初配信1
このあとにもう一話投稿予定です
毎週土曜十八時投稿予定です
「いつもVCつけてるんですけど今日はつけるのやめておきますね。今日は視聴者と話したいからねー」
けっしていつものようにVCついてると癖で暴言が出そうになる訳ではない、けっして。
あれ?あれ?エイムの合わないしキャラコンも……
ゲームを開始していつも通りにプレイできないことに焦ってくる
「報告じゃなくて普通に会話しながらゲームするのってこんなに難しいんだ」
【そうだよ】
【知らなかったの?】
【え?友達いない感じ?】
いつの間にか声に出ていたらしい。知らなかった、報告と大差ないと思っていた自分がいた。
「おいっ!煽ってるだろ。友達いないは言い過ぎだ。
いないわけじゃないっ! いる、いるさ。スコシハサ」
【え?】
【いない感じか】
「そんなこと言わないで欲しいな、
え?いるよ、な」
急に心配になってきてしまい別のことに頭を使ってしまった
「あ。しまった」
違うことを考えた罰だろう、普通に物陰から出てきた敵に倒されてしまった。これはやってしまった。一瞬VCをつけて「ごめんなさい」と謝る。
今回のメンバーは優しい人のようで「次頑張りましょう」と言ってくれたため少し心が軽くなる。
「次はちゃんと頑張ろ」
【がんば】
【ドンマイ】
自分が悪いのに優しい言葉をかけてくれる視聴者がいることに嬉しくなる
余計なことは考えずに勝つことに集中する。
余計なことを考えなくなったら目に見えてプレイが良くなった
VC:あと1人です
VC:1人やりました
[V I C T O R Y]
VC:おつかれさまでした
VC:ggです
VC:ありがとうございましたー
この流れに乗って私も「おつかれ様でしたー」とVCをつけていう。
【お疲れ様】
【ナイスゲーム】
【うまいんだね】
コメントでもお疲れ様が流れている。
あと一試合で配信を終わろうと決意してもう一度PLAYを押す
読んでくださりありがとうございます