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風琴ねずみと夜の電車 一  作者: 倉沢トモエ


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19/70

午前三時

「こちらに師匠のご希望についてありますので、どうかよくお取り計らいくださいませね。

 ああ、なんだか明日に発つなんて。お名残り惜しいわ」

「あっという間だったわね」

「まったくよ。怪我する子もいなくて良かったわ。

 ではこの件、面倒ですけど、重ねて申しますが奇術は秘密が肝心ですから」

 たま君は封筒を受け取り中をあらためた。

《午前三時》

 中に入っていた便箋には、それきりなにも書いてはいなかった。

「やっぱり秘密が多すぎだわ」

 黒猫がにやり、と笑った。

「あなたも相当破れかぶれよね。何でも屋さん」

「仕送りしなけりゃいけないんですもの」

 たま君は澄ましている。

「それにしても、あれに見えるは……

 あら、そうだわ。もう一か所、ご挨拶に行かなくちゃ」

 窓の外を見て黒猫がまた、ソファーに飛び込んで姿を消したので、たま君、

「あらまあ」

 あきれた声が出たのである。


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