人工知能シエル
「本題に入ろう」
「わかりました」
少し酔いが回ってきたがこれくらいなら大丈夫だろう。
「詳しく言うと、用があるのはお前ではなく、お前の中学校だ」
俺の中学校・・・
「鵜川中学校に何の用ですか?」
「単刀直入に言うと、鵜川中学校には爆弾が仕掛けられている」
「爆弾?」
そんなただの中学校に爆弾なんて仕掛けられてるわけないだろ。
「その爆弾の在処を見つけ出せ。それが最初の仕事だ。報酬は600万だ」
600万?!
「爆弾を見つけるだけでそんなにもらえるんですか?」
「クリーガー。俺らの敵だ。おそらく学校にあいつらが潜んでる。」
「それがどうかしたんですか?」
「お前はそいつらに狙われる」
「それって、、、」
最悪な妄想が頭によぎる。
「お前は最悪死ぬ。だからこの伝説の男ゴリオン様がお前を最強のエージェントに育て上げてやる」
少し怖いが、この映画みたいな展開。映画好きの俺からしたら興奮が止まらない。
「どうだ?この仕事」
「受けます!!」
「よし、じゃあ明日から早速訓練だ。それと、これをプレゼントしよう」
高そうな箱を渡され、開けてみる。するとメガネが入っていた。
「メガネ、、、嬉しいですけど視力2あるんですよ」
「これは度が入ってないメガネだ」
なんでそんなの渡すんだ?
「これは人工知能が搭載されたメガネだ」
「人工知能、、、」
「これがあればなんでもできる」
「なんでも?」
「な〜んでも!」
すっげ〜や!
「だから日常生活はこれをつけて生活しろ」
「かけてみてもいいですか?」
俺は人生で初めてメガネをかける。
するとたくさんの情報が目の前に出始める。
天気、気温、心拍数などの情報がある。
『音声認識プログラムを開始します。あなたの名前を教えてください』
急に耳元で誰かが囁き始めた。
「スコーピオンです、、、」
『エージェントスコーピオン。こんにちは、私はシエルです』
「こんにちは、、、」
『今日からパートナーです。よろしくお願いします』
「よろしくお願いします」
なんやかんやあったが、そんな感じで俺の中学校生活は始まった。




