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エッセイ・詩・資料

SF小説書きのためのフリーワード集

作者: 84g
掲載日:2018/01/05

 名称一覧なので、気になるワードが有りましたら検索など深く調べてみてください。

 追求しだすとひとつずつの言葉で1コンテンツになるくらいのワードが多いので。


あ行


・【アインシュタイン】

 相対性理論でノーベル賞をもらっていない人。

 他の発明では貰っている。ちなみにそのノーベル賞の賞金を別れた妻への手切れ金として使っている。


・【アーキタイプ】

 原型・雛型。

 オリジンよりも『原型』というニュアンスが強い。

 プロトタイプは『最初から試作としての叩き台』としてのニュアンスが強い。

 超兵器に用いられることの多い語句。


・【犬】

 地球で生まれた生き物の中で、人類の技術で初めて大気圏を突破したのは犬。

 生きて帰れない状態で実験体として使われた。

 人類最良の友であり、その世界でのSF技術によって生活習慣が変わる。

 ロボットが普及したら、散歩もロボットに任せてしまうのだろーか。


・【イルカ】

 知能が高く、楽しみでの殺戮や同族殺しも確認される凶暴な肉食生物。

 クジラとは学術的には違いが大きさくらいしかなく、区別が難しい。

 性質だけ見れば海の悪役だが、人を襲うイメージがないので善玉化している。


・【宇宙】

 無限に広がるのか? 果てはどこなのか?

 平行宇宙はあるのか? マルチヴァースへ行く手段はあるのか?

 時間、空間、時空、次元も検索。どれもシンプルな言葉だけどひとつひとつが別の言葉。

 本当の宇宙が無限かは知らないけど、イマジネーションは無限。


・【宇宙海賊】

 宇宙は海なので、海賊と呼ぶ。

 実際の海賊は、当時の国家間の法整備が曖昧だったこともあり、無法地帯の海上で略奪が横行した。

 (貴族や国家そのものがスポンサーとなる事例も)

 そのため、宇宙での法律はどうなるか、その正当性はどこにあるか、犯罪者なのか。

 宇宙空間での船の形状は? そもそも他の船に接舷するのもハイリスクなのでは?

 明確な定義がないため、発想は自由。宇宙の海は君の海。


・【エイリアン】

 宇宙から来た生命体。

 人類や地球生命をエサや資源としか思っていない侵略者か?

 遠い遠い道を経て会いに来た隣人なのか? SFではタイムマシンと並ぶメジャーテーマだけあり、描き方に様々なパターンがある。

 インベーダー、グレイ、クリッター、ファーストコンタクト、ノンマルト、ETも検索。


・【エポニム】

 語源にその発祥となった人の名前などを用いること。

 気圧を科学者のパスカルと言ったり、ゼノンのパラドックスもこれ。

 ブルマもそのひとつらしい。ブルマさんという人の名前。

 SFでもこのネーミングは多い。ナンチャラ粒子とか。


・【オーバーテクノロジー】

 例えば、原始人がスマホで『マンモス狩りなう』とか行ったら、それはオーバーテクノロジー。

 オーパーツなどと並んで使われることもあるが、その時代に不釣り合いな技術を指す。

 ちなみに『小説家になろう!』の小説では、昭和設定なのにガラケーが有ったりする。

 今の中高生からすると、ガラケーはそれくらい前から有った物なのだろうか。

 時代考証ミスでなければ、これもある意味オーバーテクノロジーである。


・【オメガ】

 ギリシャ文字の最後の文字。

 最後を表すとすることがある。Zと同じく、中二病を誘発しやすい。

 他にカッコいいのはシグマ、ラムダ、デルタ、アルファなど。

 しかしだからといってこれを使うと、プシーやカッパ、エータのような『音的にビミョー』なヤツもあるので、熟考が必要である。


か行


・【ガイア】

 テラやアースと同じく地球の別名。神話由来。

 パンスペルミア説も検索。


・【海王星】

 天王星より発見されたのが後……なのだが、その辺りのエピソードがハイライトか?

