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僕と家族とワンルーム  作者: カク坊
6/7

安定

しばらくは僕たちのこれまでの生活となります



父が癌になるのはまだ先です



ですが、全ての過程を見てもらったうえでがん時代のエピソードを見ていただく方が、家族の形、がんの怖さを伝えるのにも良いかなと思っています



なのでしばらくお待ちください

家族として暮らしていくための家が手に入ったのはひとまずよかったが、用意された寮は明らかに1人部屋という感じで、家族4人で暮らすにはかなり狭かった



その時の記憶自体はあまり覚えていないが、割と喧嘩が多かった記憶がある



全く来たことのない地方、なれない気候、きつい仕事、そんなことが複数重なり、父と母にはうっぷんがたまっていたのかもしれない



ですが、そんな生活は長くは続かず、幸いにも家族専用寮を与えられることになった



正直ここからの数年間は、寮暮らし&割と高収入が重なり、家族の気持ちにも余裕ができ、僕のこれまでの人生の中でも一番お金に困らなかった時期だと言える



父と母は連日仕事、休むの日はパチンコに行くor家族で買い物に行くというような生活だったので、父と母が仕事に行っている間は、姉と一緒にスーパーに行ったり雑貨屋にいたりして満喫していた



僕は当時は幼稚園、姉は高校に行っている年だったのだが、最初のころは余裕がなくどちらも行かせることができなかったため、そのままずるずる行かない日々が続いていた



この間に、家を一度引っ越した



この時の引っ越し先が、僕が大学に進学するまで家族の住まいとなるアパートである



引っ越し先では子供持ちの家庭がいくつかあり、新しい土地に来て同年代の友達ができなかった僕にも、近所で友達ができた



今まで出会ったことのない遊び、ゲームなどに出会い、このころは本当に楽しかった



そしてこの土地に来て2年、気づけば私は小学校に入学する年になっていた





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