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僕と家族とワンルーム  作者: カク坊
3/7

王様

子供のころは何でも買ってもらえた




今思えばうちは世間と比べても貧乏な家庭で、そんな余裕はなかっただろうに、僕の両親はとにかく僕に甘かった




後々、とことん甘やかしたと本人たちも語っていた




子供の可愛さにその場は買ってあげるものの、その後お金の少なくなった財布と家に届く請求書などを見て頭を悩ませる




実際こんな感じだったかは今となっては定かではないが、おそらくかなり困窮していたと思う




うちは両親ともどもパチンコが好きであったから、パチンコで稼いでくれたお金で買ってくれたのかもしれない




本意ではないであろうが、その心意気は息子にもしっかり受け継がれている




僕には二人の姉がいた




長女の方は大学に行っていたので、実際一緒に住んでいたのは次女の方である




次女の方が10以上年上だったというのもあるが、それを踏まえても本当に両親は私の方がかなり甘かったと思う




あのころは欲しいものがあったらそのおもちゃから意地でも離れなかった、ごめんな父ちゃん母ちゃん




近所の子供たちも、うちにはおもちゃがたくさんあったから、貸してくれと遊ばしてくれとよく訪ねてきたものである




だがそこは性格の悪い僕のことだ、貸すこともなく毎回追い返していた




だがそんな王様生活も長くは続かなかった




というより一度中断されるのである




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