 天王星と同じく遠すぎてあまり調査されていないが、とりあえず極寒の地でかつ名前が海なので、そういう属性の土地として設定すると吉。


・【海底】

 地底とどう違う、と言われてしまうと困る。

 未来人や宇宙人や超能力者は呼ばれるが、海底人と地底人はスルーされるらしい。

 このアニメ、真面目に見てないけど、このセリフのモノマネやパロディの度、【ああ、海底人はもう流行ってないんだ】と悲しくなった。

 哺乳類は魚から進化して一度地上に上がり、またクジラやシャチ、イルカになり海に戻った。

 同じように海に帰化した霊長類が居ないと言えるだろうか。

 半魚人、人魚、クラーケン、アトランティス、ムー大陸、シーサーペントも検索。


・【火星】

 月に並ぶSFの鉄板。

 一日の時間が地球に近く、地球との物理的距離も近いので探査も多い。

 水が有る可能性も高いとされ続け、火星人が住んでいるというアイデアも理解できる。

 重力が弱くプレート移動がないので、同じところで隆起が置き続け重力で自壊もしないため、山はどんどん高くなる。

 オリンポス山、シドニア平原、ケルベロス運河など、数多くの観光名所を持つ。


・【ガトリング砲】

 ガトリングとは制作者の名前。

 ちなみに医師免許を持っており、教師として働いたりしていたことも有った。でも発明マニア。


・【カメレオン】

 体色を変化させる動物の代名詞であり、実際に変化させる。

 しかし、周囲の色に合わせて変化しているわけではなく、細胞内の色素の伸縮で変わるだけ。迷彩ではない。

 そのため、心理状況や天候、気温などに合わせて変化される。

 しかしながら忍者的な擬態の代名詞であるのは重ね重ね事実であり、光学迷彩アイテムなどのネーミングとしては分かりやすいものである。


・【カモノハシ】

 カモノハシは哺乳類だが卵で産み、ヘソの辺りから母乳を出す。

 他にも様々な特徴がある。特徴だけ書き出すとクリーチャーである。カワイイ。


・【キュウリ】

 ほとんどが水で栄養価がほとんどないことが知られている。

 しかし、同じように多量の水分を含むスイカが矢面に立たされることはない。

 一番じゃないからだろうか。というか野菜や果物はほとんどが水分である。


・【巨大化】

 縮小とワンセットの技術として登場することが多い。

 大きくなる場合は大きなエネルギーを叩き付けるため、小さくなる場合は体内などへ入るため。

 衣服の不便さもあり、エロトラブルなども起こしやすく、SFというよりドタバタ劇で使われるか。

 能力としてベターだが、人に隠れて戦うことが難しいので、設定が多くなる。


・【金星】

 美の神と呼ばれ、かつ天体として美しい。

 が、実際は灼熱の星で火星より生存が難しく、そして衛星というか伴侶を持たない。

 見た目最高だけど性格ブスなお局さま、とは言ってはいけない。(言ってる)


・【クローン】

 動物を複製する技術。99%の作品でDNAを用いた方法で説明されるが、他の方法での複製人間でもクローンである。

 二昔前のSFではデフォルトで記憶も受け継ぐ作品もしばしば見られたが、最近は人工的に作った双子、的な意味合いが多い。

 クローニングよりも記憶のコピーの方がハードル高くないか?

 レシピエント、RNAも検索。


・【鯨油】

 げいゆ。鯨から殺して取った油。

 一昔前まで照明やロウソクなどに用いられていた。

 スチームパンクというのは割とよく見るが、鯨油パンクは少ない。いかがだろう?


