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牛が家にいる

作者: nohohon

朝起きたら、そこには牛がいる。

なぜだ。

なぜ俺の家に牛がいるのか。

夢だと思ってもう一度寝た。

起きた。

そこには牛がいる。

なぜだ。


「すみません警察ですか?」

「はい」

「家に牛がいるんですけど」

「ガチャッ」


切りやがった……。

俺に初めて怒りの感情がわいた。

しかし、牛をあるべき所に返さなければ。俺の家にいてもらっても困る。

そう思って、俺は牛を連れて外に出た。

周りの人が驚いた眼でめちゃくちゃ見てくる。やめろよ。見てくんなよ。


ある親子の話し声が聞こえてくる。

「ねぇなんであの人は牛を連れてるの?」

「それはね、丑年だからだよ」

ちげーよバカ。おかしいだろ。寅年だったら虎連れてくんのかよ。


あるカップルの話し声も聞こえてくる。

「わぁ、牛だ」

「丑年だからね」

だからちげーんだよ。何回「丑年だから」って言葉を聞かなきゃならねーんだよ。


おじいさんの独り言も聞こえてきた。

「ちっ、また2万円スッちまったよ」

くれよ、その金。


そして俺らは目頭公園にたどり着いた。

もうここで放そうかな。

でもそんなことしたら警察に捕まるなぁ。

じゃあTwitterで欲しい人を募ってみるか。


牛の写真と一緒にツイートしてみた。

「牛譲ります。欲しい人は来てください。目頭公園にいます #拡散希望 #牛好きはRT」

すぐに友達のリプが来た。

「どうした!?www」

「そんな奴いねーよwwwwww」

「あけおめwwww」

そりゃ牛欲しい人なんていないよなぁ。

「私は牛マニアです。14:00に行きます」

いたわ。しかも牛マニア。なんだよその肩書き。てか今何時だっけ。んーと、13時45分。まじかよ、15分で来れるとこにそんな変態いるのかよ。



15分待った。

来たのは黒服の男。怪しい。

「フハハ、作戦通りだな」

何のことだ?

黒服の男は不敵な笑みを浮かべて、拳銃を突き出した。やめろやめろ。

「私の星に来てもらおう」

「!?」

「ご主人様も、それを望んでいるのです」

ビビビビビビ

「うぎゃああああああああ」




TO BE CONTINUED!!!!!!!!!!!!!!






おわり






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