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 拝んでおこうか

 手を合わせ

 南無阿彌陀仏?

 いや?この方は阿弥陀仏じゃない

 神様だろう?

 南無が確か

 敬意を表してたような気が

 えーっと南無神様?


『そんなことはどうでも良いですよ?敬意の無い、心のこもっていない、ただのお題目だけなんて、鬱陶しくて耳障りなだけですから』


「はぁ、そんなものなのですか?」


『そうですよ?一日何回!ってノルマ達成するーみたいな感じで個人の願望をただの御題目を、ただただ耳元で回数だけ唱えられても耳障りでありがた迷惑です。まぁ、こちらとしても神様貴方を尊敬しますって言われて、はいそーですかと、無条件に一人の個人的な願望や欲望を叶えたり贔屓をする分けにもイケませんけどね。それに私の事をよく知りもしない、友達でも何でもない人に、苦しいときだけ頼られ、頼まれましてもねぇ。大体そんな個人的なお願い、一々ひとりひとり聞いていたら仕事が終わらないわよ。どんな因果関係が生じどんな影響が起こることになるのか、どれだけ膨大な綿密な計算をしないといけないと思ってるの?この宇宙に何種類知的生命体が居て、どんだけ文化を形成していると思ってんのよ。こちらの身にもなってほしいわよ、全く』


「はぁ」


 まぁそうだろうな

 たまによく知らない人が

 突然やって来て

 お願い、これやって?

 とお願いされてもな

 お願いされた側から見ると

「はぁ?あんた誰?」って話だろうな


『ちょっと?ヨシヒロ、あなた私の時と対応が随分違うじゃないの?敬語にしろ手を合わせて拝んでいる態度にしろ』


「あぁ?当たり前ですよ?こちらの方は私のもといた世界の産みの親、貴女は私の誘拐犯の産みの親。立場が天と地程は違いますよね?立場が違えば対応が変わる。当たり前のことですが?何か?」


『ウヌヌヌ』


『まだ、貴女は自分のしたことをどうやらまだ分かってないようですね?』


 元居た世界の神様が

 こちらの世界の神様の

 手足を掴み、

 エンドレス

 往復ビンタを

 かましている


 残像だろうか

 文字どおり何本も

 阿修■男の様な

 神の腕が見えている


『貴女は私の世界のあの星のトレンデードラマ?に現を抜かし、自分の世界の管理を監理を怠った。その罪の重さを分かっていますよね?』


「は?はいィィィィ?ちょちょちょ、ちょっと待って?貴女何やってんのォォォォォ?社会人一年目のOLですか?いや大学卒業したばかりの社会人一年生でももっと自己管理しているし出来ているわ。え?ひょっとして、そんないい加減な管理のお陰で、俺はこちらの世界に飛ばされてしまったの?」


『はい、真に申し訳ございません、この娘は最近まで私のあの宇宙の管理を手伝っておりました。働き者でしたので宇宙をひとつ任せてみたのですが…』


『えーだってぇ~トレンデードラマのドラマが面白くてついつい。先輩のお手伝いしてるときはぁー、仕事に熱中してて見る暇無かったしぃ…大好きな先輩の手伝いしてるときはぁ、本当に楽しかったけどぉ、自分の世界の監理だけしてても楽しくないしぃ、先輩の世界みたいに娯楽も美味しい食事も、ロマンチックなドラマも全く無いんですよ?分かります?』


「『逆ギレするな』」


『ヘブッ』


 こちらの神様の頭を

 あちらの世界の神様と自分の手が

 タイミングよく

 ラリアットで交錯する

 ク■スボンバーの様に


「あんたのお陰で俺は、家族やら友人、先輩後輩色んな繋がり人間関係全てを無くしちゃったんだぞ?その辺りは分かってますよね?」


『この度は真に申し訳ございません。この娘にはちゃんと反省させますので。』


 あちらの世界の神様が

 こちらの世界の神様の

 後頭部を押さえつけ

 土下座させている


「で、俺が居なくなった、あちらの世界は今現在?どうなってんの?将来的にどうなんの?」


『そ、そうですね、まずはとりあえずそちらの御報告を。まずは貴方の代理に入った、貴方が転移するまでの同じ記憶を持った、貴方と同じ遺伝子を持った人物?ですね。いわば貴方の分身?双子?とも言える、クローンですが、貴方の一族を支え、小さな会社を作り、後の世に財閥・財団を創る基点になっております。御家族も多少波はございますが、神の加護の影響か幸せになる世界が多いようです。』


