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フリークス・パーティ  作者: 依空 まつり
第14章「青い鳥はそこに」
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【14ー6】優花ちゃんはハイパー石頭

 キメラは脆い生き物だ。

 イーグルのその一言は、優花にとって衝撃だった。

 だが、言われてみれば納得できる部分もある。クロウはいつだって身体能力で勝負はせず、相手の隙や弱点を突く戦い方を好んだ。

 身体能力で先天性フリークスに劣る彼が生き延びるためには、そうするしかなかったのだろう。

 クロウは勤勉で、努力家だ。体を弄られ、カトラリーすらろくに握れない手にされてしまった彼は、それでも血の滲むような努力をして戦闘技術を身につけ、対戦相手の情報を分析して、勝ち筋を探した。

「キメラが大して強くないというのは、もう何年も前から指摘されていたことだったんだけどね、それでも、キメラの研究をしている連中は妙にロマンチストで、キメラという生き物に夢を見ている。キメラこそ最も強く美しい、と盲信している連中が多いんだ……鷹羽コーポレーションの主任である、ハロルド・パークという男もそうだった」

 イーグルは優花を見て「医務室のハッターという男は知ってるかい?」と訊ねる。

 優花はコクリと頷いた。直接会話をしたことはあまり無いが、白衣にシルクハットという妙な取り合わせは強く印象に残っている。

「彼がハロルド・パークだ。今はレヴェリッジ家に身を寄せているようだがね」

 以前、ハッターは鷹羽コーポレーションでキメラ研究をしていたと言っていた。どうやら、あの老人が鷹羽コーポレーションのキメラ研究のトップだったらしい。

 優花は、医務室で憎々しげにイーグルのことを語っていたハッターの言葉を思い出す。

『奴は社長になると、一方的にキメラ研究チームを解体……我輩が育ててきたキメラも全て殺された』

 イーグルの語りを聞いている限り、彼とキメラ達は親しい関係だったように思える。

 それなのに、何故……彼はキメラを手にかけることになったのだろう。

「ハロルドは、自分が育てたキメラを我が子のように可愛がっていたよ……だけど、それはまともな人間が我が子に向ける愛情とは違う。あの男はキメラ達の悲鳴になど耳も貸さず、強化に次ぐ強化を重ねようとした」



 * * *



 鷹羽芦舟がキメラ研究に見切りをつけ始めていると気づいたハロルドは、研究を打ち切らせないために必死だったのだろう。

 その焦りは無理な実験を強行し、キメラ達が次々と犠牲になった。

 このままではいけないと考えた翔は、養父である鷹羽芦舟に反旗を翻すことを決意した。

 手始めに、翔は養父に気づかれぬよう、秘密裏に情報を集めた。

 鷹羽コーポレーションの人間関係、力関係、取引状況……特に、役員の中で鷹羽芦舟に強い不満を持っている者のことは徹底的に調べた。

 翔が目をつけたのは専務の周防という男。彼はこの会社では珍しく真っ当な感性の持ち主で、秘密裏に行われているキメラ研究や、フリークス・パーティへの参加に強く反対していた。

 内部で味方につけるなら、この男だ。そう決めた翔は、最近鷹羽コーポレーションに入社したばかりの周防の息子に接触し、少しずつ交流を重ねていった。

 周防の息子は生真面目で頭が硬く、父親同様、キメラ研究に嫌悪感を示していた。だから、翔は少しずつ彼にキメラ研究の不要性を説いた。

 そうやって内部に味方を増やしていく傍ら、翔は鷹羽コーポレーションの外にも目を向けた。

 鷹羽コーポレーションを確実に手中に収めるには、強力な支援者がいる。

 そこで彼が目をつけたのは、レヴェリッジ家と敵対している、岩槻源治という男。

 日本裏社会のドンと呼ばれる男と接触するのは骨が折れたが、それでも周防の協力を得て、彼はそれに成功した。

 翔は生物兵器のお披露目の場であるフリークス・パーティを嫌悪している。こんな催しがあるから、キメラ研究が過激化するのだ。だったら、フリークス・パーティなんて終わらせてしまえば良い。

 更に丁度良いタイミングで、クラーク・レヴェリッジが死去したという報告が入った。後を継ぐのは妹のシャーロット・レヴェリッジで、フリークス・パーティはそのまま継続されるという。

