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フリークス・パーティ  作者: 依空 まつり
最終章「ハッピーリィ・エヴァー・アフター・アフター」
158/164

【epilogue・2】ゲルダの夢、ハッピーエンドの向こう側

 グリフォンは今、広大な北の大地で大自然に抱かれ、全身にその息吹を感じていた。


「誰かぁぁぁぁ、助けてくれぇぇぇぇ!!」


 訂正。グリフォンは今、広大な北の大地で雪に埋れ、今まさにその息が途絶えそうになっていた。

 寒さにガチガチと歯を鳴らしていると、声を聞きつけたハヤブサが「おーい」と声をかける。

「グリフォン、お前さん……もしかして雪ん中に落ちたんかー?」

「おおおおう、そうだよ、普通に歩けると思ったらズボッと!」

 道の端に寄せられた二メートル程ある雪の塊に飛び乗ったグリフォンは、そのまま雪の中に落ちて、埋れた。てっきり雪はしっかり固まっているものだと思っていたのだが、着地した足の裏は砂の山に着地したような感触を覚え、違和感を感じた時には、底の方まで落ちていたのである。

 足掻けば足掻くほど周囲の雪がサラサラと崩れて頭の上に降り注ぐので、下手に身動きも取れない。

「そら、そうなるわ。この辺の雪は、砂みたいにサラサラじゃぞ」

「なんでもいいから助けてくれ!!」

 南米生まれの彼は、ここまで大量の雪に慣れていないし、髪が凍るほどの寒さを経験したこともない。彼は日本に来てそれなりに経つが、北国にまで足を伸ばす機会が無かったのである。

 十数分後、ハヤブサに救出されたグリフォンは、息も絶え絶えに雪の中から這い出てきた。

「畜生、まさかフリークス・パーティとは無縁のところで死の恐怖を味わうなんて、思いもしなかったぜ……」

「なんでもいいが、グリフォン。お前さん、そこを動かんと危ないぞ」

「は?」

 ハヤブサは手袋をした手で、頭上を指差す。

「ツララ」

 ハッと上を見上げた瞬間、牛小屋の軒先から大人の腕ほどの太さがあるツララが落ちてきた。

 グリフォンは「ギャッ」と悲鳴を上げてその場を飛びすさり、間一髪のところでツララを回避する。

「怖すぎだろ、北海道……」

 真っ青になって心臓を押さえているグリフォンの背後で、牛小屋の牛達がモーモーとのどかに鳴いた。



 * * *



 フリークス・パーティの騒動で負傷した観戦客などの一般人は、深海財閥の特殊部隊に救助され、財閥傘下にある医療施設に収容された。

 フリークス・パーティの事件は表沙汰にできない以上、一般的な医療機関を利用する訳にもいかない。そこで、事情を知る深海財閥は怪我人達を受け入れることで、観客達とレヴェリッジ家に恩を売ったというわけだ。

 そして、深海財閥では受け入れの難しい後天性フリークスを受け入れたのが、他でもないハヤブサであった。

 実を言うと、以前からチラホラと噂にはなっていたのだ。

 企業に切り捨てられ、行くあての無いキメラ達を匿っている者がいる……と。

 企業に捨てられたミミズクとグレーテル父娘もまた、その噂を頼りに企業を逃げ出し、ハヤブサに拾われたらしい。


「北海道にでかい土地を買ったんじゃー! 行くあての無いやつは、まとめてうちに来いー! 養ったる!」


 そう言って豪快に笑うハヤブサを見て、グリフォンは思い出した。かつてゲルダが語っていた夢を。

 沢山苦労して、ハヤブサと結ばれ、ハッピーエンドを手に入れたゲルダは、けれどいつだって、ハッピーエンドの向こう側を見据えていた。


『戦いを望まない後天性フリークス達が、静かに、穏やかに暮らせる……そんな場所を作りたい』


 ハヤブサは、そんなゲルダの願いを叶えたのだ。

 今までのフリークス・パーティで貯めた賞金の全てを注ぎ込んで、広大な土地を買って。そうしてできた農園の名は「雛雪(ひなゆき)農園」

 ハヤブサの妻、如月(きさらぎ)雛雪(ひなゆき)……ゲルダの夢を叶えるための農園だ。

 ハヤブサは失踪していた十年間を、畑作りや畜産技術の習得に費やしていた。そうして、居場所をなくした者達を受け入れる体制を、ハヤブサはコツコツと作り続けていたのだ。

 だが、ただ受け入れるだけではキメラ達は助からない。キメラの大半は延命措置を施さないと体の維持ができないのだ。

 そこで彼らを救うために、ハヤブサはヘイヤと手を組んだ。

 クラークの弟子であるヘイヤは、キメラに関する技術も保持している……つまり、延命措置に関する基礎知識と技術がある。

 クラークの技術は各企業に提供され、提供された先で更なる発展をしているため、延命措置もその企業によって微妙に違う。だが、フリークス・パーティに出場する選手は、自身の身体データをフリークス・パーティ運営委員会に提出する取り決めになっている……つまり、医務室に勤めていたヘイヤは、企業のキメラのデータを手に入れ、延命措置に必要な薬や処置を知ることができた。

