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top of the world

「「ふォォォォォォォォ!!!!」」


 改造後のスパとパイを

 食い入るように見ていた

 軍曹とラクネは

 同時に奇声を突然発した


「二人とも急にどうした?」


「「か」」


「か?」


「「可愛すぎる、可愛すぎるよぉォォォォォォ!!!!」」


「そ、そうか」


 どうやら二人が可愛すぎて

 色々と何かが彼女達のなかで

 限界突破しちゃったらしい。


 猛烈な勢いで

 スパとパイに抱き付き

 スパとパイの身体のサイズを計り

 直感で頭の中でデザインし

 似合いそうな服を編み

 着せ替えて

 見とれてはニンマリし


 お互いの作品を

 食い入るように鑑賞し

 暫くするとまた

 何かを思い付くままに

 二人に似合いそうな服を編み

 二人に着せる

 衝動的な行動がどうにも

 止まらないらしい。

 きせかえ衝動だろうか


 スパとパイは最初は


「離すですのー」「ですのー」


「やめてですのー」「ですのー」


「暑苦しいですのー」「ですのー」


 と言って

 脱出しようとして

 ホールドしてた

 ラクネと軍曹を

 バンバン叩いてた様だが


 逃れられないと知って

 なすがままになり

 現在はぐったりとしている。

 文字どおりの着せかえ人形だ


 二人の創作意欲?

 二人の母性本能?

 か何かを猛烈に

 刺激したのだろうか


 何着も何着も

 創って着せてはニンマリし

 創って着せてはニンマリしている。

 あちらの服に似たものもあるようだ

 やはり従魔達にもあちらでの

 俺の記憶が伝播しているのか?


 同族意識が芽生え

 保護欲が吹き出した?

 いずれにしても

 二人が暴走している以上

 ラクネとガイの

 改造案はまた明日か


「二人ともほどほどにしておけよ~」


 どうやら

 聞こえてはいないようだ

 スパとパイの服を編むことに

 熱中しているようだ


 あ、そろそろ風呂の時間のようだ

 言っておかないとな


「はーい、皆さん注目な~」


「はーい何ですか?」


 団員達がこちらを向く


「えっとな、今日魔法を精霊さん達に本格的に習った訳だけどもな、魔法を使って他の仲間の団員を傷を付けたり、他の団員達が嫌がる行為をしたものは、ステータスをレベル相当に戻した上追放、もしくは、奴隷商に売却も含めた罰も考えるから、魔法は考えて使えよ?いいね?間違っても風呂の覗きや強制的な性行為や犯罪行為なんかには使うなよ?判りましたか?精霊さんが見ているし、神様も見ているって、ここにいる皆さんは分かっているでしょうけども。」


「はい、判りました」


「まぁ、団員同士の恋愛は特に禁じていませんから、好きになった相手には、正々堂々と告白なり口説くなりは好きにしても良いけれど、お互いが気まずくならないようにだけは気を付けてね。」


「はーい。」


「ちなみに、この世界とかこの国って一夫一妻制なんですか?」


「そんなにしっかりとは決まっていません。ですが、羽振りの良い金回りのいい商人とか、貴族様なんかは一夫多妻、一妻多夫とかも有るって話は聞いたことがありますね。まぁ普通の夫婦は一夫一妻ですね。ただ今現在だいたい街の人数的には魔物との争いや戦争等で男の方の数がかなり少ないかな?」


「要は養える経済力や甲斐性の有るひとは、多く囲ってるって話らしいよ?」


「なるほどねー、まーここは皆が共同で生活する場所だから、他の団員が気分的に悪くなるような事は、なるべく止めてねって事でお願いしますよ?自分に言ってくれればカップルになった人達夫婦になった方達には親方衆のような、家族用の家も普通に準備するからね」


