エル

作者：天川裕司

初めまして、天川裕司です。

ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。

また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。

どうぞよろしくお願い致します。

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬

【アメーバブログ】

https://blog.ameba.jp/ucs/top.do

【男山教会ホームページ】

https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/

【YouTube】（星のカケラ）

https://www.youtube.com/@%E6%98%9F%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%82%B1%E3%83%A9-v5x/videos

【ノート】

https://note.com/unique_panda3782

【YouTubeドラマにつきまして】

無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、

お見苦しい点はすみません。なので音声も無しです（BGMのみ）。

基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。

創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪

出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬

でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、

どうぞよろしくお願いします(^^♪

タイトル：エル

「あ、またある…」

俺の家から近所の掘っ立て小屋に、

変な落書きがされていた。

『エルは、ここ』

「エルは、ここ。…一体何のことだろうか？」

当然よくわからない。

エルと聞いて思い出すのは

漫画『うる星やつら！』のエルくらい。

でもそんな雰囲気でもなく、

なんとなくだが

その「エル」というのは、

捨てられた子犬か大人の犬、

そんなペットの名前じゃないか？

なんて疑問が普通に浮かんだ。

でもその掘っ立て小屋は

いつも扉が閉められていて、

周りに動物らしきモノもおらず、

中が見えないから、やっぱり

「エル」がなんの事だかわからない。

その昔。

俺には拾ってきた子犬を

すぐに捨てた記憶・経験がある。

親に怒られて「飼えるか！」と言われた挙句。

そいつの事を思い出した。

名前はエルじゃなかったけど、

なんとなく…。

今日も

その掘っ立て小屋を見てから

家に帰った。

今は実家じゃなくてアパート住み。

帰ると驚いた。

「なんんだ！これ！！？」

押し入れの襖にでっかく、

『エルは、ここ』

と、青いペンキの様なもので書かれてた！

しばらく唖然。

次第に心と感覚が現実に返り、

「誰が、こんなことを…」

と現実これからどうしたらと言う思いと、

なんで超常現象が！？と言う思いとが

思いきり俺を襲った。

そおっと襖を開けると…

「ワッ！」

中に子犬の亡骸が。

でも変だ。

なんの異臭もせず、

まるでそこにあるのに

無いものかのように…。

これがもう数年前の出来事で、

その亡骸は、俺だけが知る

裏山の竹のそばに埋めておいた。

「エル」とは一体何だったのか？

またいきなりあの押し入れに現れた

青いペンキの文字は誰が書いたのか？

…この2つが今でも

ずっと疑問に残り続けている。

（※）これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ！

お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください＾＾

動画はこちら(^^♪

https://www.youtube.com/watch?v=sdHiOpaw8X8

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