助っ人登場!
ナオミ「危ないっっっ!」
二人「え?」突然声をかけられた。そこには、先ほど別れたはずの、あの女がいた。
ナオミ「大丈夫?」
朝日「はい……」
ナオミ「ここは危険よ。早く逃げて」
朝日「ありがとうございます」
朝日と美奈子はその場を去った。朝日と美奈子は森の中に入った。
朝日「ここまで来れば安心だろう」
美奈子「そうね……」
朝日はふと思ったことを口にした。
朝日「そういえば……名前聞いてなかったな」
美奈子「確かに!」朝日「俺は朝日」
美奈子「私は美奈子です!」
ナオミ「私は、イノスナオミ!よろしくね!」
ナオミ「実は私、家出してきたんです!」
朝日「へぇー!」
朝日「俺も親と喧嘩して出てきたんだ!」美奈子 「私は家出なんてしないわ!」朝日&ナオミ「あっはっは!」
朝日「ところで、なんで助けてくれたの?」
ナオミ「それはね……」
数時間前、朝日達が出発する少し前のこと。アケミ「あいつら、家出すんのかしら?」
ナオミ「どうかしたの?」
アケミ「私達のこと忘れて家出しちゃうんじゃないかと思って」ナオミ「確かに!」ナオミ「ちょっと心配かも」
そこにいたのは、2人のママ友だった。全員同じ顔をしていた。
アケミ「じゃあ、みんなで見に行きましょ」ナオミ「いいですね!」
そういうことで、2人は出発しようとしたところ、突然アケミはゾンビに食われた。そして、ゾンビの怖さを知ったナオミは、二人の後をつけることになった…
ナオミ「というわけ」
朝日「なんかごめんなさい」
ナオミ「気にすることないわよ」
朝日「俺たちも旅に出てから大変だったけど、何とかやっていけてるよ」
ナオミ「そうなのね」
美奈子「アケミさんはゾンビに…?」
ナオミ「ええ、そうよ」
朝日「森から出ようか」
美奈子「そうね…」
ナオミ「あの…仲間に入れてくれないかしら?」
朝日「もちろんさ! 一緒に行こうぜ!」
こうして3人の旅が始まった。
ナオミ「私は旅に出たかったからちょうどよかったわ」
朝日「そうか! じゃあ行くぞ!」
3人は歩き始めた。朝日は思った。この三人ならきっと楽しい旅になるだろうと……。
朝日「よし! 頑張ろう!」
ナオミ「そうね!」
2人「おー!!」