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EP.41『疾走の天使スレイド』

ミザ「頭おかしいんじゃないか?てめぇは。」

スレイド「何がだ?」

ミザ「エンデュの爺さんから受け継いで天使になった最初の仕事がこれか?命捨ててるようにしか見えねえな。」

スレイド「なんとでも言え。俺は俺の道を行くだけだ!」

スレイドはエンデュの剣ではミザに攻撃を仕掛けた。

ミザ「荒いなぁ?お前!」

ミザはスレイドを薙ぎ払った。

スレイド「どうなっている?」

ミザ「デビルデビデビルビルビーの能力だよ。纏う能力。その他にもこういうのとか?」

スレイド「何?痺れが、」

ミザ「効いてきたか、これは電気だ。流す、痺れる。」

スレイド「うおおおおおお」

ミザ「お前の攻撃は単純でつまらないなぁ!」

スレイド「攻撃が裁かれて、拳を硬くしたか!グハァ。」

ミザ「息が切れてきたか?体力が衰えてきたか?教えてやろう!俺の能力は痺れる、流す、硬い、纏う、裁く、失う、枯らす、老い、交わる、溶かす。10個だ。」

スレイド「どうせ、お前の実力じゃないんだろ?」

ミザ「ほざいておくといい。どのみちお前は終わりなんだ。時間が経てば立つほど負担は増える。それも能力。」

スレイド「うおおおおおおお」

ミザ「前盛期のエンデュなら俺を倒せたかもなぁ!」

ミザはスレイドの頭を殴り飛ばした。

スレイド「頭が…」

ミザ「お前の家族はみんな死んでいるんだろ?道を作ってやるよ。」

スレイドは咄嗟に避けた。

ミザ「チッ!」

スレイド「肩をかすったがこの能力。マグマでもあるのか?肩が少し溶けている。」

ミザ「早く死んでくれないかな?」

スレイド(疾いだけじゃこいつは倒せないどうすれば。)

ミザ「既に見切っている!腹を溶かしたあああああああ」

スレイド「待ってたよ!!!腹を狙ってくるのを!」

スレイドはミザが腹を殴った腕を斬り落とした。

ミザ「ぐおおおおおおお」

スレイド「初めてまともにダメージが入った!」

ミザ「腕がああああ」

スレイド「はぁ…はぁ…」

ミザ「体内年齢80歳を越えているはずだ!何故活発に動ける!?」

スレイド「クソジジイの請け負いだ!」

ミザ「いいだろう!地面に電気を流す!」

スレイド「奴は何のつもりだ?ん?グハァ!」

ミザは電気が走っているところを流れる速度を利用して攻撃を仕掛けた。

スレイド「どこから来る?」

スレイドは一方的に攻撃を受けるだけだった。

ミザ「死んだ方が楽なんじゃないか?スレイド!!!」

スレイド(俺じゃ勝てないってことか?爺さん、あんたならこの状況どうする?)


リザジュウガ「スレイド、お前の爺さんの剣術、私が教えてよう。」

スレイド「リザジュウガさん、あんた剣使えんのか?」

リザジュウガ「エンデュに教えてもらったからな。」

リザジュウガは木刀でスレイドに攻撃を与えた。

リザジュウガはスレイドをボコボコにした。

スレイド「は?意味が分からない!能力も無いのに同じ動きをそこまでマスター出来るなんて!」

リザジュウガ「一つのことだ。能力だけが力じゃない。精神と一撃一撃を重く込めるんだ。奴は目を瞑り精神を集中すると気配が何をするのか視れると言った。」

スレイド「全く意味分からないです!」


スレイド(リザジュウガさんが爺さんについて教えてくれた。能力に頼らないということを!)

ミザに攻撃を受け続ける最中、スレイドは目を閉じた。

ミザ「遂に!意識が無くなったか!」

スレイド(いや、意識の集中だ。能力に頼らないなら。感じ取れ!)

ミザ「くたばれ!!!!!!スレイド!!!!!!」

スレイド(今だ!!!)

スレイド(うおおおおおおおお)

スレイドはミザの胴体を真っ二つにした。

ミザ「バカ…な。」

スレイド「はぁ…はぁ…」

スレイドは倒れた。

スレイド「体の衰えは何とかなったが。これは致命傷だな。爺さん、見ててくれたか?俺、やったよ…」

スレイドの意識が無くなった。

ヴァールノマ「スレイドの坊ちゃん!」

ドメーニ「いいでしょう。行くといいよ。ヴァールノマ様。」

ヴァールノマ「ふん!」

そういうとヴァールノマが駆け付けた。

ヴァールノマ「これは致命傷だ!応急処置で傷口は凍らせた。まだ助かりはする!」

ドメーニ「時間が無いでしょ。」

ヴァールノマ「お前との戦いは後だこいつを他の仲間の元に!」

ドメーニ「それ不可能です!」

ヴァールノマ「やっぱそう来るよなぁ?」

ドメーニ「あなたはいつも自分の立場を分かっていない。」

ヴァールノマ「なんだと?」

ドメーニ「あなたがここで死ぬと能力は解除され。スレイドもまとめて死ぬでしょう。それに応急処置で傷口を凍らせたものの即急に手当てしないと彼は死にます。」

ヴァールノマ「だったら!5分でお前を倒す!」

ドメーニ「それが出来ないから問題なんでしょう?私は最後のデビルデビデビルビルビーの能力を受け取った者。残りは七大悪魔の物だから。最後の能力ありきの悪魔でも過言じゃない!」

ヴァールノマ「御託はいい、行くぞ!」


EP41終わり

次回EP42『冷たい手と暖かい心』


アクマのレクイエムキャラ設定

今回は無し

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