・【ゴールデン・レコード】

 宇宙探査機・ボイジャーにはゴールデン・レコードが搭載されている。

 このレコードには世界中の音楽や言語が収録されており、ボイジャーに遭遇した宇宙人が解読することを期待している。

 レコードを読み取る技術を持つか、あるいはウラン製であることから、その半減期で年代を特定できるように、というメッセージとなっている。


・【コールドスリープ】

 冷凍睡眠のこと。なんらかの要因で未来への希望のために眠る。

 現在は治療方法の無い病の治療法が確立されてから起こす、宇宙空間の膨大な距離を不老のまま過ごすための手段がベター。

 熊などの動物が行う冬眠のニュアンスで最初はこの名称が付いたと思われるが、

 現在は冷凍する場合の肉体の負担が大きいことも有り、全く別種の説明が行われていても、冷凍コールドの言葉を使う。

 ウラシマ効果も検索。


・【恒河沙】

 ごうがしゃ。兆や億の上に存在するかなり上の数字の単位。

 他にも那由他など中二病をくすぐるワードが有る。


さ行


・【サイボーグ】

 サイバネティック・オーガニズムの略称。

 人間と機械技術の合成という意味なので、広義には入れ歯、義手もサイボーグ。

 ロボット、アンドロイド、ガイノイド、ヒューマノイド、ロボット、マシンナリー、オートマトンとはそれぞれ語源や意味が異なる。適切な語彙を使おう。

 とりあえず、ヒューマノイドとアンドロイドとオートマトンは機械を組み合わせて造りだした『人工知能ニュアンスのキャラクター』。

 サイボーグやガイノイドは『人間を改造して生身を機械に置き換えた』存在。

 それぞれのキーワードを検索してみても面白い。

 エピテーゼ、サイバスロン、ストーマでも検索。


・【サルガッソー】

 実在の渦が強すぎて迷い込むと脱出が困難なサルガッソ海域に由来する。

 転じて、宇宙船の墓場や、異次元空間の難破船(宇宙船)の墓場のように描写される。

 バミューダトライアングルも検索。


・【時間移動】

 SFの王様を選ぶなら、ロボット・エイリアン・時間移動から選ぶし、その中でもかなり強力なコンテンツだと思われる。

 過去に行き現在の課題を克服するか? 未来へ行き未知を既知へと塗り替えるか?

 その行動が現在にどういった影響を与えるのか?

 光速を超える理屈は? 何回使える? もしタイムマシンが可能なら現在タイムマシンで未来から来た人間に出会えないのはなぜ?