 だから、ヘイヤはフリークス・パーティの医務室に勤めつつ、戦いを望まぬキメラ達を、ハヤブサの経営する農園にこっそり逃していたのだ。定期的に延命措置に必要な薬を送りつつ。

 そんなある時、ヘイヤは〈クラークの後継者〉が、フリークス・パーティで何かを企んでいることに気づき、ハヤブサに応援を求めた。

 そこでハヤブサは、自身も選手としてフリークス・パーティに入り込みつつ、戦力を集めた。

 フリークス・パーティから排除されそうになったライチョウとスノーホワイトを助けたり、廃棄されそうになっていたドロシーを匿ったり、そうやって少しずつ戦力を集めていき、〈クラークの後継者〉が行動に移った際に、それを妨害するために駆けつけたというわけだ。農園用の軽トラックで。



 * * *



 雪の中に落ちて凍死しかけ、挙げ句ツララに襲われたグリフォンは、命からがらハヤブサの家に帰宅した。

 広大な農園の端っこにあるその家は、とにかく広くて部屋数も多く、宿舎のような雰囲気がある。

 行くあての無いキメラ達は、皆この家で大家族のように寝泊まりしているのだ。グリフォンも滞在中は、この家の一室を借りている。

「おぉ、さみぃさみぃ……」

 雪を落として薪ストーブの前に行くと、既に先客が毛布に包まってカタカタと震えていた。毛布の上からピョコンと覗くのは猫の耳──ドロシーである。

「おぅ、ドロシー。おめぇさんも、雪ん中に落ちたのか」

「違うわよ! 屋根から落ちてきた雪に埋もれただけ!」

 ドロシーはグリフォンにギャンギャンと噛みついていたが、プシュンとクシャミをすると寒そうに手を擦り合わせた。

 アルマン社から見限られたドロシーと、自主的に逃走したオウルも、現在はこの農園に滞在している。寒いのが苦手なドロシーは、いずれは仕事を見つけてここを出て行くつもりらしいが、オウルの方は案外この環境に適応していた。

 今も、玄関の二重扉を潜って帰宅したオウルは、生真面目に報告する。

「帰還。家周りの雪かきは完了した」

「おぅ、お疲れさん!」

 ハヤブサが労いの声をかけ、オウルの肩をバシバシ叩く。

「いやぁ、お前さんは覚えが早くて助かるわい。もう、除雪機の扱いもバッチリじゃのぅ!」

 ハヤブサに褒められたオウルは無表情ながら、どことなく得意気に頷いた。

「各種スコップ、雪ベラ、スノーダンプ、プッシャー・ラッセル、除雪機、以上の雪かき道具はマスターした」

 アルマン社が誇る生物兵器である彼は、生まれつき各種武器の扱い、運転技術、機械操作に関する知識を刷り込まれている……が、流石に雪かきの仕方は心得ていなかった。

 そんな彼が、ここでうまくやっていけるのか、他人事ながらグリフォンは心配だったのだが、大いに杞憂だったらしい。

 当初、スコップを握りしめて「これで畑荒らしを撃退するのか」などと大真面目に言っていたオウルだが、今は誰よりも早く雪かきを終える、ベテラン顔負けの雪かき職人となっていた。

 社会経験が少なく、新しい知識を得ることに貪欲なオウルは、今は農耕機の扱いも勉強し始めている。雪が溶け、畑仕事の季節になったら、きっとさぞ活躍してくれることだろう。生物兵器とは一体なんだったのか、と言ってはいけない。今の彼は誰よりも立派な雪かき職人なのだ。

 オウルはこの土地に骨を埋めても構わない様子であったが、ドロシーは早く出て行きたいといつもボヤいている。

 それでも、彼女がまだこの土地に滞在しているのは、求職中ということもあるが、もう一つ……


「あーら、良い筋肉達がそ・ろ・い・ぶ・み。まずはオウル、あんたの大臀筋を撫でさせなさい」


 極寒の土地でも室内は暖かなためか、ヘイヤは今日も下着のように薄っぺらいワンピースに白衣という格好をしていた。どこから見ても痴女のような格好をしたヘイヤは、オウルの背後に周り、防水ウェアの隙間にするりと白い手を滑り込ませて、尻を撫でる。

