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詩*見つめて*

愛は

作者: a i o

愛はどうだろう


ここに行き着いた 愛は


カップ 一杯分の湯気

もの云わぬ 写真

窓の外の 晴れ上がった空

底知れぬ青と 青と青


かなしみには

しぃんと 静かな深さがある

小石がゆるゆると

沈んで行く、そんな深さが


誰しもが

いたいけな湖で

小石を投げては

沈めている


そんな中で

愛はどうだろう


喉元に

この目の縁に

こみ上げ

押し出されるような

愛は


胸のつかえた部分から

堰をきったように

湧きだすような 愛は


刹那

あなたに

支えられていた


その思い出の端々の

シルエット

匂い 声 その面影


湖の底へ

小石を積み上げ


ただ溢れさせるために

溢れさせるためにある 愛は

どうだろう


生きて

愛するということは


どういうことだろう














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