 タイムリープ、ループもの、タイムマシン、因果律、タイムパトロール、タイムパラドックス、

 タキオン、平行宇宙、パラレルワールド、技術的特異点、エントロピーも検索。


・【ジェットエンジン】

 噴射してエネルギーを得るシステムで見た目が派手。

 (例外はあるが)基本的に真空の宇宙や水中では用いられず、ロケットエンジンやスクリューが用いられる。


・【重力】

 引力や斥力のことであり、星にしがみつけている力であるが、その正体は不明。

 ありきたりな力であり、名前も誰しもが知っているが、その正体はよくわからない。

 仮説は多々あるが定説というには普及していない。

 検索ワードは重力レンズ、ブラックホール、ガル、遠隔作用、反重力など。


・【シュレディンガーの猫】

 思考実験。

 箱の中の猫が生きているか死んでいるかがわからないという状況は、死んでいると同時に生きている。

 有り得ないことの比喩として始まったが、量子の世界ではそれが正しいらしい、とのこと。

 量子揺らぎ、量子ジャンプも検索。


・【人工知能】

 サイエンスフィクションと言って良いものやら、AIという言葉は現実の用語になりつつある。

 チューリング・テスト、人工無脳も検索。


・【水星】

 観光名所はリンクルリッジ。

 太陽系第一惑星で太陽に近すぎるため高速で回り、一年が88日。

 といっても、その一日とは地球時間の一日で有り、自転が遅いので水星での一日は地球時間で58日掛かる。


・【水爆】

 水素爆弾のこと。核融合によって爆発を起こす。水素は原子が少ないので、その少ない原子をくっつけたときに生じるエネルギー。

 ウラニウムやプルトニウムは逆に核分裂=多い原子をビリヤードのようにぶつけ合わせて、そのエネルギーを使う兵器。

 基本的に威力は水爆の方が上。水素の核融合に核分裂を必要とするレベル。

 プルトニウムで核融合した場合? 地球上でその威力はいらんでしょ。

 反応兵器、ガンマ線、半減期、劣化ウランなども検索。


・【スイングバイ】

 簡潔に云うと、星間を節約しながら航行できる手段。

 ある意味ではワープや超光速移動とは対極であり、現実でも使われている。

 ラムジェットやソーラーセイル、スタードライブなども検索。


・【スチームパンク】

 電気ではなく蒸気機関が発達した世界。

 特記すべき絶対条件はないが、やはり特徴はもくもくと立ち上る煙。

 世界観そのものが煙に覆われているようなワクワク感を演出する。

 到着したSLから降り立つロングコートの男、その手には大きな鞄が握られ、その中には世界を巻き込む超技術の結晶が入っている。

 サイバーパンクも検索。


・【スピノサウルス】

 最大の肉食恐竜はティラノサウルスではなくスピノサウルスとされている。

 ちなみに魚肉が好き。


・【スプーナリズム】

 語音変換。アポログラフィティのポルノ(ポルノグラフィティのアポロ)、

 おどんううもり(うどんおおもり)、など、なんか置き換わっているのになんとなく読めたりする現象。


・【スペースコロニー】

 機動戦士ガンダムで広がった言葉だが、出典ではない。

 そのため、別にスペースコロニーという名称を使ったからといって、ガンダムの二次創作とは限らない。

 詳しくはラグランジュポイント、ハビタブルゾーン辺りを検索。


・【スペースシャトル】

 “シャトル”は往復する、という意味。

 バドミントンのシャトルと同じ意味だが、実際はほとんどのパーツが使い捨てになるという企画倒れ感。


・【性転換】

 ファンタジーや肉体交換ドタバタコメディネタで用いられるが、荒廃した世界で単為生殖を用いる手段など、ハードな設定も見受けられる。

 技術的には現実でも存在しているが、生物学的に完全な男性化・女性化は不可能。

 本人が女性である、男性である、という認識と肉体的な機能、どちらが正しいのか、というのは言葉遊びの時空。

 深刻なシナリオからギャグまで、受けの広いジャンルだ。

 両性具有、TSFも検索。


・【世界五分前仮説】

 世界は五分前に作られた。それより前から存在していると思っているのはそういう風に勘違いするように作られているからである。

 この世界がゲームのような仮想現実だとしても、それを否定するのは困難である。

 詳しくはシュミレーテッドリアリティ辺りと併せて。


・【ゼノンのパラドックス】

 200メートル先の的に目がけて弾丸を放った。

 半分の時間で弾丸は100メートル進む。次の半分でまた50メートル進む。

 更に次で25メートル進む……といった具合に続けていき、これを繰り返すといつまで経っても弾丸が到着しない。

 古典的にはアキレスと亀で使われることが多い。


・【潜水艦】

 海底二万里で有名なノーチラス号に代表される海洋冒険ツール。

 ちなみにノーチラスという名前は実在の潜水艦から取られているが、実物とは別物。

 古来から沈む舟は様々な国で開発されてきたが、そもそも空と違って目撃されず、かつ失敗してもそのまま沈み、文字どおり闇に葬られる。

 歴史に隠された潜水艦がないとは反証できない。


・【ソクラテス】

 『最近の若い者はなってない』という趣旨の発言を残している。

 同じくプラトンも若者をディスっている。どちらも紀元前の人物。


た行


・【単為生殖】

 アブラムシなどにおいて見られる、雌雄が揃わなくとも子供を作れる。

 虫以外では一部のトカゲなどの爬虫類で見られる。

 鳥なども単独で卵を産むことは頻繁に見られるが、これは含まれない。(無精卵であるためヒヨコにはならない)

 一匹が生き残れば絶滅を免れ、群れが生きていけないタイトな環境にも適応できるというメリットがあるが、DNAがシャッフルされにくい。

 雌雄同体、両性具有も検索。


・【超合金】

 スーパーアロイ。

 玩具シリーズで有名な超合金はダイキャスト。


・【超能力】

 念導力や瞬間移動、念話など。

 事実上魔法と同義語であり、これの理由付けがないとファンタジーとの境界が難しくなる。

 区分しなくても良いんだけどね。


・【ツァーリ・ボンバ】

 ソビエトの作ったヒロシマ型原爆を凌ぐ、最強の爆弾。

 実戦においては使用されていないが、爆風が地球を三周するという規格外の範囲を持つ。


・【月】

 地球の衛星。その大きさは木星や土星といった超大型惑星の衛星に匹敵する。

 地球と同じような大きさである火星の衛星はもっと小さく、金星にはそもそも存在しない。

 大きい星ならば大きい衛星を支えることができるはずだが、地球と月の関係は稀有。

 月食・日食は、地球から目視した大きさが太陽とほぼ同じであるため起きる現象。

 もっと近かったり、遠かったらこの現象は起きなかった。

 絶妙な距離にある大きすぎる天体。その存在は過去から現在に至るまで神秘的にルナティック。

 フォンブラウン、アポロ計画も検索。


・【テラフォーミング】

 地球ではない場所(大概は火星か月)を地球のように調整して居住するアイデア。

 人工重力や大気調整がよくあるアイデアだが、現在は人体改造(星を人間に合わせるんじゃなく身体を星に合わせる)や建造物を建てて住み着くのも含まれる気がする。

 空想上の言葉なので、主流となるSFの変異によって意味が変わりやすい。

 (独自解釈)


