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EP.27『隻眼の天使ラミア』

前回のあらすじ

デビルデビデビルビルビーたちはルクシュニアに進む為、

ホウトを通ることになる。

その際メフューロがルランを闘技場に登場させ

ルランが勝ち抜くのだった。


メフューロ「おいちょっと待てよ。」

??「……」

メフューロ「あんた、観客席で観てたのだろ?」

??「ああ」

メフューロ「確か、ルランはあんたが育てた娘同然の女だろ?ラミア」

ラミア「だから?俺がルランから離れたのは俺らの世界に巻き込みたくないからだ。あの娘は…」

メフューロ「とにかくあんたは一度ルランに会え!彼女の勇気は本物だ証拠にウィリーダを倒したからな。」

ラミア「ルラン…」

メフューロ「そうだ。あんたも俺の式に来いよ。ルランたちを招待するからそこで話をしてやれ」


チビルビー「ねぇちゃん!おめでとう!」

ルラン「ありがとう、でもこの店高くない?」

ヴァールノマ「大丈夫!大丈夫!俺金はあるから!」

ゲマン「金があっても、あなたは品が無いですね。」

ヴァールノマ「そうか?」

キギワ「ただのボンボンだろ」

デビルデビデビルビルビー「うむ、天使らしくは無いよな。」

ヴァールノマ「おいおい、」

ウィリーダ「みんないるね。」

ルラン「あ、ウィリーダさん。どうかしたの?」

ウィリーダ「皆さんを私の結婚式に招待しようと思って声をかけに来たよ。」

ヴァールノマ「結婚式か、良いだろう!ご祝儀用意しとくぜ。」

デビルデビデビルビルビー「お前が先に言うな!」

ルラン「私、ウィリーダさんのドレス姿見てみたいな!」

ヴァールノマ「俺の隣でドレス着てくれても良いんだぜ。ルランちゃん。」

ルランはヴァールノマの足を踏んだ。

ヴァールノマ「ぐわああ、痛ぇ〜!」

デビルデビデビルビルビー「結婚式…なんだろう少し嫌な予感がする。」

ゲマン「おい!物騒なこと言うな!」


そしてメフューロの結婚式、当日。

シーヤ「新郎メフューロ、あなたは妻ウィリーダを愛することを誓いますか?」

メフューロ「誓います。」

シーヤ「新婦ウィリーダ、あなたは夫メフューロを愛することを誓いますか?」

ウィリーダ「誓いまs」

??「ちょっと待った!」

男が結婚を止めに来た。

ウィリーダの元カレ「ウィリーダ、俺との結婚はどうしたんだよ!」

ウィリーダ「あなたとは終わったのよ、消えて。」

ウィリーダ元カレ「なんでそんなこと言うんだ?」

ウィリーダ「あなたが他に女を作って、荒れていた私を支えてくれたのがこの隣にメフューロなの」

ウィリーダの元カレ「その女に金持ってかれて、俺は…お前のありがたみを思い知ったよ。闘技場で賞金を今でも貰ってるらしいし、お願いだよ。俺ともう一度…」

ウィリーダ「消えて、」

ウィリーダの元カレ「そこをなんとか!」

メフューロ「おい!お前、ウィリーダが消えろって言ってんだ消えろ。」

ウィリーダの元カレ「は?てめぇは黙っとけ、これは俺とウィリーダの問題だ!天使なら俺とウィリーダのキューピッドにでもなってろ!」

メフューロ「自分は戦いが好きじゃない。自分が攻撃をした相手はみんな宝石になるんだ。」

ウィリーダの元カレ「うるせぇ!お前が居なきゃ全てうまくいく、ぶっ殺してやる!」

すると1人の男がウィリーダの元カレに蹴りを入れた。

ウィリーダの元カレ「うわぁ、うわぁ、蹴られたところが焼ける!?熱い、熱い。」

ラミア「焼ける感覚だけをお前に付与した。死ぬことはないけど焼ける痛みは伴う。」

ルラン「あれはラミアさん!?」

デビルデビデビルビルビー「え?」

ゲマン「ああ、ラミアさんだな。」

ラミアはルランを観て、結婚式を飛び出した。

ルラン「あ、待って!ラミアさん!!!!!!!!!」


トラウラ「なるほど、ラミアが守る少女はおそらくあの娘だろ。彼女が真実を知ったらどうなるだろうね。」

その結婚式の影にトラウラとハゼラスが見ていた。


シーヤ「気を取り直して、新婦ウィリーダ、あなたは夫メフューロを愛することを誓いますか?」

ウィリーダ「誓います。」

シーヤ「では誓いのキスを。」

メフューロとウィリーダはキスをした。

こうして結婚式は無事終わったがこれが地獄の始まりでもあった。


ヴァールノマ「あれは。」

ヴァールノマが街を歩くと、

ヴァールノマ「おい!お前!その後ろ姿ハゼラスだな。」

ハゼラス「ヴァールノマか。」

ヴァールノマ「ヤサギヌで死んだお前がなぜ生きている?」

ハゼラス「俺は今、最高な気分なんだ。今まで天使として行動が制限されていた。」

ヴァールノマ「だから、お前悪魔なったと?」

ハゼラス「フフフ。お前に凍らされてから怒りの制御が出来なくなったんだ。」

ヴァールノマ「そんなお前がなぜ牛の天使候補を皆殺しにした?」

ハゼラス「そんなの決まってるじゃないか。復讐だよ。天使は皆殺しにする為にな!ゲマンもお前もそしてお前らに関わる者全員を殺す。生憎俺は今、牛の天使候補を皆殺しにしたおかげで空白になったセズザの七大悪魔の枠を手に入れた。デビルデビデビルビルビーの能力を10個ほど取り込んでな。」

ヴァールノマ「なら、ハゼラス、今のお前を消したら10個取り戻せるんだろ?ルランの喜ぶ姿が見たいからお前を消す。」

ハゼラス「前の俺とは比べ物にならないと教えてやろう。」


EP27終わり

次回EP28『牛鬼ハゼラス』

アクマのレクイエムキャラ紹介

キャラ名【ラミア】

能力【燃やす】

所属【12天使】

年齢【41歳】

出身地【ルクシュニア】

好物【グラタン】

嫌いな食べ物【ホワイトチョコレート】

兄弟姉妹【いない】

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