表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/35

精神不安定

家から歩いて10分くらいのところに検察庁がある。5階の受付で聴取通知書を出した。検察官を来て個室に入った。検察官は、やわらかい口調で聴取が始まった。他人と会話をするのは久しぶりだった。事情聴取の連絡が遅れたのは、盛岡検察庁からの書類が遅れたことだったらしい。検察官に聞かれた事は、盛岡での事情聴取の内容確認だった。こと細かく話した。もう、けっこう日にちが経っていたので私も記憶が忘れていることもあった。検察官から、現在の生活状況について聞かれた。仕事先からは裏切られ、精神科にかかって通院。仕事は見つからずにローン返済に苦しんでいること。家族の生活費や離婚問題。自殺願望。安定剤と睡眠薬の服用。検察官は、話しを聞きながらデータをまとめていた。検察官は私の体調や状態を見て、聴取は中断して次回にまた来るようにと言われた。法律上、精神的不安定な状態での聴取は禁止されているらしい。3時間の聴取予定だったが、1時間半くらいで終わった。次回の聴取予定は6月下旬になると言われた。私は、精神状態がこの状況なので自宅の電話に携帯電話での連絡を禁止してもらうことにした。電話の音を聞くだけで恐怖心が私を襲ってくるからである。通知は郵便で送ってくれるようにお願いした。私の交通違反の処分は、まだ正式に決定していないと言われた。次の日、ハローワークに行くつもりだったが気持ちがのらない。何とかしなければと思う焦りだけが出てくるが行動に移せない。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