 その辺りは向こうの

 日本の江戸時代より

 前の時代の考え方

 と考えたら良いようだ。


 まぁ、明治→零和でも同じか

 金やら権力が有るひとは

 異性を引き付ける様だしな


 死が二人を分かつまでと

 誓いつつも

 不倫をしたり

 愛人を囲ったりする人って

 やはり向こうの世界にも

 居たもんな。


 不倫がバレたら開き直って

「不倫は文化」なんて

 言い出す馬鹿も居たもんな


 ーーー男子風呂sideーーー


「旦那~何でまたあんなことを?」


「いやまあ、仲間を信用していないって訳じゃないけど、人間ってついつい欲望に負けちゃって、我を忘れちゃう事ってやっぱりどうしても有るじゃない?念のためだよ?念のため。ここだって音が響いて、あそこは女風呂と繋がってる。ムラムラっと来る事って、まぁ誰でも有るわけじゃん?そういうときにある程度、抑止力になればなぁと思っただけだ。もう皆ともある程度仲良くなったと思うし、つまらない事で、気まずくなったり別れたくないしね。まぁちょっとした、ここでの皆がお互い、心地よく過ごすためのルールってとこかな」


「なるほどー。心配しなくても大丈夫ですよ?普通に働いてても、お酒を飲める日って少なかった。ここでは奴隷の身分でも毎日ほろ酔い程度なら飲めるし、料理は美味しいし。ここは絶対に離れたくないって、思っている奴がほとんどじゃないですかね?」


「それなら良いんだけどもね。まぁ俺はジョージさんのとこに塩を卸してるし、商業ギルドにも幾つか商品を出してるし、お金やお酒の心配はしなくても良いよ」


「ここの平穏な日々を今更放り出したら、悲惨だって分かっているよな。」


「まあな。他のご主人に使われる奴隷なんて、使い潰されるのが関の山だしな。」


「旦那がする予想外のことも、鍛冶屋としては眼が離せないし。あんな国宝級いやそれ以上の加工をする現場なんて、鍛冶屋冥利に尽きる。こんな村がこの国?この世界に他に有るのだろうか?」


「空を飛ぶなんて、今朝まで思っても居なかった事だもんな。」


 人間が空を翔ぶなんて

 文字どおり絵空事だったんだよな

 向こうの世界では

 ライト兄弟か?

 有名だったのは


 ーーー女風呂sideーーー


「ここは本当に良い所だよねー」


「だねー」


「でも一夫多妻?なら私にもチャンスが」


「あー、うんそうだねー。でも先ずはご主人様に名前を覚えて貰わないとねー?名前を覚えて貰ってご主人様の中で、フェンさんの存在を越えないとたぶん無理。」


「そうだねー」


「フェンさんも一途だもの、フェンさんを不幸せにするのは私はとても許せないわよ?ね?フェンさん」


「あ、ありがとうございます( 〃▽〃)」


「でも、ご主人様はエルダーヒューマン?って言ってたっけ?普通の人間の10倍の寿命が有るなら、私達も進化しないと共に一緒の人生?を歩く事も難しいのでは?それこそフェンさんみたいに魔族とか、エルフとかドワーフみたいな亜人でしか」


「ですねー。エルフにも色々種族が有りますからねーエルフの寿命が200年300年からって言ってたっけ。ハイエルフ?エルダーエルフならそれ以上って事になるかねぇ。」


「異種結婚ってなかなか聞いたこと無いけど、結婚するなら寿命は考慮や覚悟して結婚するんじゃないの?」


「まぁそうでしょうねぇ」


「でもさぁ、私たちが空を飛べるなんて思っても見なかったねー。それこそおとぎ話の精霊の話みたいだよ」


「ふわふわ浮かんだもんねー。」


「今日は寝られるかなぁ。まだドキドキしてるよ」


「私みたいな子持ちのおばさんでも、年甲斐もなく君たち乙女と同じようにドキドキしているもんね」


「この世界でどれくらいの人間が空を飛んだことが有るんだろうね」

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