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僕と家族とワンルーム  作者: カク坊
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新天地

普通なら連日パーキングエリア生活などしてたら精神に支障きたすかなとか考えるものだが、僕は特にきつそうではなかったらしい




むしろ、保育園にもいかずにずっと家族といれる生活に満足していたのかもしれない




そのころ、一緒に連れてきた猫が太ったおばさんに踏まれて骨折してしまったのがかわいそうであった




パーキングエリア生活が主であったが、流しそうめんなどに参加したり、たまに泊まれるホテルなどが楽しみであった




ホテルと言ってもラブホテルなので本来僕や姉は一緒に入れない




いつも車の座席の足元に姉と隠れて受付をスルーしていたのだが、その時がわくわくして楽しかったものである




この一か月間の放浪時代の記憶はあまりないが、ホテルに入るために隠れて入ったのは鮮明に記憶に残っている




そして、いろいろ職を探していた結果、やっとのことで家族みんなで住める寮付の職が見つかったのである




当時はインターネットなどまだ多くは普及しておらず、職を見つけるとしたら電話でするしかないのではないだろうか




そんな状況でよく県外の職を見つけれたものだなと今でも思う




そして新天地で、僕たち家族は新しい生活を迎えようとしていたのであった

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