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詩集

燈火

作者: しのぶ

***


暗夜にかかる燈火(ともしび)

玻璃(はり)の光を思いつつ

災いを世に呼びきたる

人の呪いをかえりみる


来し方に負う傷跡の

その端々を縫い合わせ

重ねし時の石畳

その上をまた歩みゆく


先にさとりのあらませば

(めい)によりてぞ防がまし

されど過ぎたる災いは

また取り返すこともなし


燈火をもて踏みゆかば

夜にありても道を得ん

月の光はあらずとも

おのれに(あた)うことをせん


世に知ることの多くとも

(めい)のあらずば行きがたし

()の燈火にたぐうべき

明智を我に給いませ

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