・【テレイグジスタンス】

 VR界隈でよく使われる用語。遠隔操作に存在感を伴う。

 日本発の和製英語。


・【テレビ電話】

 ナチスドイツの画期的アイデア。

 昔の特撮だとハメコミ合成とかで表現していた。

 今は凄くもなんともない技術だが、20年前は「なんか凄い技術」の代表格だった。

 今はアニメの出来事でも、20年後はわからないよね。


・【テレポーテーション】 【ワープ】 【ワームホール】

 テレポーテーションは瞬間移動のことを指す。(量子テレポーテーション、念力による超能力など)。

 しかし、ワープと言う言葉は“瞬間”でなくても良い。

 SF用語的には、ワープとは超光速移動を指す。

 相対性理論に基づいて物質は光を越えられないことになっているので、その法則を無視するための方便を全般的に指す。

 ワープの手段として空間に穴を開けたり、空間の幕で宇宙船を包んだり、物質を光に変えるなどをする。

 ワームホールとは、この空間の穴のこと。

 そのため、ワームホールを用いたワープ航法でテレポート。

 総武線を用いた新幹線で通勤、みたいな。

 類語はジョウント、ハイパードライブなど。


・【天王星】

 発見が最近であり、まだ調査もされていないため書けることが少ない。

 ただ、その分、未知領域が多いということ。適当に書いても反証できない可能性が高いので、狙い目と言えば狙い目か。


・【土星】

 木星とキャラ被り気味な惑星。

 大きいが木星ほどではなく、デカイ衛星が有るが木星ほどでもなく、輪を持っているが実は木星も輪は持っている。

 地球から木星より遠く、土星でできるSF的な要素では木星でされてしまう。

 やはり輪っかが一番の特徴である。琵琶湖が最大の観光名所である滋賀県に近い。

 しかし、滋賀県に近江牛があるように土星の環以外にも六角形の雲、というのも有る。

 決して滋賀県はつまらないところではない。滋賀県においでよ。

 ……いや、待って? あれ? なんで滋賀県の話になってる?



・【ドリル】

 漢のロマン、というヤツは無根拠で何も考えていない。

 ミサイルや大砲より漢度で勝る具体的論拠はなく、女キャラの使うものや非戦闘目的のドリルも多い。

 が、無根拠の何が悪いのだろうか。考えなしで何が悪い。

 ドリルが好きで漢のシンボルだと崇拝して何が悪いのか。

 その大きさじゃ潜れない? 掘った土はどこに消える? 回転したら機体の方がグルグル回る?

 そんな理屈はドリルで掘った穴に埋めておけ! アイラブドリル!


