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EP.34『第二の能力』

ハゼラス「正直、侮っていたよ。俺がまだ天使だった頃なら今の一撃で課題を合格にしていたところだ。」

ゲマン「ほう、それは嬉しい限りですね。だが悪魔となったあなたは牛の天使の後継者達を次々と殺して滅ぼした。」

ハゼラス「ああ。リザジュウガやシュウビャそれにお前らも殺して12天使を無に変えるのが俺の今の目的だ。しかしだリザジュウガの動きを止める能力、シュウビャの一撃で相手を殺す能力これらの能力は俺にとって1番厄介な存在だ。ならまず俺がやることは復讐より先に俺を怒らせた存在の抹消。お前からだゲマン。ヴァールノマは能力の実験体に相応しかったからあえて生かしている。」

ゲマン「最初に聞いておきます。あんたが12天使内部の裏切り者なのか?」

ハゼラス「さぁな。俺を倒したら教えてやるよ。それに、トラウラに関しては命の恩人でもあるんだ。胸糞が悪くても利用価値は十分にあるんだよ!!奴の借りを返すだけだ!!」

ゲマン「なら俺はルランやヴァールノマやキギワの為にもあんたをここで倒す!」

ハゼラス「胸が躍るぞ!!ゲマン!!!」

ゲマン「行くぞハゼラス!!!!」

ハゼラス「くたばりやがれ!ゲマン!」

お互いに本気の戦いが始まった。


ヴァールノマ「ハゼラスは言っていた…魅闇の塔に七大悪魔が全員揃うと破滅の神イラファインドへの道が何処かで生成されると。」

メフューロ「何?」

シーヤ「どういうことだ?ヴァールノマ。」

ヴァールノマ「僅かには考えられないが事実らしい。」

メフューロ「ヴァールノマ?お前は非常にヤバい山を登っていることを理解しているか?」

ヴァールノマ「とにかく俺はルランちゃんさえ守れればそれで良い!惚れた女の前でカッコつけたいんだ!」

シーヤ「バカだな。死ぬ気か?」

ドメーニ「全く、犬の天使ならぬ犬死の天使になるというのか?ヴァールノマ。」

ヴァールノマ「お前は!?ドメーニ!!」

シーヤ「ドメーニ?誰だヴァールノマ?」

ヴァールノマ「元俺の側近の使いだ。」

ドメーニ「世話が焼けますねぇ。ヴァールノマ貴方が悪いんですよ?街から出た貴方が。」

ヴァールノマ「うるさい!俺の前から消えろ!!!!」

ドメーニ「まあ、良いでしょう。貴方の城は私が丸々頂いておりますので…」

ドメーニはヴァールノマの前から消えた。

ヴァールノマ「あの野郎…悪魔になりやがったのか…」

メフューロ「お前もお前なりの事情ってものがありそうだな。」

ヴァールノマ「とにかく向かわなくては魅闇の塔に!!」

シーヤ「止めても無駄だね。僕も一緒に行こう。」

メフューロ「自分も行くか!!」


ゲマンは走っていた。

ハゼラスは床を追尾爆弾に変えて追尾していた。

ハゼラス「爆発しやがれ!!!!」

ゲマン「ハァ…ハァ…」

ハゼラス「息が切れてきたようだな。」

ゲマンが追尾爆弾に当たって爆発した。

ゲマン「ぐわァァァ!!」

ハゼラス「もう終わりか?」

ゲマン「ただ、俺が走っていたと思うか?!!」

ハゼラス「ん?グハァア!!」

走ったところは円陣になっており中心に向かって

斬撃を走らせた。

ハゼラス「面白えじゃねえか!!」

ゲマン「こっちはちっともだ!!」

ハゼラス「なら!これはどうだ!!!」

ハゼラスはゲマンの顔を殴って、殴った場所を爆発させた。

ゲマン「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…」

ハゼラス「これで終わりだ!!!!!デッドボンバー!!」

ゲマンは目を閉じた。

ゲマン(俺は何が出来る?斬る?斬るだけ?)

ハゼラスの攻撃を喰らう瞬間にゲマンの脳裏に

考えていた。

すると次の瞬間。

ハゼラスは斬り裂かれた。

ハゼラス(何!?体が動かない!?声も出ない!?まさか!?)


リザジュウガ「ハゼラス、この世界の最強は私だというのか?」

ハゼラス「そうだ。止める能力ともう一つの能力に敵う奴なんていないだろ?」

リザジュウガ「いや、存在してるか分からないが、一つの能力を極限まで使い込んだ上で感情が爆発し、覚悟を決めた者のみが手に入れる能力には敵わない。」

ハゼラス「その能力ってのは?」

リザジュウガ「極める」


ハゼラス(ただの斬れ味じゃない!!全てを切断する能力になっている!?ゲマンお前は!?極める能力を会得したというのか!?)

ゲマン「今のは?」

ハゼラス「一つだけ教えてやる!お前の最後の能力は第二の能力だ!極める能力確かに俺なんかが敵うはずもねぇな!……」

ハゼラスは消滅した。

ゲマンは敬礼をとった。

ゲマン「今までご苦労でした。ハゼラスさん。」


トラウラ「フッ、最後まで使えない牛だったよ!ハゼラス!!」

デビルデビデビルビルビー「次はお前の番だ!」

トラウラ「ハゼラスの能力もその体に戻ったのか!!だが私は死ぬことがないんだ永遠にな!!」

デビルデビデビルビルビー「だがダメージはあるよな?」

トラウラ「何?」

デビルデビデビルビルビー「やっとお前を絶望させる方法が分かった。自分の醜い姿を一生動けない状態で見続けさせることだ!!」

トラウラ「そんなことできますかね?貴方に。」

デビルデビデビルビルビー「お前は今からサンドバッグにしてやるよ。」


EP34終わり

次回EP35『悪魔の絶望』

アクマのレクイエムキャラ設定

今回は無し

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