 ……これは、千載一遇のチャンスだ。

 だから、翔は岩槻源治の元に乗り込み、こう提案した。


「フリークス・パーティをレヴェリッジ家から奪い返し、『修羅』を復興させませんか?」


 『修羅』は本来、生物兵器お披露目の場ではなく、荒くれ者が有り余った力を発散するための場だ。

 正直、翔は『修羅』の復興に興味はない。だが、岩槻源治の協力を得るために『修羅』の復興は良い餌になる。

 岩槻が『修羅』を奪ったレヴェリッジ家を今も恨んでいることは、事前にリサーチ済みだ。

「レヴェリッジ家は今、当主のクラークが死んで、傾きかけている。攻勢をしかけるなら今だ……僕は鷹羽コーポレーションを継いで、レヴェリッジ家からフリークス・パーティを奪います。あなたには、そのバックアップをお願いしたい」

 まだ二十歳にもならない翔が、鷹羽コーポレーションを継ぐには強力な後ろ盾がいる。社内にも、社外にも。

 だから翔は、社外の後見人に岩槻を指名したのだ。

 翔の提案に、岩槻はしばし考える素振りを見せ、脇に置いた日本酒を枡に注いで煽る。

 彼はぷはぁと酒臭い息を吐くと、全く酔いを感じさせない鋭い目で翔を睨んだ。

「……鷹羽コーポレーションはよぉ、元々『修羅』のスポンサーだったんだぜ? だが、鷹羽はレヴェリッジ家がばら撒いた餌に尻尾を振って『修羅』を裏切りやがった。簡単には信用できねぇなぁ?」

 レヴェリッジ家──もとい、その当主クラーク・レヴェリッジがばら撒いた餌とは、キメラの技術のことだ。

 クラークはフリークス・パーティを始めるために、自身が持つ禁忌の技術を、惜しみなく日本企業にばら撒いた。その技術を欲した日本企業は『修羅』を裏切り、レヴェリッジ家側についた、という経緯がある。