な行


・【ナノマシンとマイクロマシン】

 どちらも微細なマシーンのこと。

 マイクロメートルの機械かナノメートルの機械か。ナノの方が小さい。

 ウイルスはナノ、細菌の大きさはマイクロ。

 アセンブラー、ボトムアップ、グレイグー、プログラマブルマター、

 クレイトロニクス、アトムクラフトなどをググってね。


・【二重スリット実験】

 光というものが粒子であるか波であるか、を調べる実験。

 粒子か波であると推測されていたが、『粒子であり波である』という男であり女であるとか、アルファでありオメガである、的な結果が出てしまった実験。

 観測者効果についても検索。


・【二千年問題】

 アンゴルモアの大王の別名(独断と偏見)。

 西暦1999年から2000年へ切り替わる際、

 下二桁で入力されているコンピューターが西暦99から西暦00年へと替わったとき、西暦2000年ではなく西暦0年と誤認してバグるのではないか、という問題。

 前年の1999年にノストラダムスの大予言が流行り、その繋がりでネタにされた。

 実際はパニックらしいパニックは起きず、変わらぬ新年を迎えた。

 これから早18年。オッサンになるわけである。


・【ヌクレチオド】

 DNA・RNAを構成する物質。

 DNAではGATCの四種、RNAではTの代わりにUが入る。経口摂取すると旨み成分として認識される。

 これを摂取するとDNA・RNAの材料になるため、旨みに感じるんだとか。


・【脳】

多くの動物の指令部位。地球上の生物でも複数個の脳を持つ種族タコなどや、脳が切断されても即死しない動物ゴキブリなどが確認されている。

 人間は基本的に二分程度の酸欠や多量のアルコール摂取などで簡単にダメージを受けるため、実験しない方が良い。

 首なし鶏のマイク、グリア細胞、ドーパミン、火事場のバカ力なども調べてみよう。


は行


・【バイオハザード】

 元々の意味は生物兵器などの暴走だが、気が付いたらゾンビが暴れ回るみたいな意味に。

 ゾンビ自体がファンタジーやホラーの世界の住人のはずだが、薬学的に死体を動かせばSF。

 パンデミックも検索。


・【バタフライエフェクト】

 和訳すれば、“風が吹けば桶屋が儲かる”(独断)

 小さなエネルギーが巡り巡って大きくなり、蝶の羽ばたきが竜巻になったりする。

 転じて、時間移動をした人間のした小さいことが回り回って、世界を滅ぼしかけたりする。

 タイムパラドックス、ラプラスの魔、アカシックレコード、カオス理論も検索。


・【反物質】

 物質に対して反物質。全く同じだが符合がプラスかマイナスかだけの存在。

 しかしながら、反物質は物質と接触するとごく微量であっても核融合すら話にならないレベルの膨大なエネルギーを発する。

 “低コストでの生成が出来れば”、好きなときに好きなだけ膨大なエネルギーが生成できることになる。

 保存する場合は真空中に浮かべておけば良い。(原子が一粒も無い完全な真空は作りにくいが)

 対消滅、ポジトロンも検索。


・【ビオンオクチウム】

 あるだろう、とされている未発見の元素。

 最も重く、もし存在するならば、ウランやプルトニウム以上の核分裂エネルギーを持つ可能性が高い。 

 超ウラン元素で検索。


・【フォビア】

 恐怖症。

 『広場恐怖症』は『アゴラフォビア』、『ブツブツ恐怖症』は『トライボフォビア』。

 宇宙空間だったり、海底だったり、異次元だったり、新たな領域に進出したとき、人類は新たな恐怖に出会い、それが日常的な恐怖症に成ったりするだろう。

 コミカルに描ければギャグになるし、読者に共感させられてば文字通りの恐怖体験となる。

 ただ、架空の恐怖症だと思って描いてネタにして笑いを取ったら実在していて、その人々が気分を害した、とか、そういうのは笑えない。


・【プテラノドン】

 厳密には恐竜ではない。

 恐竜は骨盤の形・活動形態から分布する。プテラノドンは翼竜。


・【ブラックホール】

 天体。重量によって全てを引き寄せ、最終的には自分すら叩き潰して蒸発してしまう。

 SF的には、ゴミ箱だったり、ワープゲートだったりする。

 特異点、事象の地平線など。


・【フランケンシュタインコンプレックス】

 人間が自ら作り出したロボットに敗れるのではないか、という期待と焦燥の混じった感情。

 アシモフ御大のアイデア。


・【不老】

 ロブスターは臓器が古くなっても脱皮で新しくでき、細胞的な寿命が無い。

 一部のクラゲは老いると幼体に戻ることができるため、寿命が無い。

 ただし、外的要因での致死率が高いため、不死ではない。

 メトセラ、テロメアも検索。


・【ブルーピーコック】

 地雷の一種。

 寒冷地では機械が冷えて使い物にならない対策として、生きた鶏をパーツとして組み込んでいる。

 つまり、鶏の体温で保温する、という無茶苦茶な兵器。現実に考案された。

 氷で戦艦を作るようなアイデア。


・【ブロントサウルス】

 超巨大恐竜の代名詞、“ブロントサウルス”は学術的には存在しない。

 現在はアパトサウルスと呼ばれている。

 化石は原則的に最初に見つけた人間に命名権が有る。

 ブロントサウルスというのは巨大な化石が発掘されたときに命名された、が。

 実はその前に、ブロントサウルスの幼生体の化石が発掘されており、そちらがアパトサウルスと命名されていた。

 大きさが違いすぎて別の恐竜だと思われ命名されたが、後に同種と同定。

 先に発掘されたアパトサウルスに統一された。

 ムケーレムベンベも検索。


・【ベテルギウス】

 人類が知りうる最も大きな恒星……だった。何年か前まで。

 今はガーネットスターなど、多くの恒星に抜かれてしまったし、今後も新しい技術が出るたびにランキングを滑り落ちていくだろうが、冬の大三角としてのベテルギウスの美しさは変わらない


