表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ぼくの声、ママに届くかな?

作者: 木蓮

ママへ


まだおしゃべりできなくて、ごめんね

たくさん泣いてごめんね

伝えたいこと、言えなくてごめんね


でもね、ママ

ぼく(わたし)は、ママのもとに生まれてよかったんだよ


泣くのは理由があるんだよ

お腹がすいたのかもしれない

眠たいのかもしれない

不安で泣いちゃうこともあるんだ


だから、泣いても怒らないで


手を出してしまいそうになったら

深呼吸して、少しだけ離れてもいいんだよ


ママもはじめてのママだから不安だよね

泣き止まなくてイライラすることもあるよね


それでも、ぼく(わたし)はママが大好き

迷惑なんかじゃないよ


ぼく(わたし)のお願い


抱っこしてほしいときは抱っこして

泣きたいときは泣かせて


でもママがどうしたらいいか分からなくなったら、誰かに助けを求めてね


助けてくれる人は必ずいる

家族、友達、カウンセラー、ベビーシッター、保育士、児童相談所…

一人で抱え込まなくていいんだよ


ママ、ぼく(わたし)はまだ小さいけど

ママに出会えてよかったんだよ


そして、ママも自分を責めなくていいよ


もうちょっと大きくなって

言葉が話せるようになったら


たくさんお話をしようね

たくさんの「大好き」と「ありがとう」を伝えるからね

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