 つまり、鷹羽コーポレーションは『修羅』にとって、裏切り者の一角なのだ。岩槻が敵視するのも当然である。

「どうすれば、あなたの信用を……いや、信頼を得られますか?」

「信用だけじゃ足りないってか? 欲張るねぇ」

「これから成すことの大きさを考えれば……半端な信用では、お互いに不安でしょう?」

 柔らかく微笑む翔に岩槻は不敵に笑って立ち上がり、翔の胸ぐらを掴んだ。

 そして、片手に握った空の酒瓶で、翔の頰をヒタヒタと叩く。

「信頼ってぇのは、互いの立場が平等だから成り立つんだぜ、若造? お前如きが俺の信頼を得るなんざ、百年早い」

 決して大きい声ではないが、腹の底からよく響く、低く重い声だ。

 だが、翔とて一歩も引く気はない。

 頰に押し当てられた酒瓶を軽く手で押し返し、真っ直ぐに岩槻を見据える。

「若い頃は随分とヤンチャをしたらしいですね? 『修羅』にあなた自身が出場したこともあるとか」

「老いぼれ相手なら、てめぇ一人で勝てるとでも思ったか?」

「……ご冗談を」

 翔は目を細め、冷笑を浮かべる。

「年老いたあなたを叩きのめしても、何の証明にもならないでしょう?」

「言ってくれるな、若造」

 頰をヒクヒクと引きつらせる岩槻の手を、翔は丁寧だが有無を言わさぬ力で引き剥がす。

「あなたが厳選した人材を、あなたが望むだけこの場に並べてください。十でも、百でも構わない……全て、叩きのめしてさしあげます」

 かつて日本の裏社会を牛耳ったこの男相手に、世辞も謙遜も無意味。

 それよりも、自分の力を明確に提示した方が、話が早い。

「『僕の信頼が欲しい』と、あなたに言わせるだけの力を僕は持っている。それをこの場で証明してみせます」

 岩槻は額に青筋を浮かべたまま、凶悪な顔で笑い出した。

「そうけ、そうけ。ほんならやってみぃ、若造…………血ヘド吐いても、泣き言は吐くなよ?」

「泣き言なんて言いませんよ。男らしくならないと、好きな女の子に振り向いてもらえないんです」

 そういってニコリと笑ってみせれば、岩槻はとびきり面白い冗談を聞かされたような顔で、新しい酒瓶を開けた。




 岩槻が用意したのは、意外にもたった三人だけだった。

 三人とも彼の護衛を務める黒服の男だ。

 それぞれ、別々の格闘技経験者なのだろう。筋肉のつき方や足の運び方にバラツキはあるが、三人とも相当な実力者であることが伺える。

 黒服の男の一人が「誰から行く?」と他の二人に声をかけたので、翔は朗らかな声で言った。

「すまないが、三人同時にかかってきてくれないかい?」

「……ふざけているのか?」

 男の一人が眉を釣り上げて翔を睨んだ。他の二人もまた、剥き出しの敵意を翔に向けている。

 翔はあくまで穏やかな態度は崩さず、肩を竦めてみせた。

「君達に恥をかかせることになってすまないね。だけど、それぐらいの演出をしないと、岩槻会長に満足してもらえないんだ」

「ぬかせっ!」

 男の一人が叫びながら拳を振り上げた。翔は振り下ろされた拳を左手でするりと受け流し、男の胴体に拳を叩き込む。

 ズン、と重い音がして、男はずるりとその場に崩れ落ちた。

 あぁ、いけない。と翔はこっそり溜息を吐く。

 最近はキメラとばかり戦っていたから、加減の具合を間違えた。

「困ったな、いきなり一人減らしてしまった。これじゃあ、盛り上がりに欠けるじゃないか」

「まだ、俺達が残っているのに、余裕だな小僧!」

「その態度、改めさせてくれる!」

 残った二人が叫びながら同時に襲いかかってくる。

 ピタリと同じタイミングではなく、絶妙にタイミングをズラしながらの攻撃は、連携に慣れている手練れの動きだ。


 ……だが、それがなんだと言うのだろう。


 片方の懐に入り、顎に掌底を放てば、それだけで容易く男はひっくり返る。これで二人目、

 どうせなら派手に殴り飛ばした方が、インパクトがあって良かっただろうか。だが、訪問先の家を破壊するのは流石に気が引けたのだ。

「……なるほど、先天性フリークスか」

 残る一人がジリジリと距離を取って呟く。

 そういう彼もまた、先天性フリークスなのだろう。動きのキレが明らかに他の二人と違う。

 男は「シィッ!」と鋭く息を吐きながら、鋭いラッシュを繰り出した。翔はそれを軽くあしらいつつ、わざと隙を作る。

 男が裂帛の気合とともに、翔の鳩尾に拳を繰り出す。翔はあえてそれを受けた。衝撃で、畳がズンと少し沈む。一般人ならそのまま吹き飛ばされるか、或いは内臓が破裂するところだ。

 だが、翔は唇に薄い笑みを乗せると、ゆらりと頭をもたげ……男の鼻面に自身の額を思い切り叩きつける。

 まさか頭突きを返してくるとは思っていなかったらしく、男は鼻血を噴いてひっくり返った。

「……あいたた」

 翔は男の鼻血で汚れた額をハンカチでサッと拭う。

 頭突きは幼馴染の少女の得意技だった。見た目のインパクトが派手なので使わせてもらったが、思ったより額が痛い。

(うーん、優花ちゃんって、石頭だったんだなぁ)

