表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/142

鳥の調教師かも


 カエルを咥えて、小鳥が戻ってきた。

お地蔵さまの頭の上で、カエルを咥えて、じっとこちらを見ている。


 もしかして…


 「もしかして、それを俺にくれるのか?」


 小鳥は、干からびて見えるカエルを口から離して、「もっず!」と…


 喋った?!



 「お前、話せるのか?」


 「もっず」


 「カエルを俺にくれるのか?」


 「もっず!」


 「ありがとうな。でも、カエルはお前が自分で食べてくれよ。気持ちだけ受け取っておく。本当にありがとう」


 「もっずー」


 …これが、異文化交流、なのか?

いや、異世界か。


 そんな感慨に耽っていたら、いきなり右後方の死角から声をかけられた。

女の子の声だ。



 「ちょっといいですか?」





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