰ってきたのは、妹だ!!
俺が待っていたのは妹であった。妹は現在小学六年生。親何かより役に立つのは妹である。
親は、いつに何があったかは覚えていないだろけど、妹なら、知っているはずだ。
何でそう思っているのかって言うと妹も、宿題で、日記を書いているからだ。
「おい!!日記を見せろ」
俺は帰った瞬間の妹へとそう駆け寄った。
すると、妹は嫌な顔をしていたが、何とか日記を見せてくれた。
そうして、俺は妹の日記を、映した。勿論俺もした覚えていない事を書いて、妹が友達と遊んだなどは、別のことを書いていた。
こうして俺の宿題は終わった。
……これが昨日に終わっていたらな。