 そんなことを考えつつ額を拭っていると、背後でパチパチと拍手の音がした。

 振り向けば、岩槻がニヤニヤ笑いながら手を打っている。

「男前な面になったじゃないか、坊主」

「……もしかして、たんこぶになってます?」

 ズキズキ痛む額は指先で触れると少し熱を持っていた。

 岩槻老人の心を動かすためになるべく派手な勝ち方をしたくて、インパクトのある頭突きをしたのだが……これは失敗だったかもしれない。

 うーん、と唇をへの字に曲げていると、岩槻は喉を仰け反らせて陽気に笑った。

「泥臭い喧嘩のできる奴は、好きだぜ。信頼を置くなら、そういう奴がいい」

 岩槻は空の盃を翔の手に押しつけ、酒を注ごうとする。

 翔がそっと酒瓶を押し返せば、岩槻は不満そうに唇を曲げた。

「……おぅ、俺の酒が飲めねぇってか?」

「信頼関係を結ぶにあたって、僕の秘密を一つお教えしますね」

「なんだ? 下戸か?」

「僕、まだ未成年なんですよ」

 岩槻はポカンとした顔をしていたが、やがて豪快に笑いながら翔の背中を叩いた。



 * * *



 岩槻源治の協力を取り付けた翔は、その一週間後、行動に移った。

「お義父さん、少々よろしいですか?」

 社長室でパソコン画面と向き合っていた鷹場芦舟は、翔が社長室を訪れたことに酷く驚いた様子だった。

 無理もない。この男は翔をキメラ研究施設があるビルに軟禁していたのだ。

 本社ビルの最上階にある社長室に来られる筈がない。

「何故、お前がここにいる……」

「あなたが座る、その椅子を貰い受けに来たんです」

 芦舟は懐に手を入れ、何かを操作するような素振りを見せた。だが、翔が動じないのを見ると、ハッと青ざめる

 翔はニコリと微笑み、左手首を持ち上げた。袖を少しずらせば、露わになる手枷。

 それは本来なら芦舟の持つスイッチ一つで、電流を流すことができる手枷だ。

「随分凝った装置でしたね。解除には時間がかかると言われてしまいましたよ……だからひとまず、スイッチの方を偽物とすり替えさせたんです」

「馬鹿、な……そんなの……いつのまに……」

 スイッチは常に芦舟の内ポケットに入っていた。翔にすり替えることはできない。

「……まさかっ」

「既に代表役員の半分以上が僕の味方です」

 スーツの内ポケットにしまわれたスイッチを入れ替えたのも、その内の一人だ。

 翔はデスクの前に立ち、椅子の上で縮こまる養父を見下ろした。

「あなたは急病を患い、社長の座を息子に譲って引退する」

「な、にを……」

「そういうシナリオを用意したんです。あなたはこれから先、ずっとビルの一室に閉じ込められたまま、一生を過ごす」

 そのための部屋は用意してある……そう、芦舟が翔に与えた部屋だ。

 翔の言葉に、芦舟は喉を引きつらせながら、呻いた。

「なんで、私が、そんなこと……っ」

「そんなこと? ……あなたが僕にしてきたことでしょう?」

 整った顔に冷笑を浮かべ、翔は養父を見下ろす。

 養父のでっぷりと肥えた体は、汗でぐっしょりと濡れていた。立派なスーツも見苦しい汗染みだらけだ。

 あぁ、自分はこんな男に今まで怯えていたのか、と翔はどこか冷めた気持ちで思う。

「安心してください。キメラとの戦闘訓練を強要したりなんてしません。僕が社長になったからには、キメラの研究は凍結させます」

「待て、待ってくれ。あぁ……そうだ、取引をしようじゃないか」

 レヴェリッジ家にすり寄り、散々甘い蜜を吸ってきた男は、まだ蜜の味を忘れられないのだろう。権力の座にしがみつく姿は、無様以外のなにものでもない。

 翔はふぅっとこれ見よがしに溜息を吐いて、養父に侮蔑の目を向ける。

「取引というのはね、互いに信用と信頼があって、初めて成り立つんですよ。あなたは僕に、どんな信用と信頼を差しだせると言うんです?」

「私の財産の半分を……っ」

 脂汗を浮かべて呻く養父に、翔はニコリと美しい笑みを返した。

「あなたの言葉は、信用にも信頼にも値しないんですよ、お義父さん」

 そう言って翔は、パチンと指を鳴らす。

 社長室の扉が開き、翔が味方に引き込んだ役員達が中に入ってきて、ずらりと整列した。

「今日から、鷹羽コーポレーションは僕のものだ。お前達、前社長を丁重に別室へお連れしてくれ」

 まだ十九歳の青年の言葉に、年嵩の役員達は忠実に従い、芦舟を掴んで社長の椅子から引き摺り下ろす。

「待て、お前達っ! 今まで面倒を見てやった恩を忘れたのかっ!? 離せっ、離せ……っ!!」

 喚き散らす養父に、翔はクスクスと笑いながら言う。

「随分、安っぽい恩だったんですね」

「貴様っ! ふざけるなっ、何のために高い金を払ってお前を買ったと……っ」

「レヴェリッジ家に、僕を売りこむためでしょう?」

 芦舟はキメラ技術に限界を感じていた。だから、翔をレヴェリッジ家に差し出して、新しい技術を提供してもらおうと密かに目論んでいたのだ。

 翔が今まで大事にされていたのは、そのためだ。

 もっとも、芦舟は翔をキメラ化してから差し出すか、それとも優秀な先天性フリークスという素材として差し出すかで、随分悩んでいたようだけれど。

 芦舟はその事実を翔が知らないと思っていたのだろう。分かりやすく青ざめ、慌てふためいている。

 翔が軽く顎をしゃくれば、部下達は心得顔で芦舟を部屋から連れ出した。

 翔は扉が完全に閉まったのを確認し、養父が座っていた革張りの椅子に腰を下ろす。

 遂に自分はやり遂げた。手に入れたのだ。鷹羽コーポレーションの社長の座を。

 これで、地下室に閉じ込められたキメラ達を、苦しい実験から解放することができる。

(……僕が変えるんだ。鷹羽コーポレーションも、フリークス・パーティも)

 自分にはそれができる。それだけの力がある。

 忌み嫌っていた異形の力は、きっとこの時のためにあったのだと、翔は拳をぐっと握りしめ、静かに噛み締めた。



 この時は、なにもかもが順調で、これから先も全てが上手くいくのだと、翔は疑いもしなかったのだ。


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