第13章 登場人物紹介
☆フリークス・パーティ選手側
如月優花(21)
如月家長女。クロウの姫「サンドリヨン」妹の代理でフリークス・パーティに参加。しっかり者のお姉さん気質だが、幼少期はわんぱくだった。現在はイーグルの元に身を寄せている。
クロウ(19)
フリークス・パーティに参加する騎士。所属はグロリアス・スター・カンパニー。複数の鳥を掛け合わせたキメラ。通称〈屍肉漁り〉
イーグル(21)
本名は宮越翔。優花の幼馴染。フリークス・パーティに参加する騎士。鷹羽コーポレーションの社長。幼い頃から優花に思いを寄せていた。
如月美花(21)
イーグルの姫「オデット」優花の双子の妹。二年半前に姉の婿探しのために家出した。現在はクロウの元に身を寄せている。
ウミネコ(29)
フリークス・パーティに参加する騎士。無所属。通称〈狂戦士〉〈トラウマメーカー〉 フリークス・パーティでは古参。見た目は少年、中身は戦闘狂のアラサー。
☆フリークス・パーティ運営委員会
〈女王〉
本名、シャーロット・レヴェリッジ。レヴェリッジ家当主。兄に偏愛され、母の内臓を移植された挙句、鳥のキメラにされてしまった。
ヤマネ
人工授精によって生まれ、体の殆どを機械化されたクラークの娘。クラークの娘としての自我は無く、別人の魂をインストールしているが、前の体の記憶は無くなっているらしい。本名はアインス。
グリフォン
フリークス・パーティ運営員会の職員。苦労の多い三十路。今回「不能」という日本語の意味を覚えた。
☆その他の人物
クラーク・レヴェリッジ
錬金術師の末裔の天才。妹を偏愛しており、永遠に生きるための研究をしていたが、二年前にアリスに殺害された。
ケンゴ
日本からの留学生。六十年以上前に、レヴェリッジ家に滞在していた。甘いものが苦手。
リーゼロッテ
シャーロットとは幼少期から一緒だったメイド。しっかり者でお茶を淹れるのが上手。
アリス
クラーク・レヴェリッジの魂の器となるために造られたクラークのクローン。エディを兄と呼んで慕っている。
エディ・レヴェリッジ
レヴェリッジ家先代当主、クラーク・レヴェリッジの息子。誘拐された。ネコ科のキメラらしい。