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~世界を一からやり直したい~

1986年、ファイナンス研究所では、人間をゾンビウイルスでゾンビ化する実験が行われていた。そして1990年、ファイナンス研究所は、ミスを起こし、ゾンビウイルスを世界に広めてしまった。「そのミスが、世界の終わりの始まりだった」とファイナンス研究所の社長は言った…。


美奈子「あなたたちは、どうしてそんなことを調べているの?」

朝日「私は、世界の終末を阻止するために動いている」

美奈子「どうやって? この世界にはもう終わりしかないわよ」

朝日「ゾンビを倒す旅に出るのさ…」美奈子「旅……!?︎ そんなことができるわけないじゃない!」

朝日「できるさ! 私たちは選ばれたんだからね。それに君も選ばれてるはずだろ?」

美奈子「えっ……」

朝日「君は、この世界を救いたいと思っているはずなんだ…」

美奈子「……」

朝日「私と一緒にやろう。私たちならきっとやれる!」

朝日は手を差し伸べる。そして、美奈子はその手を握り返した。

美奈子「そうよね…じゃあ、行きま…」

朝日「今日は旅に出ない。明日からだ。」

美奈子「えぇー!!︎」

朝日「明日から準備するぞ。」

美奈子「分かったわよぉ……」

こうして2人は、旅の準備を始めた。

次の日になり、2人は再び集まった。

朝日「まずは武器だな。銃があればいいんだけど……」

美奈子「あっ! これ使えるんじゃない?」

美奈子はバッグの中から拳銃を取り出した。

朝日「それは、モデルガンか何かかい?」

美奈子「違うわよ! 本物よ。ほら見て。」朝日「弾は入ってるのか?」

美奈子「うん。入ると思うけど……」

朝日「よし! 試し打ちしようぜ!」

2人は公園に向かった。そこには誰もいなかった。

朝日「ここなら大丈夫だろう」

朝日は、マガジンを確認してから引き金を引いた。しかし、弾丸は発射されなかった。

朝日「あれ? なんでだろ?」

朝日は何度か引き金を引くが、弾丸は出なかった。

朝日「壊れてんのかなぁ?」

美奈子「とりあえず、帰りましょ」朝日「そうだな」

二人は家に帰宅した。

朝日「なぁ…ナイフとか使えないか?」美奈子「包丁くらいしか持ってないわよ」

朝日「それで十分だよ。あとは……食料か……」

朝日は家にある食料を確認した。

朝日「うーん……カップ麺とカロリーメイトがあるだけだな……」

美奈子「そうね……」

朝日「そういえば…前、お父さんとスーパーで買い物してたときに『インスタントラーメンは…2階の倉庫に…』って言ってた気がするんだけど……」

美奈子「それよ!!︎」

朝日「でも作り方なんて知らないぞ?」

美奈子「そこは任せてちょうだい!」

朝日「おう!」美奈子「ちょっと待っててね!」

数分後、美奈子は戻ってきた。手には大きな袋を持っていた。

美奈子「はい!」

朝日「これは?」

美奈子「小麦粉と水よ!」

朝日「おお!」

朝日は袋を受け取り中身を確認する。朝日「本当だ! あるじゃん!」

美奈子「だから言ったでしょ!」

朝日「じゃあ早速作るか!」

朝日はキッチンに向かい、お湯を沸かし、その間に材料を用意する。

朝日「できたぞー!」美奈子「美味しそうな匂い!」

朝日「食べようぜ!」

朝日&美奈子「いただきます!」

朝日「うまい!」

美奈子「おいしい!」

朝日「久しぶりに食べたけどうまかったな!」

美奈子「最高だったわね!」

2人は食事を終え、最後に家にある食料をすべて持っていくことにした。そして夜になり、2人は眠りについた。

次の日になった。2人は昨日の公園に集合した。

朝日「いよいよ出発だな……」

美奈子「ええ……」

朝日「行く前に一つだけ約束してくれないか?」

美奈子「何?」朝日「必ず戻ってくること……それだけさ」

美奈子「分かったわ」

朝日「よし! 行こうか」

2人は出発した。2人の長い旅が始まった……。

朝7時00分。目的地に向かっている途中、謎の女に声を掛けられた。

ナオミ「ねぇ、あなた達、これからどこへ行くの?」美奈子「旅に出ようと思って……」

ナオミ「あら、奇遇ね。私も旅をしているのよ」

朝日「一緒に行きませんか?」

ナオミ「ごめんなさい。私は1人で旅しているから」

朝日「そうですか……」ナオミ「じゃあ、またどこかで会いましょう」

そういうと、謎の女は去っていった。

朝日「変わった人だったな」

美奈子「そうね……」

それからしばらく歩いた。すると、前方から人が歩いてきた。その人は、ゾンビだった!朝日「どうする!?︎」

美奈子「戦うしかないでしょ……」

朝日「ああ……」

朝日は銃を構えた。その時、突然銃が暴発し、弾丸が出なくなった。

朝日「えっ?」

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