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シエルさんのフェチ

今はもう23時だから誰も寝てないだろうなぁ。

俺はゆっくり扉を開け、

「ただいま〜」

誰も起こさないように静かに言う、すると

「おかえり、どこ行ってたの?」

ママが起きてた。

「ごめん、友達とカラオケ行ってた」

咄嗟に嘘をついてしまった。

「今の中学生は元気だねぇ」

「みんなで行こうってなって」

「これからが楽しみだね」

「うん」

俺は絆創膏を鷲掴みし、部屋に入る。

「おやすみ」

「・・・」

あれ?寝ちゃったかな?

リビングに戻りママに毛布をかける。

「ちひろ、、、」

ん?寝言か。

「おやすみ」

傷に絆創膏を貼り、メガネをかける。

「シエルさんってどんなことができるんですか?」

『両方のテンプルにボタンがついてると思います』

「テンプルってなんですか?」

『耳にかけるところです』

耳にかけるところ、、、あった!

『左のボタンはマイクをオフにできます』

「マイクをオフにしてどうするんですか?」

『セドノイドに所属している限り、いろんな人から連絡がきます』

はいはい

『もちろんこっちから連絡することもできます。でも聞かれたくない、、、』

「簡単にお願いできます?」

『トランシーバーみたいな感じです』

「あぁなるほど」

『はい』

「右側は?」

『目の前に対象がいる状態でボタンを押すと、名前、年齢、犯罪歴、フェチなど色々な情報が出てきます』

「最後のいるか?」

『意外と役に立ちます』

「ちなみにシエルさんは?」

『秘密です、、、』

「ふ〜ん」

意外と可愛いとこあるじゃん。

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