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僕と家族とワンルーム  作者: カク坊
7/7

入学

新しいアパートに引っ越したことによりできた新しい友達



その友達の一人に、ゲームが好きなお父さんを持つ人がいた



その子の家はゲームがたくさんあり、当時ゲームなど片手で数えるほどしかもっていなかった僕にとっては、ゲームにはまる良いきっかけとなったのであった



そんなことはどうでもよいのだが、僕は最初、ランドセルは赤色を背負っていくのかとずっと思っていた



当時は男の子は黒、女の子は赤などというルールは知らなかったのである



別に女の子と一緒がいいとか女の子になりたいとか、そのような願望があったわけではない



当時の気持ちは覚えてはいないが、戦隊モノとかは赤色が主役だったので、その影響で赤という色が好きだったのかもしれない



そして僕はとうとう、同い年の友達のいないこの土地で、小学校に入学をしたのであった



だが最初、友達が一人もいなかった僕は、小学校に行くのを嫌がった



時には、家を出たふりをして、家の裏に隠れていたことなどもあった



そのたびに、両親は僕を怒った



普段は僕に対して優しく甘かった父も、学校関連のこととなると性格が変わったように厳しくなったものである



そのたびに姉が僕をかばい、学校に一緒についていく日々が続いた




最初の一週間はそんな感じだったが、次第に友達もできた僕は、学校に通うのが楽しくなっていったのだった



前の地域にいた時代には、横のつながりというものはあまりなかったため、同じ年の友達ができるというのが嬉しかったのかもしれない







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