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『小野宮殿死するとき、諸人悲嘆、朗読などすること』速記談2041

作者: 成城速記部

 高徳で知られた小野宮藤原実頼卿が薨去あそばされたとき、都中の人々が、小野宮邸の門前に集まって悲しみに暮れたという。ある者は、板塀の穴から速記の朗読をし、ある者は井戸の周りで茶碗を欠き、ある者はただ泣き暮れたのだという。



教訓:この実頼の孫で養子でもあった実資は、右大臣にまで上り、一目置かれた人物ではあるが、これほど慕われた話は残っていない。もっとも、祖父と孫が似ている必要もなく、似ていないほうが、話としてはおもしろい。


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