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少女とネコと魔法  作者: 東京在住のhazeyama
3/3

「確か、この辺りのはず・・・」

 少女、神崎かんざき 魔李阿まりあは走っていた。

 場所は高町。彼女がすんでいる町だった。その時、

『ゴン!、ガラガラ・・・』

 何かにぶつかり、それが崩れる音だった。

「急がなきゃ!」

 タッタッタ・・・!と、彼女の走る音がただ響く。


 もうどれだけ走っただろう?神崎はようやくそれを見つけた。

「なに?コレ・・・」

 目の前に広がっていたのは、神崎がいつも朝みているアニメのような、戦い。互いが光る玉や槍を出しては撃ち、来たものは避けている。本当にアニメから、切り取ったようだった。

「!、危ない!離れて!」

 一人の少年が叫び、こっちへ来る。その瞬間、彼が消えた。

「キャァァ!」

 なに?なにが起こったの?誰か!まさか、死んだ?。

 彼女の頭の中は「死んだ」という言葉でいっぱいになった。


 そこから先は知らない。だが、目が覚めたらいつもの自分のベッドに寝ていた。

「・・・夢?」

 まさか、あんなことが起きたのだ。

 その瞬間、彼女は自分の部屋から窓を見る。木を見れば小鳥はさえずり、近くの空き地を見れば男の子が野球をしている。

 そう、何も変わっていないのだ。何も。


 そのとき、部屋に母、神崎かんざき 有阿ありあが入ってきた。

「あら、起きたの?熱は直ったのかしら?」

「熱?」

 そんな、知らない。

「そうよ、貴方は学校の帰り道で急に苦しんで倒れたのよ?」

「・・・」

「で、お医者さんに視てもらったら、ただの風邪だって」

 魔李阿は驚いていた。

 嘘、でも皆は知らない、本当に・・・夢?

「頑張屋が父親譲りなのは分かるけど、体は大事にね?私は下にいるから」

 有阿はそう言って、階段を下りていった。

 

「あれ?なに?これ」

 机の上にあったのは、青くて、楕円形の宝石が付いた紐のペンダント。


 コレが、全ての始まりだった。

頑張りました。

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