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短編

やゆよ

作者: 小鳥遊 悠治

 たまに誰か殺してくれないかなーって思います。

 いや、別に死にたいわけじゃないんですけど、なんかこうどっからでもかかってきなさいよ! みたいな気分になるんですよね……。

 闘争本能……ってやつなのかな……。

 けど、通り魔なんていないからなー。

 うーんと、つまりですね、おそらく私は今の自分の力量がどれくらいあるのかを確かめたいんだと思います。

 たまに本気を出さないと、人間ダメになるとか、とある旅人が言ってましたからね……。(しゃべるバイクと一緒に旅をしている女の子です)

 うーん、けど、こういうのもあるんですよ。人の体の構造を知りたいから……。

 飛行機は鳥の骨格を元に作られました。

 アキレス腱のアキレスは元々、アキレウスという英雄の名前です。

 まあ、原点というかなんというか、人を知るには直接見てみないと分かりませんから、一度くらいは人の体の内部構造を見てみたい……と思っています。

 え? 医者になればいい?

 うーん、それだと時間がかかりますからねー。医者になる前に死んでしまっては元も子もないので、別の方法を考えます。

 言ってることが犯罪者っぽい?

 いえいえ、別に犯罪者じゃないですよー。とはいえ、人は生まれたその瞬間から罪を背負っていますから、この世に存在する人々は犯罪者予備軍かもしれませんねー。

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