ま行


・【蜜蜂】

 一匹の蜜蜂が生涯で集められる蜂蜜の量は、大体スプーン一杯くらい。

 巣のために命懸けで集めた蜂蜜を、人間が利用して食べている。

 蚕や蠱毒に近い気がする。


・【ミッシングリンク】

 進化の繋がりの中で見つかっていないピースのこと。

 例えば、キリンが現存しているが、進化したなら首の長さが徐々に長くなっている個体の化石が見つかっているはずであり、その化石が見つからないのはおかしい、という論法。

 実際は化石になるのはかなり困難な条件が必要。

 大きな損傷がないまま沼に沈んだり、土石流に飲まれたり。そしてその後、長い間誰にも掘り出されない、と。

 ただ見つかっていないということも有りうるため、化石において使うのはやや漠然とした疑問では有る。

 創造論などと併用して使おう。


・【ミュータント】

 SF的には科学に作られたモンスターの一種。

 先天的な生まれついてのミュータントか後天的な改造人間か。

 心無い暴れるだけの怪物か、理性が有りながらも自らの肉体を呪う苦悩のキャラクターか。

 人造人間、デザイナーズアニマル、デザイナーズベイビーを検索してね。


・【冥王星】

 準惑星のリーダー格の元惑星。

 太陽から遠く極寒の地。ちなみに幽王星という名前になりかけた。


・【目玉】

 人間の眼球は水晶体を持ち高性能で、機能が似ている動物はタコ。

 ちなみにタコには人間にはある盲点がなく、人間の眼球の機能の上位種っぽい。

 虫のほとんどは眼球を持たず、複眼を持っているが、単眼の虫も存在している。

 目玉の性能は種族ごとに異なり、紫外線や赤外線が見えたりする。

 霊が見えたり、レプトンや重力子を捉える目をあり得ないとは、誰にも言えない。


・【メテオ】

 英語で流星・隕石のこと。英語ではどちらもメテオなのだが、日本語では差異がある。

 流星は夜空を星が光りながら落ちていく“現象”。

 隕石とは地球に落下した別天体の“物質”であり、昼に落ちて見えなかったものでも隕石。

 そのため、慣例的にカタカナ英語では流星のことをミーティアやシューティングスター、隕石のことをメテオと表記する傾向が有る(独断と偏見)。

 ちなみにコメットは彗星であり、全く別物。

 割とちょくちょく地球に落ちて来ている。映画ではちょくちょく巨大なのが落ちてくる。


・【メビウスの輪】

 クラインの壺の相棒。裏表のない立体。

 ワープや宇宙の構造を説明する際に引用される。


・【木星】

 太陽系では太陽に次ぐ大型天体。

 地球よりはるかに大きく、その体格に似合う超重力から常に竜巻が渦巻く。

 質量が足りず太陽(恒星)になれなかったが、太陽と同じく核融合の能力は高い。

 そのため、核融合の燃料を取りに行く採掘星として使われることが多い。

 ヘリウム3、ガリレオ衛星など。


や行

・【ユートピア】

 創作の上では桃源郷、ガンダーラやアガルタ、パラダイス、アルカディアの類語。

 余談だが火星にはユートピア平原とアルカディア平原が有る。

 デイストピアも検索。


・【UFO】

 未確認飛行物体。未確認じゃなく確認してしまったらユーフォーじゃない。美味い太い大きいとも関係ない。

 円盤のイメージが強いが、言葉自体には元々は円盤という意味はない。

 昔は宇宙から来るなら円盤に乗っていたが、最近はワープ的な手法で来たりする。


・【UMA】

 未確認動物。ネッシーが神話的に有名。

 未知の超自然的な生物として認識されやすいが、大昔はゴリラもここにカテゴライズされていた。

 冒険家のハンノという男が、“ゴリラと遭遇した”という話だけを持ち帰ったが、半分伝説的だった。

 その後、多くの人々がゴリラと遭遇したことで、『ゴリラは実在し、ゴリラは未確認動物ではなく確認済みの動物である』ということになった。

 この話には諸説あり、このときに遭遇したのが本当に今知られているゴリラだったのかは不明だが、まあ、そういうことである。


 ツチノコやイエティ、サンダーバード辺りは妖怪とか民間伝承が伝わる段階で実在しているのでは、という話になったように感じるケースがしばしば。

