強さを味方に
ーゴリオン視点ー
俺の聴力とこのティニタスを使えばどんな小さい音でも、どんな遠くの音でも聞き取ることができる。そして大きい音であればあるほど位置、人数が詳しくわかる。
ティニタスについて説明しよう!セドノイドではほとんどみんなが眼鏡をかけているが、それは目が悪いのではなく、
Make Strength Your Ally〜強さを味方に〜
自分の強いところ、例えば視力、聴力、感覚などを最大限に生かすため最高峰の技術を使って作られた眼鏡である。例えばちひろは相手の情報、人間観察を最大限に生かすため、シエルが与えられた。
ゴリオンは小さい頃から聴力が人一倍優れていたため、振動から場所を探ることができるMSYA、ティニタスを与えられた。ということだ。
ゴリオンは索敵、近接共に最強の男である。
「さっきの音的にあと数百メートルってとこか?」
『50m先を右に曲がってください、そしたら120m直進し、左折すると声の主がいるでしょう』
「了解」
俺はカバンからスナイパーを取り出し、組み立てる。
『スナイプするんですか?』
「あぁ、クマの被害が出ているだけで今あの家族が本当にクマに襲われているのかわからない。もし人間の仕業だとしたら、人質に取られていたら、俺の姿が見えた瞬間殺される可能性がある」
これは過去の体験談。近接戦闘を好んだばかりに、人質が殺されることがあった。俺はその事件以来、遠距離戦闘も視野に入れることにした。
そう、この男は索敵、近接戦闘以外に遠距離戦闘も得意とする。




