表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
風琴ねずみと夜の電車 一  作者: 倉沢トモエ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

57/70

秀真くんは頼れる

 懐に入っていた芝居小屋のビラの裏に秀真くん宛ての手紙を書いて、通りがかった電車の車掌が顔見知りの川村氏であることを確かめて預けた。交通局職員の家族が、そうして弁当を届け合っていることをマサジは知っていた。

 預けられた川村氏はたしかに秀真くんに届け、手紙を読んだ秀真くんは辻氏に相談した。

 辻氏はたちまち結論を出した。

 鈴といえば、たま君よりほかはない。

「たまさんの顔、覚えたからよ、次に電車さ乗って来たらわかる」

 秀真くんの考えでは、そうすればそのうち何時ごろにどこから電車に乗り込んで降りるのかわかってくるだろう。そのあたりから、顔なじみとして話もできよう。通勤で電車を使っているとも本人が申されていた。

「あっつも、おれの顔知っていたんだ。車掌さん、なんて言われた。何とか話を切りだせたらいいんだけっとも」

 辻氏がマサジを店に連れてゆき引き合わせる、という手順が最も話が早い、と思われたのだが、問題があった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