僕の彼女
朝 カーテンの隙間から 日がさしている
柔らかい色のカーテンを ふわりと開けてみると
元気いっぱいに花開いている 彼女の家の植物たち
視界を遮る髪の毛をかき分けながら 大きく背伸び
フッと横に目をやると すやすやと 心地よさそうに眠る 彼女の姿が映る
細い髪が布団に広がって 太陽の光で輝いて見える
色白で 細い手をぎゅっと握りしめて 自分の枕を
これでもかと大切そうに握りしめて
捕まえて 満足そうに眠っている
そんな彼女に 愛しさを覚えて 僕はそっと
ベッドを後にした
愛しの彼女が目を覚ました時 笑顔を咲かせてくれるように
僕はひそかに 準備を始めた