「あぁ、いい! いいわぁ! 雪かき作業で、より一層引き締まった大臀筋の息吹を感じるわぁん!」

「ちょっと、オウル! なんでされるがままになってんのよ!? 抵抗しなさいよ!!」

 ドロシーが毛布に包まったまま怒鳴ると、オウルは大人しく尻を撫でられながら、首だけをドロシーの方に向けて言った。

「筋肉を一回触ることを、一マッスルというらしい。このマッスルポイントが薬の交換に必要だと言われた」

「そんなわけあるかっ!」

 ドロシーがフシャァと鳴いて爪を構えると、ヘイヤはオウルのウェアの隙間から手を抜く。

 これで終わりかと思いきや、ヘイヤはにんまり笑い、ドロシーに見せつけるようにオウルに抱きついて、太い首の筋を指先でつぅ……となぞった。

「オウルはこの胸鎖乳突筋がセクシーね。あぁん、首のしっかりした男って、す・て・き」

 首を撫でられ、チュッチュと口紅の跡まで残されながら、しかしオウルは表情一つ変えずに言う。

「大臀筋、胸鎖乳突筋で二マッスルポイント。目標の五十マッスルポイントまで、あと少しだ」

「あんた、どんだけ撫でられてんの!? オウルから離れろ変態!」

 ヘイヤは「はいはい」と子どもをあやすような返事をして、オウルから離れる。そうして、筋肉の余韻に浸るかのように、うっとりした顔でほぅっと息を吐いた。

 ドロシーは猫耳をピンと立てて、ヘイヤを気持ち悪そうに見ていたが、やがて恐る恐る話しかける。

「……ねぇ、クロウはまだ起きないの?」

 寒さに弱いドロシーが、それでもこの土地に滞在している最大の理由がこれだ。

 不安そうに耳をピクピクさせているドロシーに、ヘイヤは無言で首を横に振った。



 * * *



 クラーク・レヴェリッジの秘密研究所から脱出したクロウは、心肺停止寸前だった。

 生命維持に必要な薬が切れて、体が崩壊しかけていたし、呼吸は殆ど止まっていた。

 そんな彼の命を繋ぎ止めたのが、ヘイヤだ。

 彼女はこの事態を見通していたのか、キメラの延命に必要な薬のアンプルを幾つか持参しており、それをクロウに投与した。

 そのおかげでクロウは一命を取り留めたが、あれから一ヶ月以上が経つ今になっても、意識は回復していない。

 サンドリヨンも重傷だったが、彼女は一般人なので、他の観戦客同様、深海財閥傘下の病院に入院させられた。現在は退院し、実家に帰宅しているという。

 ハヤブサの農園は、企業から逃走したキメラ達を守るため、一般人に所在地を明かすわけにはいかない。だから、サンドリヨンにもこの場所のことは告げず、クロウは安全な場所に移したとだけ伝えている。

 ちなみにウミネコもそこそこ酷い怪我をしていて、しばらくこの家に滞在していたのだが、歩けるようになると、さっさと出て行った。

 ウミネコは筋肉が無いからヘイヤに追い出されたのでは……とグリフォンは密かに邪推していたのだが、どうやら、ウミネコはウミネコでやることが多くて忙しいらしい。

 フリークス・パーティ屈指の実力者であるウミネコに、新生〈修羅〉の重鎮である岩槻源治は「うちの闘技者にならないか?」と直々に誘いをかけた。だが、ウミネコはそれをあっさり断ったのだという。

 戦闘狂のお前がどういう了見だ? とグリフォンが訊ねると、ウミネコは頬のガーゼを指先でなぞりながら言った。

『いやぁ、今回、オレ、派手に怪我しちゃったじゃん? そのせいで、弟達に滅茶苦茶心配されてさぁ。だから、しばらくヤンチャは控えて、大人しく表稼業に専念しようかと思って』

 あの戦闘狂は、あれで結構なブラコンなのだ。グリフォンも何度か弟自慢をされたことがある。

 就職先も決まっているらしいので、しばらくは大人しくなることだろう……多分、きっと、メイビー。

 他のフリークス・パーティ参加者達も、各々の生活に戻っていった。

 グリフォンが聞いた限りだと、ライチョウは元の傭兵稼業に戻り、燕は現在も治療中。先のことはまだ何も決まっていないらしい。まぁ、燕は花島カンパニーに大事にされているから、さほど心配はないだろう。

 花島カンパニーは、フリークス・パーティの中でもとりわけ異例の存在で、クラーク・レヴェリッジが提供した技術ではなく、独自の技術でサイボーグを作り上げた企業だ。

(そういや、ビルの奴は花島カンパニーにスカウトされたんだっけか)