「そうか。ん?幸せになる世界が多い?俺の代理?」


『まずは、私は貴方が抜けた穴を埋めました。生まれた存在を無かったことにすると、貴方の構成していた原子や分子素粒子そのものも無かったことになります。宇宙レベルで過去150億年以上と未来数百億年に至る宇宙消滅までの貴方を構成していた原子分子全てを追跡し調査を綿密するには、範囲が創造主権限の力をもってしても膨大かつ広大過ぎます。連続する時間軸で分子消滅ともなると発生するエネルギーが膨大すぎて、あちらの世界の環境に対する影響も甚大。となると存在そのものをすり替えコピーしあちらの世界に貼り付けた方が効率が良かった。ですのでこちらの世界から戻された分子の質量から陽子中性子電子をそれぞれ分解し、原子分子を作り替え貴方の存在そのものに補填致しました。』


 一molの分子数が

 6×10の23乗の個数が有るものな

 それを自分の体重分だからな

 それを150億年以上追跡調査?

 確かに気が遠くなるような

 作業に成りそうだ


「なるほど。要は私のコピペか。同じ親から同じ遺伝子を持った存在をか。」


『それでそのコピーしましたクローン体に私の加護を与えると、クローン体が幸せになる世界が多くなったようです。』


「パラレルワールドつまり多重並行世界ってことなのか?分子消滅ってやはり、それほど環境に与える影響も甚大だったって事なの?」


『そうですねー。核分裂、核融合、反物質等の因果関係が無い物質の消滅を因果関係があったことにするには、世界の法則の改変が無いと起こり得ない事ですから。下手をするとあちらの世界が根幹から法則の破壊からの連鎖崩壊消滅をする事もあり得たでしょうね』


「なんでそんな他の世界に干渉しあい影響するような、そんな微妙なシステムを使ってんの?危なすぎるでしょ」


『スキルシステムは後発の神様の為の、新規に組まれたヘルプシステムでしてね。後発の世界の進化を先発の神に追い付き、並び同時進行で進めるための新規に設置されたシステムでして。それがまさか神様用の、管理者チャンネルとある管理者つまり彼女が、うちの世界のデータベースに接続したチャンネルとリンクしての暴走を起こすとは、神様庁としても全く予想出来ていなかったようでして』


「神様庁?なにそれ?うわっ何それスッゴク官僚チック。なるほどねー、まぁ向こうの世界も皆無事なようで何よりだ。でもそうなると、こいつだけのせいでも無さそうだ。前例も無かったのなら仕方ないのかな?」


『許していただけるので?』


「神様なら完璧に仕事をしろよ、とも思わなくは無いですが、元居た世界の神様に頭を下げられたら、流石に許さない訳にはいかないでしょうし。向こうの世界の皆に、もう二度と連絡が出来ないのは寂しい事だけど、代わりの俺?俺のクローンだっけか、そいつがあちらの世界の多くで、精一杯やっているのならしゃーないわな。一族の一番幸せな映像と声が聞けたら十分?いやでもそれは俺のクローンの一族で有って俺の一族ではないのか。双子の子孫達みたいなものにあたるのか?まぁいいか、親と弟妹と従兄弟達と親友のその後の人生記録だけもらえるか。長い長~い人生の暇なときにでも見るから。」


『こちらがその映像と記録になります。お納め下さい。』


 あちらの世界の神様が

 水晶玉の様な器具を

 持ってきた


「はやッ。仕事が速いね、流石です。」

尚、当小説に登場する

神様達はフィクションであり

現実の神様?とは

無関係です


あの世に行って

随分違うじゃないって

言われても困りますので

悪しからず御了承下さいませ


たとえ実在の神様にクロスボ■バー

して地獄に落とされても

実行した当人の責任で

私の責任ではございません。


自己責任でお願い致します

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