 人間の知らない大型動物が見付かるとすると深海くらいしか残されていないと思ってしまうが、それこそ人間の想像もしないところ、未踏のどこかになら存在しているかもしれない。

 存在しないことを証明することは困難だが、存在することを証明するなら実物が一匹居れば良い。

 ビッグフット、ニューネッシー、ジャージーデビル、チュパカブラも検索。



ら行


・【リボソーム】

 細胞を構成するタンパク質を生成する存在。

 DNAの変異というとベタベタっぼい、と感じるときに使う語彙。


・【レーザー】

 略称。

 正確にはライト・アンプリフィケイション・バイ・シュミレイテッドエミッション・オブ・ラジエーション。

 クソ長い。

 ちなみに、メーザーはマイクロウェーブ・アンプリフィケイション・バイ・シュミレイテッドエミッション・オブ・ラジエーション。

 で、もっと長い。


・【レイガン】

 コォブラァ~♪

 鉛などの実弾ではなくレイ(光)を飛ばす。

 光子を飛ばせばフォトンガン、原子力ならアトミックガン。君のオリジナルのガンを作ろう!

 ショックで気絶させたり、身体に大穴が開いたり、弾切れになっても自動的に充電したり、光の筋が走ったりとギミックの融通が効く。

 ニードルガン、パラライザーなども検索。


・【錬金術】

 ファンタジー的なワードと思われがちだが、バリバリのSFワード。

 黄金を作ろうとしてそれ以上に技術的に価値のある硫酸など多くの科学的発見を成し得ており、この過程でオーバーテクノロジーの獲得をするケースなども描ける。

 そこから時空を巡る冒険が始まっても、良いよね。

 ファウスト的。


・【ロストワールド】

 地底世界や無人島に代表される隔絶された空間、そこでは恐竜などが溢れている。

 この世界をどう設定するか、オリジナリティをどうするか、なぜ恐竜が生き残っているか、などを設定・説明するところにダイナミズムを求めたい。

 恐竜人、アカンバロ、カブレラストーン、地底空洞説など。


・【ロボット三原則】

 1・ロボットは人を傷つけてはいけない

 2・ロボは命令に従わなければならない、

 3・ロボは自分を守らなければならない。

 だが、もちろんお互いに矛盾したり、破綻している理論。

 これはアイデアを出したアシモフ御大自身が利用しているのだが、この理論だけが一人歩きし、破綻しているという前提が忘れがちになっている。


わ行


・【ワイドスクリーン・バロック】

 スケールの大きさや、ダイナミズム溢れるジャンル。

 とはいえ、SFは時空間を越える設定はしばしば見られ、定義づけが難しい。

 スター的キャラクターのカッコいい技術設定に少年心を熱くする冒険、だろうか。

 実はこの作品、チマチマと語句が増えてます。

 最近の追加は『ヌクレチオド』、『サルガッソー』、『フォビア』。

 その前が『性転換』、『UMA』。



 以前ブログでやっていた類似シリーズはこちら。


http://84gbrog.blog119.fc2.com/blog-category-8.html

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― 新着の感想 ―
[良い点]  面白いです!  知らなかった言葉の意味を知って、その上で想像を膨らませて……。  私はまだSFを書いた事がないのですが、色々とヒントにさせて頂いています。 [一言]  読者の身勝手な気持…
[良い点] SF良いよね! SF用語集に焦点をあてる視点もGood! [気になる点] TS、TSF、性転換はSFなのかどうか小一時間w TSは本来LGBTのT、現実のGIDとも関わりがある事柄ですよ~…
2019/07/30 15:38 退会済み
管理
[一言]  レイガンの項目にコブラを出すならクリスタルボーイの黄金に輝くボディには通用しない、と記述して欲しい。
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