 ビルはもともと機械関係に強い男である。医務室でもサイボーグの治療を担当していたから、適任だろう。

 最近ビルから送られてきたメールには、サンドリヨンの容態を気にかけるようなことが書いてあったが、あの見るからに朴念仁の機械オタクが、サンドリヨンのメールアドレスを手に入れるのはいつになるのやら。

 自分が若い頃、ゲルダの連絡先を手に入れるのに試行錯誤した日々を思い出し、懐かしんでいると、食堂の扉が開いて、良い匂いが漂ってきた。

「みなさん、ご飯ですよー!」

 手作りの可愛らしいエプロンを身につけて手を振っているのはグレーテルだ。父親と共に逃げてきたこの娘は、むさ苦しい農園の清涼剤でもあり、同時に彼らの胃袋を管理する台所責任者であった。

 彼女の背後では四本腕のミミズクが、グレーテルとお揃いのエプロンを身につけて、せっせと食卓に食器を並べている。

「今日はパパが鹿を仕留めてきたんです! 鹿鍋ですよ!」

 グレーテルの言葉に、一同の顔が緩んだ。新鮮な鹿肉は臭みが少なく旨味が強い。なにより、寒い日に食べる鍋は格別である。

 グリフォンはふと気になって、グレーテルに訊ねた。

「そういや、鹿の肉は誰が捌いてんだ? ミミズクか?」

「いいえ、わたしが捌いてます」

「……お、おぅ、そうか……」

 オウルと言い、グレーテルと言い、若者の適応力の高さは、かくも素晴らしいものである。



 * * *



 多くの犠牲者を出した最後のフリークス・パーティは、表向きは「事故」として処理された。

 だが、あの場にいた者は知っている。あれが、複数の人間の悪意によって引き起こされたものだと。

 クラークの後継者一味の中で死亡が確認されたのは、ツヴァイ、ハッター、海亀の三名。

 エリサ、ジャバウォック、月島、笛吹の所在は未だ分かっていない。

 レヴェリッジ家を始め、月島が所属していたグロリアス・スター・カンパニーなどは密かに賞金をかけて彼らの行方を追っているらしいが、今のところ有力な情報はなかった。

 洞窟から脱出した時、グリフォンはジャバウォックとエリサのそばにいたし、ジャバウォックがエリサを連れて、こっそり森に逃げこんだことも気づいていた。

 気づいていて、見逃したのだ。

 彼らの胸に、まだ憎悪が燻っているのかは分からない。ただ、できることなら、静かに暮らしてほしいと願わずにはいられない。あの狂気の宴で、すべての幕を下ろして死んでいった者達のためにも。

 ……そんなことを考えつつ、グリフォンは鍋から肉と野菜をよそう。

 そうして熱々の鹿肉を噛み締めていると、隣でビールを飲んでいたハヤブサが真面目な顔で言った。

「のぅ、グリフォン。わしゃ、真剣に悩んどることがあるんじゃがのぅ」

「なんだ、家族のことか?」

 ハヤブサはこの農園作りのために殆ど家に帰ることもなく、しかも賞金の全てをこの農園に注ぎ込んでしまったので、子ども達との折り合いが悪いらしい。

 グリフォンはハヤブサの娘や息子と会ったことはないが、きっとゲルダ似の、おっとりして心優しい子ども達なのだろう。

 ゲルダ似の性格なら、ハヤブサの破茶滅茶な行動にも寛容になってくれるはずだ。

「いっそ、家族をここに連れてきたらどうだ?」

 グリフォンは、ハヤブサとゲルダの子に一度会って見たかったのだ。

 確か、上の二人は双子の姉妹だったか。年齢は……

(あぁ、そうだ。多分、サンドリヨンの嬢ちゃんぐらいじゃないか?)

 そういえば、サンドリヨンとオデットも双子である。

 いやぁ、案外身近にいるもんだな、双子……などと思いつつ、グリフォンはうんうん頷き、ビールを煽る。

「きっとキメラのことだって説明すりゃ理解してくれるだろ。うん、そうだ。折角だし連れてこいよ、子ども達」

「いや、それは提案したら『熊に喰われてしまえ』と一蹴されてな」

「…………」

 どうやら親子の確執は、グリフォンが想像していたより遥かに深刻らしい。

 どう声をかけるべきか悩んでいると、ハヤブサは肉と白米をもっしゃもっしゃと咀嚼し、飲み込んだ。

「そもそも、わしの悩みは、子どものことじゃなくてだな」

「じゃあ、なんだよ」

 ハヤブサはグッとビールを飲み干し、真剣そのものの顔で言った。

「うむ、こんだけ雪が降っとるから、わしの技名を『夏祭りスペシャル』から『雪祭りスペシャル』に変えようかと思うんじゃが、どう思う?」

 死ぬほどどうでもいい悩みだった。


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