margin
詩を、物語を、想いを書いて下さるすべての方へ
この詩を捧げます――
静かにうなずいたり
わずかに微笑んだり
じっくりと胸に染みこんだり
グッと鷲づかみにされたり
もやもやしたり
思わず吹き出したり
表された文字は
あなたの想いの選抜選手
その陰には
数えきれないほどの
選ばれなかった想いたち
文字にしなかった想いが
その余白で息をしてる
色の無い空き地で
カラフルに揺れる
書けないのではなく
書かないんだなって
余白を読んで
想いに染まる
あなたが書かなかった
余白を踏みしめて
あなたの言葉が
わたしに届く
ある方の詩集を読んで、贈りたくなった言葉を詩にしました。
今は、この詩に立ち止まってくださったすべての方に。
気に入っていただければ幸いです。
どうぞ、ご自分宛と思って、遠慮なく胸の中へお持ち帰りください。